大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

あいさつ運動(6年)

2022年07月21日 19時55分54秒 | Web

 夏休み前の7日間、校門と昇降口で6年生が、あいさつ運動をしました。

 コミュニケーションの第一歩は「あいさつ」です。人が人と関わり合いながら生活していくうえであいさつは欠かすことができません。

 
 あいさつが当たり前にできるよう子どもたちには学校生活のあらゆる場面であいさつ指導を行い実践させてきました。ご家庭でもあいさつについては我が子にしっかりと身に付けさせようとしつこいくらいに躾をされていることと思います。また、子どもたちの健全育成に関わる地域の方々も様々な機会、場面でご尽力をいただいていますが、あいさつ、礼節を皆様が大切にしてくださっています。
 学校、家庭、地域の3者が一丸となって共通実践しているのがあいさつだと思います。
 
 学校では、教職員による直接的なあいさつ指導だけでなく、子どもたち自身が主体的にあいさつに取り組む意図的な働きかけや場を創出しようと努めています。昨年度このブログでも紹介した児童会(代表委員会)の取り組みもその1つでした。
 
 今回、6年生が、あいさつ日本一を目指している大谷田小学校の最上級生として、冒頭に書いたような行動を起こしました。6年生は昨年度から学校行事等を子どもたちが主体的に取り組んでいくための実行委員会をつくり、委員となった子どもたちが中心になって活動してきました。今回もその実行委員会が中心になって話し合い、朝のあいさつ運動をしていくことになったそうです。
 
 11日の朝から、3ヶ所に立ち、登校してきた下級生にあいさつの声かけを始めました。初日、私はいつものように校門付近に立って子どもたちを迎えていましたが、あいさつ運動ののぼりを持った6年生が近くにいるので、何事かと驚いている様子の子どもたちが多くいました。直後に全校朝会があったので、私から、6年生があいさつ運動をスタートしたことを紹介しました。
 
 翌日以降も6年生の自発的な活動は続きました。毎朝、校門で私一人だった時よりも明らかにあいさつの声が増え、うれしく思いました。それでも途中、6年生からは「校長先生、どうしたら、あいさつを返してもらえるでしょう?」と相談も受けました。6年生にとっては、実践を通してあいさつについてさらに考える機会にもなったようです。担任から聞いた話では、みんながもっとあいさつができるようになるために9月以降にどうしようかという話し合いもしたそうです。今後どんなムーブメントがあるか、ちょっぴり期待してしまいます。
 
 42日間という長い夏休みに入りました。どうぞ、お子さんがあいさつを当たり前にできる人になるよう家庭内でもあいさつを実践していただけたらと思います。
 
 
【校長:菅原】
 

 


今週の給食12(7/11〜)

2022年07月21日 18時34分52秒 | Web

 今日から夏休みになりました。私の今日の昼食は、コンビニで買った「オクラと長芋のネバネバサラダ」と「サンドウィッチ」でした。毎日、当たり前に食べていた給食の有り難みをいきなり感じた初日でした。有難い給食を懐かしみながら昨日までの7日分を紹介します。

7/11  ツナと大根おろしパスタ、ハニーポテトサラダ、かぼちゃのチーズケーキ、牛乳
 かぼちゃについて、栄養士より、子どもたちに次のようなお便りがありました。
「かぼちゃにはカゼ予防、便秘・肩こり・冷えの改善などが期待できます。またかぼちゃと牛乳・クリームチーズの組み合わせは骨や歯を強くし、神経や筋肉の働きを正しくしてくれる効果があります。暑さで体調管理が難しい日が続いていますが、食べるものも工夫して乗り越えましょう。 」
 
7/12  とうもろこしご飯、魚のあずま煮、キャベツの昆布和え、みそ汁、牛乳
 とうもろこしに代表される夏野菜について栄養士からこんなお便りがありました。
「夏野菜は強い太陽光をあびて育つので、紫外線から身を守るために栄養がギュッとつまります。先日もお伝えしたように、ほてった体をクールダウンする水分やカリウムも含まれています。今日のとうもろこしごはんは、給食室で粒を芯からそぎ落として作っています。」
 
