大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

初めてのお楽しみ会(1年)

2022年10月31日 20時35分05秒 | Web

 小学生の頃にお楽しみ会というのをやった経験、記憶はありますでしょうか。私は教科学習についてはほとんど思い出せないのですが、このお楽しみ会についてはかろうじて記憶しています。ものまねを皆で披露し合ったり、椅子取りゲームや連想ゲーム、ハンカチ落とし、お絵描きリレーなどをしたり、皆で教室に飾り付けをしたり、賞状や賞品を作ったりしました。体育館や校庭で体育とは別に何かスポーツ大会のようなことをした記憶もおぼろげながらあります。今考えればお楽しみ会だったのだろうと思います。

 今の子どもたちにも学級の皆で室内レクや運動を楽しむ会、お楽しみ会の機会はあります。「学級活動」と言われている時間です。全学年に週1時間あります。もちろん、だからと言って、毎週お楽しみ会ができるということではありません。それは後ほど。

 
 さて、1年2組が記念すべき第1回お楽しみ会を行いました。先週金曜の5校時のこと、教室をのぞくと黒板に「ハロウィンパーティー おたのしみかい」と書かれてありました。数人の進行役の子たちが、他の皆が目を伏せている間に相談して何かを隠しているようでした(これはきっと宝探しゲームでしょう)、室内をぐるり見回すとあちこちにハロウィンの飾り付けがされていました。子どもたちが皆で楽しくこの会のために作っている姿も想像できました。
 
 ゲームが終わると別の数人が前に出て来て話し始めます。たぶん、総合司会のような役割の子たちだろうと思います。会を盛り上げようと手作りの仮装までしていました。
 
 毎週初めに担任が私に提出する1週間の授業計画を改めて見てみると、このお楽しみ会のために直近で2時間、話し合いと準備・練習の時間が計画されていました。「学級活動」の時間を使ってです。子どもたちが自分たちでどんな会にしようか考えを出し合い計画を決めて、準備をしてきたのでしょう。すべてを子どもたちに任せるとなると、とても2時間では済まないはずですから担任も要所要所で適切な指導をしたのだとは思います。それでも子どもたちにとってはきっと先生を頼らずに自分たちで協力して準備をしてたどり着き、やり遂げたという満足感が残ったのではないでしょうか。
 
 皆で1時間の会を楽しむために、4,5時間も準備に費やすなんてこともあり得ます。でも、それだからこそ、大きな満足感もあり、記憶にも残り、何よりも子どもたちの望ましい関係が築けるのだと思います。
 会の後、1年2組の子どもたちは「次は皆でクリスマスパーティーをしたい!」と意欲満々でした。
 
 学級活動の時間は週1時間ありますが、このように話し合いや準備も、その時間を使います。さらに学校生活における様々な目標づくりや、学級内の当番・係などの組織づくり、交通安全指導など多岐にわたる学習がこの学級活動の時間に計画的に行われます。ですから、お楽しみ会などを計画実施できる時間は毎週とはいかず子どもたちにとってとても貴重なのです。子どもたちが口にしていたクリスマスパーティー。約2ヶ月ありますから、なんとか実施できるといいなぁと思います。担任も子どもたちの願いを叶えられるよう時間のやりくりをしていくことと思います。
 
 ところで、同時刻に隣の1年1組でも同じように「お楽しみ会」をしていました。こちらはハロウィンではなく、「◯◯先生、立派な先生になってねの会」でした。先日からお伝えしてきた教育実習生の先生との最終日でした。数日前に担任が子どもたちに提案して、子どもたちが話し合い、会の内容を決めたようです。こちらも子どもたちが司会進行を務めて、実習生と一緒にゲームなどをして最後の時間を楽しんでいました。
 
 会の終盤に、実習生が子どもたち一人一人に手作りのプレゼントを手渡し挨拶を始めると、たまらず泣き出す子が1人2人。実習生も思わず涙をこらえていました。4週間の間に別れを惜しみ涙が溢れてくるまでの関係を築いていたのです。1組の子たちにとって実習生との最後のお楽しみ会であり、お別れのさみしい会でもありました。この会もきっと子どもたちの記憶に残ることでしょう。
 
