警視庁からの助っ人

2011年08月20日 16時52分58秒 | B地点 おむ

 

 

名探偵ホおむズ 事件簿033

 
名探偵ホおむズは、日本の警視庁に応援を要請したのだった。
もちろん、大怪盗アルセーヌ・ルパンを捜索・逮捕するためである。

← アルセーヌ・ルパン
そしてこの日 ―― 警視庁からの助っ人が、遂にやってきた。

ブロロロォーーーッ
「むっ!?」
キキーッ
バタム

「おお! あなたは!」

「警視庁から参りました!」
「警部! よく来てくれました!」

「ルパンの逮捕は私にお任せ下さい!」
「しかし警部、あなた、いやに体が小さいですな?」

「い、いや、その……何しろ私は、缶コーヒーのオマケですからな」
「しかし! 体が小さい方が、むしろ捜査には有利なのですよ」

「なぜなら、どんな細い路地にでも、もぐり込めますから」

「捜査はお得意かもしれませんが……逮捕は、ご無理でしょう」
「な、なぜです?」

「手錠も小さいからです」
「え」
「……」
がくっ