 
7/13  チョコチップパン、ムサカ、レヴィシアスーパ、牛乳
 聞きなれない名が2つ。栄養士のお便りでお伝えします。
「今日はギリシャ料理の献立です。ムサカとは、じゃがいも・なす入りミートソース・ホワイトソースの重ね焼きのことです。レヴィシアスーパとは、ひよこ豆のスープをさします。 」
 
 
7/14  カルビチャーハン、じゃこ入りナムル、中華コーンスープ、牛乳
 今日の献立には初物があり、栄養士のお便りでは次のように紹介されていました。
「カルビチャーハンは大先輩から教えてもらった献立です。みなさんに様々な食材・料理を食べてもらい、食の世界を広げてもらいたいという思いで初めての献立に挑戦してみました。食べなれていないものも、まず1口チャレンジしてみましょう。想像していた味とちがう!食べられた!という声を待っています! 」
 
 
7/15  鮭ごはん、じゃがいものそぼろ煮、生揚げのみそ汁、牛乳
食材の鮭について、栄養士からはこんなメッセージがありました。
「鮭には様々な栄養が含まれています。疲れをとる効果や血液の流れを良くする働きなどがあるおかげで、全身に栄養が行き渡りやすくなり、免疫力が上がります。他にも記憶力の向上や老化防止など、体にとってうれしい効果がたくさんつまっている魚です。」
 
7/19  ご飯、レバーとじゃがいもの甘辛、しらす入りおひたし、すまし汁、牛乳
今日も初めての献立でしたので、栄養士が子どもたちへ、レバーについてお便りで伝えました。
「レバーは下味をしっかりつけて揚げることで食べやすくなります。レバーを初めて食べる人、苦手意識のある人にもおいしく食べてもらいたいと思い、甘辛い味付けにしました。鉄分が豊富に含まれており、健康に良い食材です! 」
 
7/20  パン、チーズ入りコロッケ、ゆでキャベツ、レタスとたまごのスープ、ジョア
夏休み前の最後の給食には、いつもの牛乳ではなく特別なジョアが提供されました。
 
 決められた予算と厳格な安全安心の規程の中、毎日子どもたちのために献立を工夫し調理してくれた、栄養士と調理師の皆さんに感謝です!
【校長:菅原】

令和4年度第1回PTA定例委員会•コミュニケーション研修講演会

2022年07月18日 21時05分00秒 | PTA

7月9日(土)、今年度の第1回PTA定例委員会が行われました。定例委員会には、各クラス委員、校長先生・副校長先生、スポーツ同好会、本部役員が出席し、活動状況の共有、今後の予定等を話し合います。

そして今回は、定例委員会に引き続き、外部講師をお迎えしてのPTAコミュニケーション研修講演会を実施しました。議事の詳細は、別途お配りする定例委員会だよりをご覧下さい。

(PTA会長 三枝孝次)

 

 

定例委員会の会場は体育館です。定例委員会の後、コミュニケーション研修講演会を行います。
 
 

受付の風景、出欠確認や消毒対応等を本部役員が行います。
 
 
 
 

先ずは9時から定例委員会が始まります。
 
 
 
 
 
PTA会長あいさつ



校長先生のお話
 
 
 
 
 
各部(広報、学年学級、成人教育、校外生活指導)からの活動報告
 

 
 
 
本部役員活動報告
 
 
 
 
 
 
会計•別途会計報告
 
 
 
 
 
ペットボトルロケット打上げ大会について



 
各スポーツ同好会よりお知らせ①
 
 
 
 
 
各スポーツ同好会よりお知らせ②
 
 
 
 
 
表彰の報告①
大谷田小PTA、足立区教育委員会けやきの会から、区けやき賞最優秀賞を受賞の件
 
 
 
 
 
 
表彰の報告②
大谷田小PTA、東京都小学校PTA広報コンクールにて佳作入選の件
 
 
 
 
 
 

休憩を挟み、引き続き研修講演会が行われました。外部講師として、各種PTA研修を手掛けている若山克彦さんをお招きし、PTA活動に役立つコミュニケーション研修講演会を実施しました。
 
 


 
今回のテーマは、「PTA活動におけるコミュニケーション~子供のためのPTA活動とは、笑顔のコミュニケーション術~」です。
 
 
 
 
研修講演会はジェスチャーを交えたり、
 
 
 
