ものすごいおなら攻撃（嘘）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豪雨の日

 

 

	たいへん強い低気圧が来ている。
	時折、「バケツをひっくり返したような」豪雨となる。
	川はさほど増水していないが、いつもの場所は水浸し。
	草刈りの作業が始まっているので、トラックが停めてある。
	二匹が出て来た。 が、雨がひどいので、トラックの下に入ってしまった。
	雨に濡れない隠れ家があるのに、なぜ出て来るのか、と言うと ――
	雨の日でも、腹は減るからである。
	猫たちはトラックの下から出ようとしない。 トラックの発車時に万一のことがあっては困るので、作業員さんに事情を話した。
	作業員さんは、おむのことをよく知っている、優しい方だった。