【校長:菅原】

「おおやたおやじの会」結成と「だるま落とし」製作

2022年10月29日 22時04分30秒 | PTA
「おおやたおやじの会」は、大谷田小を更に応援する為、男性保護者や先生を中心とした有志メンバーにより、今年度新たに結成された組織です。
 
 
実はこの夏、おおやたおやじの会では、子供達に楽しんで貰う為のアトラクションを製作しました。
 
いよいよ11月27日のPTA環境浄化活動時、参加した子供達向けのお楽しみアトラクションとして、
おおやたおやじの会による「だるま落とし」を開催します。是非お楽しみに。
 
ここでは、おおやたおやじの会の発足と、だるま落としアトラクション製作の様子をあわせてご紹介します。
(PTA会長 三枝孝次)
 
6月の第一回結成会合の様子。お互いの自己紹介とざっくばらんな活動内容のアイデアだし。
 
 
この日は、(予め全校に案内した発足のお知らせに)賛同頂いた有志男性保護者、校長先生そしてPTA会長あわせて8人のメンバーが参加しました。
 
 
 
そして、7月の第2回会合。メンバー全員で、だるま落としアトラクションの製作を行いました。
 
 
 
材料は段ボールと折り紙等。まずは段ボールを切り貼り、
 
そして組み立てていきます。
 
 
 



製作時間は大人8人で3時間半。
 
 
 
とうとう完成!
 
 
 
おおやたおやじの会メンバーである校長先生による試し打ち。
 
 
 
上手く打ち抜くのはなかなかの難易度です。
 
 
 

「だるま落とし」、11/27環境浄化活動に参加する子供達は、ぜひ楽しみにチャレンジしてみて下さい。
 


おおやたおやじの会の会員は随時募集中です。活動に関心あるパパさんは、PTA会長又は校長先生まで遠慮なくご連絡下さい!
 
(PTA会長 三枝孝次)

今週の給食19(10/24〜)

2022年10月28日 23時06分18秒 | Web

 今週の給食を紹介します。

10月24日(月) 

さんまのかば焼き丼、アーモンド和え、けんちん汁、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、さんまにはタンパク質や、鉄分、カルシウム、ビタミンなどが含まれています。鉄分は貧血防止に、カルシウムは骨や歯の健康に欠かせない成分なので、成長期のみなさんにはぜひしっかり食べてもらいたいです。揚げて、あまじょっぱいタレをかけて食べやすくしています。 

 

10月25日(火) 

コシヒカリごはん、鮭の照り焼き、ハリハリ漬け、のっぺい汁、牛乳」 

栄養士からのお便りでは…今日のごはんは“コシヒカリ”です。毎年この時期に足立区全校が新潟県魚沼市からおいしいお米を送ってもらっています。動画をみて、魚沼市やコシヒカリのお米について学んで、おいしくいただきましょう。今日もお皿にお米の粒が残らないように意識しましょう。 

 

10月26日(水) 

ジャージャー麺、スパイシーポテト、たまご入りワンタンスープ、牛乳 

栄養士からのお便りでは、、、ジャージャー麺に入っているひき肉は豚肉ですが、いつもと違い、今日は豚レバーをひき肉にしたものを少し混ぜて使っています。言われないと分からないくらい、レバー特有のにおいがしないよう調理しています。鉄分は大事な栄養素です。給食では不足しがちな栄養素をとってもらえるよう工夫しています。 

 

10月27日(木) 

きんぴらドッグ、ポトフ、ツナサラダ、みかん、牛乳 

栄養士からのお便りでは、、、、果物や野菜のほとんどは水分ですが、ビタミンと食物繊維は多く含まれています。みかんはイメージどおりビタミンCが多いです。1日2個食べただけで、大人の1日のビタミン摂取量に達します。冬になるとついつい一度にたくさん食べてしまいがちですが、ほどほどにしましょう。 

 

10月28日(金) 

和風きのこピラフ、白菜のスープ、はらぺこあおむしのカップケーキ、牛乳 

栄養士からのお便りでは…きのこは栄養が豊富です。体を作るのに重要なたんぱく質、歯や骨を作るカルシウムとリン、体を動かす時に必要なエネルギーをたんぱく質から変えるビタミンBなど、様々な成分がとれる食材です。そしてはらぺこあおむしの絵本に出てくるカップケーキを作りました。 