途中でグループディスカッションを挟みながら、楽しく進行していきます。
 
 
 
 
 

研修の最後は校長先生による講評を頂きました。


定例委員会と引続き研修講演会ということで2時間にわたる内容となりました。参加された皆さん、大変お疲れ様でした。

(PTA会長 三枝孝次)

令和4年度PTA第6ブロック本部役員研修会

2022年07月18日 09時06分47秒 | PTA

小P連第6ブロック本部役員研修会が、7月2日(土)北三谷小学校体育館で行われました。この日は近隣各校の校長先生とPTA会長•本部役員が集まり、コミュニケーションに関する講演を聞いたり、各校のコロナ禍でのPTA活動についての対応状況についてディスカッションが行われましたので概要を紹介します。

(PTA会長 三枝孝次)
 
 
会場は、今年の研修担当校である北三谷小学校です。本研修は年に一度、各校幹事持ち回りで開催されています。
 

今年度の区小P連の研修のテーマは、「ニューノーマルなPTA活動」です。



第一部は講演会「テキストコミュニケーションのノウハウについて」。外部講師を招いての、LINE等でのケースタディも踏まえたコミュニケーションを例とした事例対応のお話がありました。
 

第二部は、意見交換会として、コロナ禍の中でのPTA活動について、各校事前アンケート結果を踏まえた意見交換が行われました。
大谷田小宛てには、各校から、3月の親子レクリエーションの内容や、PTA活動に関する各校からの質問があり、活動内容を紹介したりしました。
(議論が活発すぎて?、第二部の写真はありません。)
 


研修はコロナ禍であることも踏まえ、校長先生含め各校5名以内、総勢で50名程度の参加者でした。

研修担当校の北三谷小PTAの皆さんお疲れ様でした。テキストコミュニケーション研修、各校の活動事例や研修の内容は、今後の本校PTA活動に役立てていきたいと思います。
 
(PTA会長 三枝孝次)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

7月12日の授業

2022年07月13日 21時18分56秒 | Web

 毎週火曜日は英語教育アドバイザーが来校します。昨日12日は、4年生の外国語活動にアドバイザーが入り担任と2人で指導にあたっている様子を見ました。

 教室に入ると1〜30までの数の英語表現を学習していました。担任が数字カードをめくっていき、11まではスムーズに子どもたちは答えていきました。12で若干ですが子どもたちの声が下がりました。自信がなかったのでしょう。すかさずアドバイザーが英語でモデルを示しました。子どもたちは聞こえたとおりにまねをして先ほどよりも大きな声で答えました。
 
 次の13も迷ってしまう子がいました。どっちだっけ?というつぶやきも聞こえました。30と混同していたのでしょう。ここでもアドバイザーが子どもたちの様子を見てモデルを示しました。何とか30まで辿り着くと、すぐに英語の歌が始まりました。このレッツ シングも歌詞はすべて数字表現でした。曲に合わせて数字をひたすら英語で言っていきます(歌っていきます)。
 歌が終わるといよいよ本題に入っていきますが、この日のゴールは、自分の好きな時間を伝え合おうです。時間(時刻)を伝えますので、数を英語で言う場面がここでも。まずは担任とアドバイザーがデモンストレーションを見せました。次のようなやり取りです。
 
担任:I like three pm.
アド:Why?
担任:It's snack time.
 大人2人のモデルの後は、何人かの子どもたちに担任やアドバイザーが発言をうながしました。
Aさん:I like five pm.
みんなで「Why?」と尋ねると、「It's soccer time.」とAさんが答えました。続く何人かの子もそれぞれ好きな時間を言い、みんなに理由を聞かれて、「game time」「juku study time」「TV time」などと答えていました。こうした流れを経て、子どもたち同士のやり取りへと進みます。まずは隣り同士のペアで行いました。子どもたちからもっとペアを替えてやってみたいと声が上がりましたが、担任は一度止めて、全員に問いかけました。
「こんなことを言いたかったけど、何て言えばいいのか分からなくて困った人はいませんか?」と。これは外国語では特に大事にしている中間指導です。分からなかったこと、困ったことを全体でシェアして、みんなで解決する方法を見出していくのです。
 
