大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

連合音楽会(5年)

2022年11月30日 19時32分19秒 | Web

 今日は3年ぶりに開催された連合音楽会のことを紹介します。この会は足立区教育委員会と、区内の小学校教員で組織される教育研究会音楽部の共催で、コロナ前は毎年行われてきました。ただし、区内に小学校は68校と多いため、すべての小学校が毎年参加できるわけではありません。今回は大谷田小に出番が回ってきて、学校代表として5年生の出演を決めました。 誰もが経験できるわけではない貴重な機会を今回5年生は経験することになりました。

 今日11月30日の午後の部では区内小学校6校が集まり、大谷田小5年生が開会式の児童代表の挨拶と、トップバッターの演奏を披露しました。曲目は「世界に一つだけの花(斉唱)」と、「彼こそが海賊(合奏)」でした。

 5年生はすでに中学年の頃から「合唱」(ソプラノとアルトのパートに分かれて歌うこと)を学習してきていますが、今回の歌唱はパートを分けずに「斉唱」でした。変声期を迎え始めている子にとっては、じつは合唱以上に難しかったのではないかと思います。音楽専科教員の話では、いくつか用意した曲の中から子どもたちがこの歌を選んだそうです。ピアノ伴奏も今回は子どもが行いました。子どもたちの澄んだ歌声がきれいに優しくそろい、1階最後方にいる私にもしっかり届きうっとりしました。 

 合奏の方は映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲でもある「彼こそが海賊」です。5年生は先日の学習発表会でも海賊を演じました。先に連合音楽会の曲が決まり、ならば海賊でそろえようと「われらの船長」が採用されたとか…。学習が順調に進むようであれば、学習発表会でも合奏の一部を披露するなどのコラボレーションも意図していたそうです。 

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」1作目の「呪われた海賊」から「最後の海賊」までの5作を映画館で見ていた私には演奏が始まった途端にもうゾクゾクしてきました。さすが5年生だなあと感心した1つに楽器の多さがあります。ピアノ、アコーディオン、電子ピアノ、バスキーボード、マリンバ、鉄琴、グロッケン、ティンパニー、ドラムセット、大太鼓、ボンゴ、リコーダー、鍵盤ハーモニカ等、なんと13種類以上です。これらの音が入れ替わりながら、重なりながら、メロディを奏で、リズムを刻み、1つの音楽になっていきます。昨日の学校体育館での最終リハーサルも素晴らしかったのですが、今日は特別な西新井文化センターのホールでもありましたので、さらに迫力ある演奏に聞こえました。 

 10月初旬、休み時間になると、音楽室に向かう5年生が何人もいました。もちろん楽器の練習をするためです。ちょうど連合音楽会に向けた学習が始まった頃で、この休み時間の自主練シーン、子どもたちが一生懸命に取り組む様子を私は何度か目にしていました。鋸南自然教室が終わり、この2ヶ月間の道のりを振り返えると、子どもたち、担任、音楽専科教員の努力、頑張りを心より称えたい気持ちになります。

 今日、無事に本番を終えたわけですが、じつはまだ続きます。5年生は、この後、全校の子どもたちと先生方、そして家族に聞いてもらうために、あと2回、本番を行います。ご家族の皆さんはこの週末をどうぞ楽しみにしていてください。

 ところで、ここに上げている写真ですが、校内での最終リハーサルの時のものです。全校児童に発表する日にあいにく校外学習のために留守になる4年生にリハ演奏を聴いてもらいました。また、今日の西新井文化センターの様子も写真に載せたかったのですが、残念ながら撮影禁止だったためにかないませんでした。

 【校長:菅原】


【祝!】日本PTA全国協議会表彰式で優良PTA文部科学大臣表彰を受賞

2022年11月28日 00時33分55秒 | PTA

令和4年11月18日(金)、日本PTA全国協議会の年次表彰式がホテルニューオータニ東京にて行われました。大谷田小PTAは、全国の数多くのPTA団体の中から、栄えある令和4年度「優良PTA文部科学大臣表彰」を受賞しました。当日の模様をお伝えします。

