土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

「ゆとり」を攻撃する愚かさと大きな誤解。

2012年03月10日 13時46分01秒 | Weblog
良い人生見えぬ・友人できない…死に急ぐ若者(読売新聞) - goo ニュース


■良い人生見えぬ・友人できない…死に急ぐ若者
(読売新聞 - 03月09日 14:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1944964&media_id=20

競争原理を最大重視した結果が
これだといつも思っている。

往々にして、「ゆとり教育」を攻撃し、
「ゆとり」世代は役に立たないなどと
批判をする人たちがいる。
しかし、
本来、批判するべきは、
文科省であり、地方自治体の教委であり、
なによりも、学校の教師であろう。

本来、
「ゆとり」を実感し、
『総合的な学習の時間』をきちんと学習していれば、
自死などという、最悪の方向性には
少なくとも求める若者は少なかったはず。

「ゆとり」が導入した時、
文部省の教科調査官は、
学校の教員の主体的な教科指導法と、
何よりも、多様な教材研究を認めていた。
その代表が、
『総合的な学習の時間』
しかし、

教科書や、指導書にしがみつく教師が、
自由で創造的な授業と、言われた時、
あまりにも、滑稽なほどに狼狽した。

そう、
彼らに、主体的なとか、自主的なとか、
創造性、想像的、
そういう、文化も感覚も、何も存在しなかったから。

だから、
せっかく、自由で豊かな時間を保証されたのに、
それを、
最悪、極悪の、

部活に充足してしまった。

何よりも、当時の選択授業さえ、
満足に、運営できなかった。

だから、

何でも、数字で、
何でも、上下で、
何でも、勝敗で、
何でも、強弱で、

分別するしかできない。
差別を最大の武器とした教育方法でしか、
子どもを、叱咤激励できなかった。

そこに、最大の理由がある。
そこに、何よりもの原因が存在する。

そして、
今の、学力テスト。
これにより、都道府県、市町村などでの
平均点の競争合戦がはじまり、
まさに、
この国にとって、
もっとも、世界のあらゆる教育先進国から、
最後尾の、発展途上国に成り下がったという、
そういう結論になろうとしている。

「ゆとり世代」を盲目的に攻撃する人たちが存在するが、

社会そのものを主権者として参加しているはずの、
その当事者が、
自分たちの社会そのものへの攻撃をしないで、
本人には原因も理由もない一部の人たちを攻撃して、
自己満足するという、

まるで、お茶の間、リビングでのテレビ画像の世界のように、
他力本願で言うのは、

あまりにも、滑稽でしかない。

「ゆとり」は、
誰もが求める人間的余裕であり、
豊かさでもある。

仕事にゆとり、
生活にゆとり、
人生にゆとり、

その、遊びににた多様性を、
完全に誤解しつくしたままで、
短絡的攻撃をするのだけは、
愚かとしかいえない。
コメント
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3月9日(金)のつぶやき

2012年03月10日 01時17分15秒 | Weblog
13:53 from gooBlog production
「学業」で終わらしていいのか?? 本当の原因は小泉純一郎から始まった。 blog.goo.ne.jp/orgel/e/4de394…

14:09 from gooBlog production
それでも「立法府」なんです。主権者が選んだ。 blog.goo.ne.jp/orgel/e/3a9558…

by kantate0210 on Twitter
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