 今週もごちそうさまでした。

 【校長:菅原】


10月27日 トリプルブッキング

2022年10月28日 21時08分37秒 | Web

 昨日27日の午前中は特別な授業が重なりました。正直、体が3つあったらと思いました。

 まず1つは大谷田小になんと「五つ星お米マイスター」をお呼びし、5年生に授業をしていただきました。マイスターとは巨匠、つまり、お米博士。五つ星マイスターの資格を持つのは全国でも2百人あまり、足立区内にはわずか3人しかいない、それはそれは貴重な授業でした。
 
 マイスターはお米に関して次のような研究をしている博士です。
● 全国の田んぼから美味しいお米を探すこと
● お米の品質を見極めること
● お米の特長を活かした精米技法やブレンド技術のこと
● 鮮度を保つ保管方法のこと
● 美味しい“ごはん”の炊き方のこと
その知識を商品づくりに活かし、人々に伝えていくことに努めている。のだそうです。
 
 じつは「五つ星お米マイスター」ですが、大谷田小の給食に出されている白米を毎回ブレンドして納品している方でもあり、さらになんと大谷田小の卒業生でもありました。驚きでした。つい先日、給食ではご飯のロスが極めて少ないことをお伝えしたばかりでしたが、大谷田小のご飯はマイスターによるものだったのです。
 
 年度当初の計画ではなかった授業なのですが、今年度バケツで稲を育ててきた5年生の子どもたちから「マイスターの授業はないんですか?」と担任にリクエストがあったと聞きました。コロナ以前は、授業をしていただいていましたので、兄姉から話を聞いた子たちがいたのでしょう。年度途中の急なお願いにもかかわらず、来ていただけることになり実現しました。
 
 本来であれば2時間くらいの内容をご無理を言って1時間にギュッとしぼっていただきました。今回は5年社会科の日本の産業「米づくり」の学習でしたが、6年生の歴史や家庭科の授業としても多くの学校を訪問しているそうで、今後も要請さえあれば来ていただけるそうです。しかもなんと有難いことに無償、ボランティアです。
 
 特別な授業の2つ目です。同時刻、4年生はなるなる農園へ出かけていました。5月に苗の植え付けを行ったさつまいもが大きく生長し収穫の時期を迎えていました。前回同様に農園ボランティアの皆さんのご協力により、うれしい収穫体験となりました。
 
 思えば今夏も恐ろしいほどの猛暑が連日続いていました。校庭で活動することすら危険で控えていましたので、4年生は農園が気になりながらも、自分たちで一度くらいは草取りに出かけたいと思いながらも、中川公園へ出かけることができませんでした。そんな中、ボランティアの皆さんは、子どもたちが笑顔で秋の収穫を迎えられるように畑の管理、さつまいものお世話を続けてくださいました。大変なご苦労と大谷田小の子どもたちを思う熱き心に、言葉では言い尽くせない有り難さを感じます。
 
 現地へ行った担任と副校長から、子どもたちがとにかく大喜びで活動できたことや、収穫量に若干の差があったために、友達同士で分け合う微笑ましい様子であったことを聞きました。
 
 そして、これもまた、先の2つと同時刻、1年1組では教育実習生による算数の研究授業が行われていました。「12−9」という繰り下がりのある引き算を解決していく学習でした。大学の先生をはじめ、入れ替わり立ち替わりに校内の先生が教室に入って参観していましたが、1年1組の子どもたちは大変に集中して学習に取り組んでいました。
 
 実習生にとっては4週間の集大成の研究授業で、小さな子どもたちがそのことを分かっていて頑張っている、応援している、そんなふうに見えました。私も実は出たり入ったりでした。5年生のマイスターの授業もあったので行ったり来たりしていました。
 
 そんな中で感心した1つに、互いの考えを伝え合う場面がありました。「12−9」をどのように計算したらよいのかを隣席の友達同士で伝え合っていました。これは1年生にとって、にわかにできることではありません。担任が様々な授業で繰り返してきた学習形態、方法だろうと思いました。実習生はかなり苦労していましたが、なんとか10のかたまりから9を引くところへ、子どもたちを導いていきました。
 