(PTA会長 三枝孝次)

 


表彰式会場は、ホテルニューオータニ東京、鶴の間です。
 
 
 
 
受付風景。北海道から沖縄迄、全国各地から大臣表彰を受賞したPTAが出席します。
 
 
 
 
会場正面玄関にて1
 
 
 
 
会場正面玄関にて2
大谷田小PTAからは、代表者としてPTA会長、同伴者として副会長•会計の3名で表彰式に出席しました。
 
 
 
  
永岡文科相、高橋参議院文教科学委員会委員長ほか、多くの来賓が出席。
 
 
 

永岡文部科学大臣による祝辞
 
 
 

大谷田小PTAは、指名により、東京都受賞6団体(小学3校中学3校)の代表として登壇し、文部科学省から大臣表彰状を頂きました。
 
 
 

表彰状を頂き、後刻、登壇上にて。
 
 
 

会場風景1
 
 
 

会場風景2
 
 
 

会場風景3
 
 
 

会場風景4
 
 
 

優良PTA団体表彰状。国立印刷局による印刷、実物はB3サイズ以上とかなり大きく、近くで見ると「文部科学省」の透かしが入っています。
今後、学校1階会議室と校長室の間に飾って頂く予定ですので是非ご覧下さい。
 
 
 
東京都で優良PTA文部科学大臣表彰を受賞したのは、東京都約1300の小学校のなかで僅か3校のみです。
 

大谷田小PTA活動事例。今後、文科省HP等にも掲載される予定とのことです。
 
大谷田小PTAは、昨年度コロナ禍において様々な制限がある中でも、「パッと(P)、楽しく(T)、明るく(A)」をスローガンに、①工夫しながら、出来る範囲で、自校独自の新たな取組みや活動を行ったこと、②それら工夫したPTA活動を継続的、積極的に発信したこと等、が評価され、今回の受賞となりました。
 
この受賞は、全てのPTA会員の皆さんの日頃の活動の成果です。そしてそれを温かく見守って頂いている地域・歴代PTA関係者の皆様のご支援にも感謝の気持ちで一杯です。
大谷田小PTAの皆さん、関係者の皆さん、誠におめでとうございます!
 
(PTA会長 三枝孝次)

給食23(11/19〜)

2022年11月25日 21時24分24秒 | Web

 先週末から今週の給食を紹介します。

11月19日(土) 

ハヤシライス、ごまドレサラダ、オレンジサイダーゼリー、牛乳 

 栄養士からのお便りでは…、みなさん、学習発表会お疲れ様でした!練習以上の力を発揮できましたか? さて、今日の給食はハヤシライスです。ハヤシライスは日本で明治時代に“林さん”というシェフが考えた料理といわれています。疲労回復効果のある玉ねぎをたっぷり使って作っています。 

 

11月22日(火) 

やきそば、ししゃものいそべ揚げ、わさび和え、牛乳 

 栄養士からのお便りでは…、やきそばは名前に“そば”とつきますが、そばの麺を使うわけではなく中華麺を使用します。中国の“チャオメン(漢字にすると「炒めた麺」)”がやきそばになったといわれています。もともとソース味のやきそばはなく、戦後安く手に入るキャベツを使ったところ水分がでて味付けが薄まったのでソースを使い始めたそうです。 

11月24日(木) 

ビスキュイパン、カレーポテト、キャベツとコーンのスープ、牛乳 

 栄養士からのお便りでは…、ビスキュイパンの「ビスキュイ」とは、ビスケットの語源になったフランス語です。ビスは「2度」、キュイは「焼いた」という意味があります。フランではビスケットやクッキーのこと以外に、スポンジケーキのことをビスキュイと呼ぶことがあるそうです。 

 写真を撮れませんでした・・・

11月25日(金) 

