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京の小袖~デザインにみる日本のエレガンス~

2011年12月11日 21時01分49秒 | アートな世界
ちょうど1週間前、12月2日の金曜日。
お友だちと待ち合わせて、仕事終わりで京都へ出没してきました。

先日、時間切れで行けなかった「京都文化博物館」の特別展へ。
http://blog.goo.ne.jp/optimism-n_n-/d/20111130

桃山時代~江戸時代の小袖のコレクション展です。

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_kosode.html

色といい、柄といい、技術といい、今では作ることができないような、
華やかですばらしい着物がいっぱい展示されていました。

これは、重要文化財の『束熨斗文様振袖(たばねのしもんようふりそで)』。
看板にも掲載されている、目玉展示です。

こんなん着たら、めちゃくちゃカッコイイよねぇ~~

『松鶴亀草花文様肩裾小袖(まつつるかめそうかもんようかたすそこそで)』。

こちらも、重要文化財の小袖です。
桃山時代のもので、たっぷりと施された刺繍が素晴らしいです。

『菊繋ぎ文様小袖(きくつなぎもんようこそで)』。 

江戸時代の小袖です。
こんな柄ゆき、よく考えたよねぇ。。。
今、こんなん作ろうと思ったら、どんだけ金かかるねん!?

『籠に萩と笹文様小袖(かごにはぎとささもんようこそで』

こちらも、江戸時代の小袖。

粋ですよねぇ~~
しかも、柄がすべて刺繍!
完成するのに、どれだけの歳月がかかったんだろ?

桃山時代~江戸時代にかけて変遷していった小袖の歴史を、
7つの章に分けて展示していたけど、
どれもこれも、ため息が出るくらいの美しさ。
デザインといい、構図といい、昔の職人さんは、本当に発想力が豊かというか、
おそらく、今みたいに情報が溢れていなかったからこと、
ここまで大胆にイマジネーションが働いたんだろうなぁ。。。

思いのほか、すばらしい展示でした!


でもって、ちょっと余談。。。

「京都文化博物館」の1階の休憩コーナーに、まゆまろくんがいました。

このまゆまろくん、漆喰で作られているんだって!

ちなみに、まゆまろくんは、『第26回国民文化祭・京都2011』の
マスコットキャラクター。
http://kokubunsai-kyoto2011.jp/character/index.html

いつまで展示されているのか分かんないけど、機会があったら見てみてちょ!


「京都文化博物館」
http://www.bunpaku.or.jp/index.html




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