 【校長:菅原】

スマホ・ケータイ安全教室(3,4年)

2022年10月26日 20時45分02秒 | Web

 今週の月曜日、全校朝会がいつものようにあると思い、私は「自分とたたかう」というテーマで話そうと準備していました。以前は全校朝会と言えば全員が集まって行っていましたが、コロナ感染が起きて以降は予防対策として一堂に介さずにオンラインで行うようになりました。朝会で話すのは私と、週の生活目標を伝える教員くらいですから、皆がマスクをしているので今は何とか集まってできなくもありません。しかし、大谷田小では集まらずにオンラインで行っています。理由は月曜日の1校時の授業を時間どおりにスムーズに始めるためです。全校での移動は、混雑回避を考慮するとなると、それ相応の時間を要しますので、1校時の始まりが遅れてしまいます。週初めから時間にルーズにはしたくありませんし、子どもたちを急かすようなこともしたくありません。

 そんなわけで子どもたちにとって、朝会は教室で。校長講話は大型ディスプレイを見ながら聞くことが日常になっています。
 さて、いつものようにタブレットに向かって子どもたちに「自分とたたかう」ことについて話そうとしたところ、職員からこの日はメンテナンスのためにタブレットが使えないことを知らされました。聞き手の子どもたちはモニターに映る私の表情や身
振り手振り、テロップ文字を見ながら聞くことが当たり前になっていましたが、この日はスピーカーから聞こえる私の声(音声)のみで内容を聞き取らなくてはならなくなりました。普段でも果たして講話の中身が子どもたちに届いただろうか心配な私にとっては、つらいスタートでした。
 
 今日26日は3,4年生のセーフティ教室がありました。docomoさんの教育プログラム「スマホ、ケータイ安全教室」にご協力いただきました。
 ご存知のとおり、今日スマホ・ケータイは私たちの日常生活には欠かせない便利な道具である一方、深刻な事件やトラブル、健康被害にもつながる危険性を合わせ持っています。まだ十分な危険回避能力を身に付けていない子どもたちがこれらの被害に遭わないための学習でした。
 
 今回はdocomoさんの講師の方が3,4年生3クラスにオンラインで授業をしてくれました。
 文字やスタンプだけのSNSのやり取りで意思疎通が上手くいかず、すれ違い、トラブルに発展してしまったケースを映像で見て、どうしたらトラブルを回避できたのか考えました。
 また、SNSで知り合った相手を信用してよいのか。何気なく行うやり取りの中で様々な個人情報を相手に伝えてしまう恐さがあることを知りました。
 
 オンラインゲームによって友達との関係を悪くしてしまったり多額の請求を受けることになってしまったりする恐ろしい事例も紹介され、どうすれば良いのかも考えました。
 
 オンライン授業とは言え、ワークシートを用いて要所要所で子どもたちが自分の考えをアウトプットしたり、講師の発問にジェスチャーで応答したりしながら、双方向でのやり取りのある学習でした。一人一人が自分事として、今後どう気をつけていくと良いのかを真剣に考えるセーフティ教室でした。保護者の皆さんにも参観していただき、子どもたちと一緒に考えていただきたい内容でした。
 
 3,4年生の中にはすでに自分のスマホを持っている子もいると思います。近い将来、手にする子もいるでしょう。便利であると同時に危険リスクのあることを充分に考慮してお子さんの安全を各家庭で守っていただきたいと思います。ぜひ、今日の学習内容を親子で話題にして共有していただけたらと思います。
 
【校長:菅原】
 
 
 

令和4年 コシヒカリ給食

2022年10月25日 23時06分13秒 | Web

 今朝の通勤時、学校にほど近い交差点でたまたま中1の子に会い、声をかけました。もちろん顔も名前も知っている大谷田小の卒業生です。1週間近く前に大きな荷物を背負って同じ交差点で会って以来でしたので、「魚沼はどうでしたか?」と尋ねてみました。先週の水木金の3日間、中1の子たちは魚沼自然教室だったのです。楽しく皆で過ごせたことや、どんな活動をしたのかを教えてもらいました。