ごはん、魚のバーベキューソース、千草和え、大根と生揚げのみそ汁、牛乳 

 栄養士からのお便りでは…、今日の給食は、和風バーベキューソースに仕上げるため、しょうゆをベースに作っています。洋風だとケチャップとウスターソースを使います。和風と洋風どちらでも、りんごなどの果汁を加え甘味や酸味を出します。最近、音を立ててお皿を片付けていたり、ごはん粒がたくさんついたまま片付けていたりするクラスが目立ちます。気を付けましょう。 

 24日は給食も食べられず写真も撮れず残念でしたが、他の日はとてもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

【校長:菅原】

 


笑顔の秘密探検隊(2年)

2022年11月25日 20時58分09秒 | Web

 何とも素敵なタイトルですが、これは2年生の生活科の学習タイトルです。2年生は地域を題材、教材にして生活科の学習をしますが、皆を幸せにするために一生懸命に働く地域の方々、身近な人たちと直接関わって調べていく学習をしていきます。

 地域へ出ていく前段として、担任はまず子どもたちに校内に目を向けさせて、学習計画を立てさせていました。11月4日、2年生の教室をのぞくと、一人一人が、校内で仕事をしている人を選び、その人に聞いてみたいことを思いつくままに書いていました。副校長先生、栄養士、調理師、スクールカウンセラー、ヤッタールームの先生、主事、養護教諭等が選ばれていました。見たところ私を選んでいる子はいませんでした。一瞬淋しい気持ちにもなりましたが、これはがっかりすることではなく、もう子どもたちには十分に分かってもらえているのだとプラスに受け止めました。

 今日11月25日、校長室で仕事をしていると隣の職員室に2年生の子どもたちの声が聞こえてきました。どうやら副校長に直撃インタビューをしに来たようです。とても丁寧な言葉遣いで話しています。教室であらかじめ練習をしたうえで臨んでいるのだろうと想像しました。「なぜ副校長先生は授業をしないのですか?」と子どもたち。素朴な疑問なのでしょう。子どもたちから先生と呼ばれながら、授業はしていない副校長と私です。それでも私はまだ子どもたちの前で話をする機会が毎週あります。低学年の子どもたちにとって副校長先生はいったい普段何をしているのだろうと不思議な存在なのです。もっともです。

 しばらくすると、今度は隣の保健室の方から、「失礼します。」という2年生の声が聞こえて来ました。さすがに保健室内のやり取りまでは分からないので、仕事を中断して保健室へ向かいました。戸口から中の様子を見ていると、養護教諭にいろいろと質問し一生懸命にメモを取っていました。

 またしばらくすると、今度は西階段の方から子どもたちの声が聞こえて来ました。急いで向かうと、調理室の前に栄養士と調理師チーフが並んで子どもたちからインタビューをされていました。午前中の超忙しい給食調理の時間ですから、おそらく担任が事前に駆け回って交渉し、何とか実現できたのだろうと思いました。内内の活動とは言え担任の段取り、計画があっての学習です。

 その足で2年生の教室まで行ってみました。先ほどまで職員室で副校長にインタビューをしていた子どもたちは、調べて分かったことをさっそくポスターにしてまとめているところでした。まだ調べる前で、知りたいことを相談している子どもたちもいました。

 それぞれが調べて分かったことを今後、クラスや学年の友達同士で伝え合うのだろうと思います。そして、その後は校外、地域へと向かっていくのでしょう。今後もこの学習活動には注目して続報をお伝えしていきたいと思います。

 子どもたちは調べて分かったことをきっと話したい、伝えたいと思っていると思います。2年生の保護者の皆さんにはぜひお子さんに尋ねて話題にしていただくと子どもたちの意欲もより高まっていくことと思います。

 夏休み前、ずいぶんと前の話なのですが、2年生の5人の子が校長室にインタビューに来たことを思い出しました。5人はクラスのポスター係の子どもたちでした。今回の生活科とは全く関係なく自発的な活動として、私にあれこれ質問して分かったことをポスターにして教室に掲示していました。こうした素地が本人たちだけでなく、周りの子たちにとっても活動をイメージしやすいものにしたのではないかと思いますし、担任も子どもたちの創意工夫をうまく取り上げて学習に取り入れたのではないかと思います。今後が楽しみです。

