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名探偵ホおむズ 事件簿033 |
名探偵ホおむズは、日本の警視庁に応援を要請したのだった。 | |
もちろん、大怪盗アルセーヌ・ルパンを捜索・逮捕するためである。 ← アルセーヌ・ルパン |
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そしてこの日 ―― 警視庁からの助っ人が、遂にやってきた。 ブロロロォーーーッ |
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「むっ!?」 | |
キキーッ | |
バタム | |
「おお! あなたは!」 |
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「警視庁から参りました!」 | |
「警部! よく来てくれました!」 「ルパンの逮捕は私にお任せ下さい!」 |
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「しかし警部、あなた、いやに体が小さいですな?」 「い、いや、その……何しろ私は、缶コーヒーのオマケですからな」 |
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「しかし! 体が小さい方が、むしろ捜査には有利なのですよ」 | |
「なぜなら、どんな細い路地にでも、もぐり込めますから」 「捜査はお得意かもしれませんが……逮捕は、ご無理でしょう」 |
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「な、なぜです?」 「手錠も小さいからです」 |
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「え」 | |
「……」 | |
がくっ | |