 
 さて、ちょっと出来過ぎのような展開ですが、今日はなんと「魚沼産コシヒカリ給食の日」でした。区立中学校の生徒たちが魚沼自然教室の際に田植えや稲刈り体験をし、その魚沼産のお米が区内の全学校に提供されるというのが「魚沼産コシヒカリ給食」です。
 
 
 
 今日はまさにそんな日だったのです。お米のおいしさを子どもたちに十分に感じてもらおうと、白米に、サケの照り焼き、のっぺい汁という和食メニューでした。
 
 私的には意外なのですが、そもそも給食では混ぜご飯よりも、ただの白米の方が子どもたちには人気です。しかもおかずと交互に食べるのではなく、白米だけを食べる子がじつに多いのです。
 教室を回ってみますと、特別なコシヒカリの日ということも合わさって、おかずよりもまずは白米を平らげている子が多くいました。
 
 ちなみに今日の残菜量ですが、コシヒカリについては11学級中、ゼロが7学級でした。残った4学級の残量は合計してもわずか140gでした。これは3,4年生の一人分でしかありません。食品ロスの少なさに感心します。コシヒカリではない、普段でも残1kgはないのが大谷田小の実状です。念のために言うと低中高で標準量はありますが、個人差もありますので一人一人が食べられそうな量を申告し、かつ食べ切ることを強要はしていません。
 
 ところで、今日は10月とは思えない寒い1日でした。通勤時は今季初めて私はコートを着て来ましたが、いつもの校門前での朝の挨拶に立った時にはコートは脱いでいました。子どもたちからは、「校長先生、寒くないですか?」と心配する言葉をかけてもらいました。「寒いです。でも大丈夫です!」と返しました。たしかに風も強くて寒い1日でしたが、子どもたちは寒さに負けずに元気に体育も外遊びもしていました。
 
【校長:菅原】

10月 教育実習

2022年10月24日 21時15分29秒 | Web

 10月3日から今年度3人目となる教育実習生が大谷田小で4週間の実習を行っています。1年1組をメインにしながら、これまで各学年の授業を参観したり、各教員から講話を受けたりしてきました。3週目の先週からは1年主任の指導のもとで実際に授業も始めたところです。


 今日24日の1,2校時に実習生が生活科の授業を行うというので観察しました。先週、子どもたちが中川公園で拾い集めてきたどんぐりや落ち葉を使って絵を描いてみようという活動でした。
 
 授業がうまくいくかどうかは準備にかかっていると私たち教員の中ではよく言われています。実習生の今日の授業に向けた準備はなかなかのものでした。
 まず、今日の活動を伝えた後に事前に自身で描いた絵を子どもたちに見せたのです。サッと提示してしまうのではなく、おそらく意図的に少しだけ間をとりました。どんな絵だろうかと子どもたちのワクワク感が高まりました。黒板に絵を貼った途端に子どもたちは大歓声です。完全につかみはオッケーでした。これは子どもたちが夢中になって楽しく活動するだろうと確信しました。
 
 1枚だけかと思った実習生の試作品はまだありました。2枚目は3匹のコブタでした。子どもたちの反応は先ほど以上でした。1年生は音楽の学習で「3匹のコブタ」を歌っています。それも考慮しての試作でした。正直感心しました。さらに3枚目、今度は動物ではなく、「どんぐりの木」を描いたものでした。3枚目により、子どもたちの描く世界が動物だけでなく広がったのではないかと思います。
 
 子どもたちの意欲はもう充分でした。制作の際に机を汚さないように新聞紙が配られたところでなぜか画用紙がないことが判明し担任があわてて1階まで取りに行きました。待ち時間になってしまうのかと思った次の瞬間、実習生は子どもたちに、「どんなを絵を描きたいですか?」と発問。たくさんの手が上がり、一人ずつ発表していきました。家、花畑、竜、キツネ、ゴジラ、パンダ、バラの花など。どうしようかと迷っていた子には大いに参考になったのではないかと思いました。画用紙の準備がなかったことには驚きでしたが、この咄嗟の対応は素晴らしいと思いました。
 