【校長:菅原】


校外学習(6年)

2022年11月25日 18時32分48秒 | Web

 24日、6年生の校外学習に出かけました。目的地は、TGG(東京グローバルゲイトウェイ)と国会議事堂です。 

 TGGではこれまで学習してきた英語を使っていくつかのプログラムに挑戦する体験活動をしました。7人ずつのグループに分かれて活動していきますが、そこにエージェント(英語が母国語のネイティブ)が一人つき、子どもたちは英語とジェスチャーを駆使してやり取りしていきます。施設内では、私たち教員は子どもたちに関わることは原則できません。教師を頼らない状況をつくることで子どもたちが自分たちの力で、あるいはエージェントを頼りに何とかしていくことをねらっています。プログラムはどれもリアルで実践的なものばかり。外国語を学ぶ上で大切な目的・場面・状況がしっかりと整えてありました。 

 

 まずは自己紹介をし合い、仲良くなる(チームとしての関係を築く)ためのゲームをしました。もちろん英語を使ってです。初めのうちは恥ずかしそうにしていた子もいましたが、徐々に慣れていきました。 エージェントの方も連日たくさんの子どもたちと関わっていますので一人一人の様子に合わせて明るく対応してくれていました。 

 1組の3グループは「トラベルゾーンでのプログラム」と「プログラミング体験」、2組が「トラベルゾーンでの活動」と「橋を制作して強度を競おう」でした。 

   私はトラベルゾーンにある3つのお店で行われていたプログラムの様子を見ました。「Quick Bite(軽食屋)」と「Pharmacy(薬局)」「Travel(旅行社)」でした。軽食屋では一人一人がエージェントから渡されたカードにある食べ物を2つ注文していきます。ホットドッグやピザ、オニオンリング、フレンチポテトなどなど。種類や大きさなどを聞かれることもあり必死にやり取りをしてお店のスタッフ(もちろんネイティブの方)に伝えていました。  

 薬局も同様でした。薬だけでなく日用雑貨も取り揃えてありました。旅行会社では旅先で何をしたいのか、どこで過ごしたいのかなどを伝えて決めていくというミッションでした。島で釣りをしたい。買い物をしたいなど、自分の希望を伝えるやり取りのようでした。 

 いずれも、子どもたちに成功体験を味わわせることが目的でもあります。何とか欲しい物を伝えられて皆うれしそうな様子でした。エージェントからもお店のスタッフからも何度も「amazing !」「wonderful !」「fantastic !」と褒められていました。 

 「橋を制作して強度を競おう」はclay(粘土)とstick(棒)を使って3つのデザインの橋を作り、強度をグループ対戦する活動でした。粘土を丸めて棒をつなぎ、キューブ型やプリズム型、ピラミッド型にし、さらにそれをいくつもつないで橋にします。橋が出来上がると中央におもりを付けていき何gまで耐えられるかを調べていきました。 

 「プログラミング体験」もやはりグループ対戦です。遠くから見ていたので細かなところまでは分かりませんが、ロボットに絵を描かせるプログラムをグループで作っていき、より高度な絵をロボットに描かせられるよう競い合いました。 

 橋作りとプログラミング体験はどちらもチームで一つの目標に向かって活動していくミッションです。活動の中でエージェントが英語でどんどん話しかけていき、子どもたちも英語とジェスチャーで応答していきました。単語だけでも伝わった!と言う子どもたちもいました。学校の授業で指導にあたるアドバイザーもそうですが、単語だけでやり取りしようとする子にも「フレーズで話しましょう。」と指導することはありません。単語だけでも伝えようとしたことを笑顔で受け止めて褒め、さりげなく正しいフレーズに直して言い返してくれるのです。そこで気付いてくれれば十分。気付かなかったとしても次のチャンスはある。そんな姿勢です。何よりも伝わったという喜び、安心、成功体験を大切にしていきます。 

 個人や家族での利用はできない施設なので、子どもたちにぜひ体験させたいと願い、担任はずいぶん前から予約や計画をしてきました。自分の思いを英語で相手に伝える成功体験をたっぷりと味わうことができたのではないかと思います。  

