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WBC・WBA世界ミニマム級王者統一戦

2012年06月20日 21時17分41秒 | ボクシング
日本史上初の団体王座統一戦。


WBC世界ミニマム級王者「井岡一翔」
      VS
WBA世界ミニマム級王者「八重樫東」

との世界統一戦。

12Rを闘い抜き、3-0の判定で井岡選手が日本人初の王座統一戦を制した。

さすがは王者同士の闘い。
最初から最後までどちらが勝つか分からない、いい試合だった。

気持ちのなかでは、ドロー判定で両王者の防衛にしてあげたかったくらい。

いまだ、心臓がドキドキしている。

両者のジャブから始まった序盤。
1Rで井岡が放った右ストレートによるものなのか、
早くも、2Rには八重樫の左まぶたが腫れている。



4R後の公開採点では、3者とも38-38のドロー。



5Rから両者の打ち合いが始まる。
前後の動きで攻める井岡に対し、左右の回転で翻弄させる八重樫。

左目に続き、右目も腫れ上がってきた八重樫。
ドクターチェックが行われるなか、それでも果敢に打ちに行く八重樫。



両者の打ち合いが続くなか、8Rが終了。
2度目の公開採点では、77-75で2者が井岡、もう1者は77-76で八重樫。

9Rに入り、距離を取って確実に当てていく作戦なのか、
井岡は距離をとりながらのアウトボクシングスタイルに変更。

10R以降は、両者の激しい打ち合い。
パンチスピードが衰えない八重樫に対し、ジャブの応酬で迎え撃つ井岡。



両者の王者としての意地のぶつかり合い。
打ち合う姿勢を崩さぬまま、
両者とも一歩も後に引かず、最終ラウンドが終了。

判定は、115-114、115-113、115-113の3-0で井岡の勝利。

日本史上初のWBC・WBA世界統一王者となった井岡は、
試合後のインタビューで、「この試合は通過点」と話した。

今回の統一戦。
統一戦の王者は、10日以内にどちらかの王座を返上する契約になっている。

井岡は両方の王座を返上し、階級を上げる可能性もあるのか。

そして、この試合の内容如何で、
さらなる統一戦が組まれる可能性も示唆されていたのだが、
今回の試合が素晴らしかったにことにより、
次は、WBA世界スーパーフェザー級王者「内山高志」と、
WBC世界スーパーフェザー級王座「粟生隆寛」との王者統一戦が組まれる
可能性も出てきた。

ボクシングがおもしろくなってきた!




「井岡一翔」
http://ameblo.jp/ioka-kazuto/
http://www.kazutoioka.com/

「井岡ボクシングジム」
http://www.ioka-boxing.com/

「八重樫東」
http://www.shunya-seri.com/yae/
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