 無事に画用紙も配られ、子どもたちは材料の中からイメージに合う物を選び、さっそく描いていきました。中には、手にした材料の形などからひらめいて描いた子もいたことでしょう。実習生は子どもたち一人一人の席を回りながら感嘆と共感の言葉をかけていました。これもまた感心です。
 
 3週間、子どもたちに熱心に関わりながら子どもたちを理解し、1学年の主任をはじめ、大谷田小の先生たちから指導方法をみっちりと学んできたことがよく分かる授業でした。
 
 ちなみに、実習生は6年生の連合運動会に向けた練習にも、走り幅跳びを担当して、指導にあたりました。2度その様子を見ましたが、幅跳びグループの子どもたちの学び合いを促し、励ましていて、子どもたちは生き生きと活動していました。
 
【校長:菅原】
 

 


令和4年度PTA学年対抗卓球大会

2022年10月22日 22時57分18秒 | PTA

10月15日(土)、PTA学年対抗卓球大会が3年ぶりに開催されました。当日は先生12名を含め選手としてPTA会員総勢50名余りが参加。

各学年毎に結成された6つのチームが、楽しく、親睦を深めながら、優勝を目指しました。当日の様子をお伝えします。

(PTA会長 三枝孝次)


会場準備の様子(卓球同好会と本部役員、成人教育部が行います)



受付の様子。土曜日の午後、体育館に続々と参加者が集まります。
いよいよ開会式が始まります。

PTA会長の開会挨拶


校長先生のお話


卓球同好会によるルール説明

準備体操

ケガをしないように念入りに行います。
今年の新アイデア、2Fギャラリーから撮った開会式での全体集合写真。皆さん気合い十分です!
いよいよ試合開始です。試合開始前に円陣を組む6年生チーム

試合風景(2年VS6年)


試合風景(1年生VS3年生)

試合風景(1年生VS5年生)


試合風景(6年生VS4年生)


保護者と先生を応援する子供達

校長先生も1年生チームに混じり活躍しました。

6学年を3学年づつ二つに分けた予選リーグでは、1•3•5年生チームの中から、5年生が1位。
そして2・4・6年生チームの中から、4年生チームが1位、という結果になりました。

決勝戦(5年VS4年)、いよいよ開始です。

優勝を目指した戦い。

白熱した熱戦が展開されました。(結果は閉会式写真で)
試合終了後、卓球同好会によるエキシビジョン (閉会式の準備・賞状が出来上がる迄のつなぎです)

閉会式、PTA会長講評
優勝は5年生チーム!5年生チームに優勝カップが渡されました。

続いてチーム全員に一人一人のお名前入りの賞状をお渡ししました。


準優勝の4年生チームにも全員に賞状が渡されました。
副校長先生の終わりの挨拶

再び集合写真(皆さんリラックスした良い表情です)

優勝した5年生チーム。おめでとうございます。

準優勝の4年生チーム。おめでとうございます。
会場設営と試合運営•審判を行った、OBを含めた卓球同好会の皆さん。大変お疲れ様でした!

卓球同好会の現役メンバーの皆さん。卓球同好会は、現在メンバー大募集中、初心者大歓迎です。興味ある方は本部役員迄ご連絡下さい!
久し振りの完全な学年対抗戦、やはり盛り上がります。先生も保護者も、この日は全てを忘れスポーツに熱中する姿は素晴らしかったです。
参加された皆さん、大変お疲れ様でした!
(PTA会長 三枝孝次)

今週の給食18(10/17〜)

2022年10月22日 13時31分12秒 | Web

10月17日(月) 

ごはん、揚げぎょうざ、春雨サラダ、中華スープ、牛乳 

 栄養士のお便りより…今日は“けんかのきもち”という本より、ぎょうざ(揚げぎょうざ)を作りました。ひき肉やキャベツ、ニラなどの具を炒めてから1つ1つ皮で包み、パリッと揚げています。350個以上を給食室で手作りしています。お皿も食缶もきれいにして返せるようにしましょう。 

10月18日(火) 