 午後は国会議事堂衆議院の見学でした。大変に空いていて、大谷田小のみというタイミングでした。しかも驚いたことに、事前に見学申請のやり取りをしてきた衆議院議員の方が私たち大谷田小をわざわざ出迎えてくれたのです。初めて目の前で見る国会に子どもたちも興味津々で「すごい!」の連発でしたが、見学案内の方に加えて、議員やその事務所の方までが同行してくれました。子どもたちからの質問に対応してくれたり要所要所で施設について説明してくれたり、手厚い対応をしていただきました。何度も国会見学の引率をしてきましたが、こんなにたっぷりと時間をかけて丁寧に見学できたことはありませんでした。 

 子どもたちにとって施設自体も驚きだったと思いますが、見学だけでなく、実際に国会で仕事をしている議員と出会い、質問もでき、強く印象に残る学習になったことでしょう。ちなみに「なぜ国会議員になろうと思ったのですか?」「なろうと思ってから実現するまでにどれくらいの期間がかかりましたか?」「国会議員になって自分はどのように変わったと思いますか?」という質問を子どもたちはしていました。 自分がどう変わったか、なかなか難しい質問でしたが、子どもたちに分かりやすい言葉で真摯に応答してくださいました。

【校長:菅原】


給食22(11/14〜)

2022年11月22日 18時24分07秒 | Web

 先週の給食を紹介します。写真、栄養士からのお便りとともにご覧ください。

11月14日(月) 

麦ごはん、海苔の佃煮、擬製豆腐、おひたし、さつま汁、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、のりにはビタミンや鉄分が含まれています。目や皮膚を健康に保ち、薄暗い場所でも視力を保つことができるようにするビタミンAや、血液ができるときに重要な鉄分・ビタミンBが、のり1枚にギュッとつまっています。今日はその海苔を佃煮にしました。 

11月15日(火) 

ごはん、小松菜入り揚げぎょうざ、ナムル、豆腐とわかめのスープ、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、今日は足立区内の全小学校が小松菜給食の日で、「小松菜入り揚げぎょうざ」を提供しています。いつも給食で食べている小松菜は足立区産です。今日はその小松菜を特別に無償でいただきました。見た目が似ているホウレン草に比べてアクがなく、鉄分が豊富な野菜です。おいしくいただきましょう。 

11月16日(水) 

かきたまうどん、こまツナサラダ、てりやきまん、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、今日の“てりやきまん”は大谷田小で初めて出します。カップに具を置き、上から生地をかけて蒸しています。カップを片付ける時は、平らにして重ねて食缶バットに入れてください。また、なるべく温かい給食を出せるようにしているので準備を早く行い、温かいうちに食べられるように協力しましょう。 

11月17日(木) 

きなこ揚げパン、クリームシチュー、ハニードレッシングサラダ、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、揚げパンは戦後から食べられるようになりました。当時、インフルエンザウイルスが流行り欠席者の多かった大田区の学校で発案されました。残ったパンが乾燥して硬くならないよう、揚げて砂糖をまぶしたものを、友達が休んでいる子の家に届けていたそうです。 

11月18日(金) 

白身魚の中華丼、わかめスープ、りんご、牛乳 

栄養士からのお便りでは…、りんごにはお腹の調子を整える、油分や塩分を取り過ぎたときに体の外に出してくれる、体調が悪い時に症状を軽くしてくれる働きなどがあります。みなさん明日の発表に向けてたくさん練習してきたと思います。その成果を発揮できるよう、今日はりんごを食べて疲れをとり、のどをいたわりましょう。 

 おいしくいただきました。 ごちそうさまでした。【校長:菅原】


11月17日 その2

2022年11月17日 21時12分12秒 | Web

 学習発表会のリハーサルが今日17日、無事に行われました。午前中は校内にいられたので私は全学年の発表を通して見ることができました。教員は正直ホッと胸をなで下ろしたのではないかと推察します。私もホッとしました。

 
 これまで学習してきたことの成果発表とは言え、まず何より発表する子どもたちに不安があってはいけません。また、聞く人・見る人がいるわけですから、相手に届かなくてはなりません。つまり、このリハーサルまでにそこへたどり着いていなくてはいけなかったわけです。入念に計画してきたとは言え、時間は限られていますし、主体は子どもたちですから、大人が考えているとおりに進むなんてことはなかなかありません。ですから、すべての学年が無事にリハーサルを終えることができ、ホッとしたはずです。
 
 ところで、今日のリハーサルですが、じつはリハーサルでありながら本番でもありました。どういうことかと言うと、明日が本番初日の児童鑑賞日なのですが、体育館に全校児童が一度に集まることを避けるため、リハーサルにも他学年の鑑賞を入れたのです。ですから、リハーサルとは言うものの、実際には児童鑑賞日でもあったのです。
 子どもたちにとってはついに自分たちが学習してきた発表を他学年に見てもらう場となりました。目の前にたくさんの子どもたちがいますので、とても緊張したことと思いますし、これまでなかった客席からのリアクションもありましたので、手応えを感じた子も多くいたことでしょう。
 
 さて、学習発表会をここ数日紹介してきましたが、残る1つ、5年生の発表についてお伝えしていきます。今回、5年生が発表するのは「われらの船長」という劇で、これがなんとなんと喜劇なのです。小学校の学芸会でも喜劇は大変珍しいです。私も担任時代に8回学芸会が巡ってきて子どもたちと劇を作りましたが、喜劇は1回だけでした。見る人を笑わせるというのはじつに難しいです。大人でも児童劇団でもない、学芸会でチャレンジするというのはかなりリスクの高いことだと経験上、確信しているのですが、なんと、その喜劇に5年生は挑みました。
 
 脚本を渡した途端に子どもたちは飛びつき、作品を気に入ったようでした。私も気になって気になって体育館練習はどの学年よりも足を運び学習の様子を見守りました。舞台上で練習しているグループだけでなく、後方で自分たちだけで練習しているグループもありました。
「校長先生、どうやってずっこけたらいいですか?」と真顔で聞かれ、子どもたちと一緒に真剣に考え、面白いずっこけ方を繰り返し試したこともありました。校長職につき、いや教員になってからも、こんな体験は記憶にありませんでした。20人近くの子どもたちが一斉にずっこけて倒れる練習風景を目にしたこともありました。笑いを真剣に楽しく追求している様子とあまりにもそろった子どもたちの動作に思わず笑い感動してしまいました。
 
 今回、体育館の暗幕をすべて閉めて、照明効果も駆使する発表は5年生だけなのですが、その照明操作もすべて子どもたちが行います。しかも複数の子が入れ替わりながら。この辺りもさすが高学年です。
 さてさて、喜劇の恐ろしいところは、ともすれば独りよがりになってしまわないかというところです。自分たちだけが楽しくて、それが見る人に伝わらないという「悲劇」です。今日17日のリハーサルは他学年を前にしての発表でしたが、良かったです!! 要所要所、ねらいどおりの笑いを取ることができました。子どもたちは手応えを感じたようでした。学年主任も安堵の表情でした。
 
 今日のリハーサルを見て、驚いたことがありました。劇が終わり子どもたちが退場する瞬間、台本になかった台詞が突如あって、皆が一斉にずっこけたのです。最後の最後に「おち」があったのです。職員室に戻ってから担任にそのことを聞いたところ、リハ前の最後の練習の時に子どもからその提案があったそうです。このアドリブ、閃き、もう圧巻でした。どんな台詞かお伝えしたいところですが、見てのお楽しみということで。
 