ミルクパン、チーズオムレツ、ごまドレサラダ、パンプキンポタージュ、牛乳 

 栄養士のお便りより…パンプキンポタージュは野菜を炒めてから、やわらかくなるまでよく煮込み、ミキサーにかけ、再度鍋に入れて味付けをしています。かぼちゃには、粘膜という体の中にあるウイルスなどから体を守ってくれる“膜”の乾燥を防いでくれる、ビタミンAが含まれています。 

10月19日(水) 

ごはん、小魚の南蛮漬け、切干大根の野菜和え、吉野汁、牛乳 

 栄養士のお便りより…きびなごには免疫力を高めたり、疲れた体を回復する効果があります。授業でタブレットを使う機会が増えましたね。さらに家でゲームやスマートフォンを夜遅くまで見ていませんか?体だけでなく脳も疲れている人が多いように感じます。よく食べよく寝て、体を大事にしましょう。 

 

10月20日(木) 

ごはん、和風豆腐ハンバーグ、ごま和え、みそ汁、牛乳 

 栄養士のお便りより。和風豆腐ハンバーグには大根おろしの入ったタレをかけています。大根おろしには胃腸の働きをサポートしたり、免疫力を高めてカゼや病気になりにくくする効果があります。給食では大根の皮をむいていますが、すりおろすので家では皮つきのままでも栄養がより取れていいですね。 

10月21日(金) 

マーボー丼、もやしスープ、柿、牛乳 

 栄養士のお便りより…今日は6年生の連合運動会の日です。練習してきた成果を発揮できるよう応援しましょう!今日のマーボー丼はひき肉だけでなく、タンパク質がとれるよう大豆をみじん切りにして入れています。また、辛みで冷えた体を内側から温められるようトウバンジャンで味付けしています。 

 今週もごちそうさまでした。【校長:菅原】


令和4年連合運動会#3(6年)

2022年10月22日 13時27分30秒 | Web

 21日、3年ぶりに6ブロックの7校による連合運動会(陸上競技の記録会)が開催されました。綾瀬小学校の校庭に500人を超える6年生が集まりました。子どもたちの気持ちと担任はじめ7校の全教員の気持ちは同じです。とにかく実施できて本当に良かった!その一言です。

 
 大谷田小では先月下旬から約4週間、この日に向けて練習してきました。かつては朝練や放課後練などをびっしり組んで臨んでいましたが、今は様々な事情により体育の時間に集中して行うのみという学校がほとんどです。本校もそうでした。ただ体育の授業で行うとなると授業中ですから教員の手は担任だけとなってしまいます。2学級しかない本校にとっては5種目の練習を同時に平行して行うのは安全面で少々不安でした。そこで担任が練習日程を組む際、できるだけ6時間目になるよう調整にまわりました。5時間で下校する学年の担任や専科教員が練習に駆けつけることができるからでした。
 実際、私も2回ほど何か手伝えるかと思い、校庭や体育館へ行ってみました。体育館に2人、校庭には担任を含めて5人の教員が指導にあたっていて、その中で子どもたちは力一杯練習に励んでいました。一方、天気は必ずしも当日のように味方はしてくれませんでした。雨天も多く、私の記憶では少なくとも2回は体育館での基礎練しかできない日がありました。また寒暖差も大きく体調を崩してしまう子もいました。このように道は決して平坦ではありませんでした。それでも、今年は連合という名のとおり7校が集まり記録会ができることを皆で喜び信じて、一人一人が自己記録更新を目指して取り組んできました。
 
 綾瀬小へ向かって学校を出発する6年生はとてもリラックスしていました。「行って来ま〜す!」と校舎に向かって元気に声を上げ大きく手を振っていました。朝の集会で全校児童から激励を受けていましたので(姿は見えませんが)教室で学習中の下級生や先生方に決意と感謝の気持ちが自然と出たのだろうと思いました。
 
 会場に着き他6校を目にするとさすがに緊張感が高まっていく様子がうかがえました。個人的にスポーツをしていて大会などの出場経験のある子を除けば、多くの子どもたちにとっては、入学以来、学校生活では決して経験することのない特別な雰囲気です。緊張や不安も無理ないことでしょう。他校の知り合いや役員として来ている大谷田小の先生を見つけると安心したように(自身を安心させようと)手を振っていました。
 