 今日のリハーサルで子どもたちはさらにのりのりで明日、明後日の発表に臨むことでしょう。
 
【校長:菅原】

11月17日

2022年11月17日 19時12分03秒 | Web

 学習発表会がいよいよ明日開幕となりました。お待たせしていました6年生の学習を紹介していきます。

 
 じつは今回の発表の中で、まず私が真っ先に期待し、ふるえたのは6年生でした。と言いますのは、発表台本を子どもたちが書いたと聞いたからです。これはそうできることではありません。実際に台本を読ませてもらい、そのクオリティにも驚きました。学習発表会という名にぴったり来る内容でした。大谷田小6年生が弥生時代や平安時代等の過去へタイムスリップし、各時代の生活や文化が今の生活をつながっていることに気付き、最終的には未来を自分たちで切り拓いていこうというテーマです。
 
 6年生として学習してきた社会科の歴史が中心にありますが、社会科に留まることなく、国語や英語にも関連させた中身でした。英語は次のような具合です。
 黒船で日本にやって来たペリーと子どもたちが出会うシーンで、英語でペリーとやり取りするのです。

 

 ペリー:Hello, everyone.   I have a letter from the president of America.  I want to see Mr.shogun. 

役 人:いったい何をしに来たというのだ。何を言っているのかさっぱりわからん。 

役 人:突然やってくるとは何事か!我が国に戦い挑んでおるのか! 

 小学生:外国語の時間に習った表現を使って、話しかけてみようよ。 

小学生:うん、やってみよう。HelloNice to meet you.  I am 

ペリー:Oh! Hello! Nice to meet youtoo.  I am Perry. 

役 人:おい、子どもら。アメ―リカの言葉を話せるのか? 

小学生:はい、簡単な言葉なら。 

役 人:それはありがたい。何をしに来たのか分からず、困っておったのだ。 

小学生:では、聞いてみますね。えーっと、What do you want to do? 

ペリー:Oh!  Please open your country. 

小学生:えっと、open は「開く」という意味で、your countryというのは「あなたの国」という意味です。 

役 人:開く、国、と言っておるのだな。 つまり、日本に、開国を求めておるというのか。すぐに幕府に伝えねば。 

  いかがでしょう? ちなみにこのシーンの締めくくりの子どもの台詞も素敵です。

「自分の国に閉じこもっていないで、世界の人たちと仲良くすることが大事なんだね。」しつこいようですが、子どもたちが考えた台本です。

    余談ですが、先週、英語の研究会に出席した際、挨拶で大谷田小のこの台本のことに触れたところ、講師で訪れていた文部科学省の方も驚かれ「ぜひとも省内で職員と共有したい。」と言って、この話を持ち帰っていきました。

 
 6年生のもう1つ特筆すべきは、実行委員の子どもたちがいることです。これは他学年にはない6年だけの取り組みです。授業開始時に前に立つのは担任ではなく実行委員の子どもたちなのです。担任は黒子、サポート役に徹し、学習を自分たちで進めていくことを子どもたちに意識付けさせていました。
 実際の舞台練習でも、途中途中で、もっとこうしたらいいというアドバイスが子どもたちからも出ていて、皆で創り上げていこうとする意識があり、感心して見てきました。
 
 こうした過程、背景を知って発表を見ていただけると、特に保護者の皆さんには、余計にグッと来るのではないでしょうか。どうぞ、お楽しみに!
 
【校長:菅原】

11月16日

2022年11月16日 18時08分09秒 | Web

 今日は1年生の学習発表会に向けた学習を紹介します。演目はご存知「3匹のこぶた」です。語りと、役になっての台詞、歌により表現していきます。1年生は今回の題材を副教材として早くから計画し、音楽専科と連携して学習してきました。

 
 国語や道徳の学習で人物の心情に迫る際、低学年ではよく「劇化」という指導方法がとられます。その役になって演じる中で気持ちを子どもたちから引き出したり気付かせたりする手法です。そうした学習を入学以来何度も繰り返してきましたし、そもそも、ごっこ遊びが大好きで素直に役になり切ることもできる子どもたちです。
 
 体育館での学習を私は何度か見てきましたが、毎回幸せな気持ちになりました。全力で取り組む子どもたちには人を感動させるものすごいパワーがあります。
 担任と副担任、音楽専科の指導と励ましで、日に日に台詞も聞き取りやすくなり、振り付けも大きく、そしてそろうようになっていきました。たくさんの楽器の音をみんなで合わせる合奏も、私が初めて見た今月初旬と比べ、指揮を見たり他の音を聞きながら合わせられるようになり、皆で楽しく演奏できるところまで成長してきました。
 