 開会式では綾瀬小と東綾瀬小の児童が代表で思いを述べました。こうした場での大役で競技以上に緊張したと思いますが2人とも大変立派な挨拶でした。7校の子どもたちからも自然と大きな拍手が起きました。
 
 さて競技ですが、まず3種目が同時にスタートしました。走り幅跳びは校庭隅にある砂場で、ハードル走は校庭トラックで、走り高跳びは体育館でした。応援席に待機する子どもたちからよく見えるのはトラックでのハードル走なので、各校とも仲間の応援を一生懸命にしていました。これも連合ならではの風景でした。
 コバルトブルー(東綾瀬)、スカイブルー(東加平)、黄(長門)、ミントグリーン(綾瀬)、緑(東渕江)、深紅(北三谷)の中に、大谷田小の紺色&白ラインのユニフォームを探しながら私も見て回りました。
 
 校庭隅の幅跳びエリアへ行ってみると予想以上の緊張感でした。踏切板まで助走していく20mの両側に同じ種目の子どもたちがずらり列になって待機しているのです。左右からたくさんの視線を浴びながら一人ずつ跳躍していきます。トラック種目と違いすぐ横ですから、これは相当な圧だろうと思いました。
 
 体育館の高跳びの様子を見ました。当然ですが、選手と教員だけですから声援もなく静まり返り、校庭とは全く違う緊張感がありました。しかもこの種目はバーが残るか落ちるか、その場で明暗がはっきりしてしまう種目でもあります。子どもたちの集中の妨げにならないようにと、移動や立ち位置にも大変配慮しました。当初、この種目も校庭で行う案がありました。高跳びだけ別会場というのはどうだろうかと。仲間の技を見ることもできず、仲間からの声援を受けることもありませんので。しかし、最終的に、校長と役員が会場となる校庭で実際に採寸して場を作ってみて、安全を優先し体育館で行うこととなりました。
 
 トラックではその後、100m走、女子800m走、男子1000m走と続きました。事前に各校が子どもたちのタイムを申告し走力の近い子たちでレースも組まれていましたので、どのレースでも競い合う様子が見られました。タイムレースであり勝ち負けではないのですが、共に走る相手がいるから必死です。結果として好記録にもつながったのではないかと思います。もちろん緊張のあまり力が入り過ぎてしまって普段の力が出せなかったという子もいたと思います。ひょっとするとその方が多いのかもしれません。しかし、そうしたことも大事な経験として今後に生かしていくことでしょう。プロ野球4球団で監督を務めた野村克也さんの名言に「失敗と書いて成長と読む」というのがありますが、子どもたちの今に失敗はありません。あるのは成長だけですから。
 
 5つの個人種目が終わり、全員が応援席に戻ったところで唯一の団体戦、リレーが始まりました。トラックは6コースまでしかないため7校7チームが3チームと4チームに分かれてのレースとなりました。女子は長門小、綾瀬小、大谷田小の3チームで、男子は東加平小、綾瀬小、東渕江小、大谷田小の4チームで対戦しました。
 
 コースアウト(失格)しないギリギリ内側を走り、バトンテイクもゾーンをギリギリまで生かして(ラインを出てしまったらやはり失格ですので)少しでも速度を落とさないように皆チャレンジしていました。さすが各校代表の6人ですから迫力ある試合でした。大谷田小の結果は男女とも3位入賞はできませんでしたが、バトンミスのないチームワークで最後まであきらめずに全力で走り抜きました。思わず胸が熱くなりました。
 
 今回、6年生の安全対策のために役員以外の教員は会場に入ることができませんでした。各校の役員のみで運営されましたので、その分、会場校である綾瀬小学校の先生方には多大なご協力をいただきました。無事にこの会を終えることができたことを深く感謝いたします。
 
 また、保護者の皆さんには綾瀬小周辺の歩道や歩道橋での参観も控えていただくよう事前にお願いしました。皆さんのご理解・ご協力により会場校近隣の方にご迷惑をかけずに、トラブルもなく会を運営することができました。感謝いたします。ありがとうございました。
 
【校長:菅原】