 図工専科の教員が1年生のためにオオカミと3つの家のペープサートを制作してくれました。担任も子どもたちも大喜びでした。1年生の子どもたちにとっては結構重たい小道具ですが、それらを持つ担当になった子は誇らしげに台詞や歌に合わせて上手に操作していました。
 
 今日、2組教室の前を通りかかると、子どもたちが楽しそうに歌いながら皆で踊っていました。おそらく振り付けを中心になって考えたリーダーなのだと思いますが、前に出て、進行役を務めていました。
 
 学習の主体は子どもです。1年生であっても、先生に頼らず子どもたちが主体的に活動している様子を見て、さらに感動でした。以前1組担任が、振り付けは子どもたちが考えるんですと話していたのですが、子どもたちに任せたことで、こうした自発的な活動があるのだと感心しました。
 
 1年生のご家族の皆さんにとってはお子さんが入学して初めての文化的行事となりますので、親子で話題にもなっていることと思いますが、どうぞ、本番に向けて励ましの言葉や愛ビームをよろしくお願いします。
 
【校長:菅原】
 

11月15日

2022年11月15日 20時59分04秒 | Web

 今日は2年生の学習発表会に向けた学習を紹介します。国語の教科書にある物語教材「かさこじぞう」を取り上げました。

 
 もともと年間計画では1月頃に扱う題材ですが、発表会のために単元を組み替えて10月に学習しました。教室で子どもたちの音読の様子を一度見たことがありましたが、地の文と会話文を上手に読み分けていて感心させられたことを思い出します。
 体育館での直前練習を今日、見ました。先週見た時と違い、衣装も身につけ、小道具も手にして本番さながらの雰囲気でした。ナレーター役、お地蔵役、おじいさん役、おばあさん役、町の人の役と一目でよく分かりました。そう言えばつい先日、学年だよりの特別号で衣装のお願いをしていたことを思い出しましたが、短期間で皆がそろい、保護者の皆さんのご協力も感じました。ありがたいことです。
 
 発表を見ていて、あれ?と思う場面がいくつかありました。お地蔵様がしゃべるのです。たしか、もとの教材ではなかったはずでした。また、おじいさんが笠を売り歩く町の人たちの台詞。大晦日でにぎわっていた記憶はありましたが、こんな台詞あったかなと。子どもたちがその役になって生き生きと表現するので印象にも残り、きっと創作なのだろうと思いました。
 
 練習後に、担任にこれまでの過程を聞いてみて驚いたことがありました。もとの教材にはなかったこれらの台詞はすべて2年生の子どもたちが考えたというのです。創作は予想していたものの、2年という学年を考えてもすごいことです。
 
 さらに詳しく聞いて納得と言うか、さすがだなぁと感心してしまいました。じつは教科書の「かさこじぞう」にはいくつか挿絵があり、その中に、町の様子と、おじいさんに笠を被せてもらったお地蔵様が並んでいる絵があります。物語教材で登場人物の心情を読み取る際、この挿絵がじつは重要なのです。10月の国語の学習では、町の人やお地蔵様の気持ちを子どもたちに考えさせ、挿絵に吹き出しにして書き加えさせたのだそうです。なるほど、そうした手立てであれば、子どもたちは人物の気持ちを想像して様々な台詞を書くことができたでしょう。その台詞をそのまま今回の発表台本にしたというのです。担任が考えて与えたものではなく、子どもたちが考えた言葉ですから、生き生きと発表しているはずです。
 
 また、本文には音を表す「おのまとぺ」がありますが、これをボディパーカッションのようにして表現する工夫もしていました。担任のアイデアだそうですが、音楽専科の教員も指導に加わることになりました。今週末は2年生の学習成果をたっぷりと感じていただけるのではないかと思いました。
 
【校長:菅原】