 この時は1人の子が「5時から7時って言いたかったけど、どうしたらいいですか?」と発表しました。しかし、担任もアドバイザーも「from 5 to 7」とすぐには答えず、子どもたちにどうしたらいいかな?と尋ねました。これも小学校英語あるあるです。すると、1人の子が「書いて伝えればいい!」と答え、黒板に「5〜7」と書いて見せました。good job!  good idea! です。限られた言語材料をいかに駆使して、ジェスチャーや、この子のアイデアのように書いて伝えるなどをフル活用してコミュニケーションを図ろうとすることができるか。とても大事なのです。どうしても言えないところは日本語でもOKという指導もしています。
 
 12日はもう1時間、授業を見ました。5年生の図工です。木工と絵画を合わせた学習でした。1枚の板からオリジナルのパズルを制作する学習でした。図工は教科の特性でもありますが、常に一人一人が自分自身と対峙しています。自分の思い、描きたいもの、つくりたいものを形にしようと子どもたちが黙々と活動していきます。見ている私も想像を掻き立てられました。
 百聞は一見にしかず、まずは作品をご覧になってください。
 
 まずパズルにする図案を描き、板を電動糸鋸で切っていくつかのピースに分け、図案を絵の具で描いてきたのでしょう。この時間はもうほとんどの子が完成に漕ぎつけていて、教室内を回りながら次々に声をかけられました。楽しい作品ばかりで私も感想を伝えていきました。途中で担任も様子を見に来て子どもたちに声をかけながら回っていました。
 
 パズルとしてはかなり難しい作品ばかりでした。ピースを跨いだ図案が少なく、パズルを仕上げるための手がかりが切り口しかないのです。なかなか厳しいです。それでも作った本人にはちゃんと分かっていて、手も足も出ずに困っている私に、こうするんですよと教えてくれました。学級のみんなでパズル遊びをしたら、相当夢中になれるだろうと思いました。
 
 
 最後に今日13日の出来事を1つ紹介します。先日、2年生の係活動についてお伝えしましたが、今日の中休みにその係の1つ、ダンス係の3人が発表をしました。先週、告知もあり、ぜひ様子を見てみようと私の予定には入っていましたが、朝校門で2年生の1人が「今日はダンス係の発表があるんです。」と私に教えてくれました。
 係の3人が教室の前に立ち、他の子は全員着席し、発表が始まりました。流れ出した曲は、なんと運動発表会で2年生が取り組んだ「ASOBO」でしたから、着席していた子も次々に立ち上がり一緒に踊り出しました。まるで、ライブ会場で演奏が始まるや、観客も立ち上がり一緒に歌ったり踊ったりが始まる、そんな風景でした。ちなみに、後方で担任もファンキーに踊っていました。
 
【校長:菅原】
 
 
 
 

 


大学連携事業(6年)

2022年07月09日 17時04分55秒 | Web

 今日9日は土曜授業でした。3グループに分け1名のみと制限もありましたが、今年度初めて保護者の皆さんに土曜日に授業を見ていただくことができました。ご理解・ご協力・ご参観、ありがとうございました。

 PTA定例会と研修会が重なっていましたので、役員の皆さんや研修会参加の皆さんには申し訳ありませんでした。また、5年保護者の皆さんに自然教室説明会も行いました。1,2校時の参観に割り当てられていた皆さんには最大2時間もの間が空いてしまい、大変申し訳ありませんでした。
 私自身、定例会と研修会に参加し、合間の20分に校内を一周するのがやっとでした。見た限りでは皆さんのご協力のおかげで混雑や混乱もなく、公開ができたのではないかと思っています。9月以降の土曜授業も何とか皆さんのご協力のもと、予定どおりに実施できることを願っています。改善点、お気付きのことがありましたら、どうぞお寄せください。
 
 今日の授業については皆さんに公開できましたので、今日は、昨日あった特別授業について紹介します。
 足立区にある大学と小中学校との連携事業が区の施策として展開されているのをご存知でしょうか。大谷田小もこの事業を子どもたちのために積極的に活用していこうと手を挙げています。
 今年度当選した第一弾が、東京芸術大学との連携事業でした。8日、6年生の歌唱指導のために何と芸大から講師の先生がやって来ました。
 
 学年全員が体育館で2時間、講師の指導のもとで学習しました。私は前半45分の様子を見ました。
 
 まずは現在地を確認するため、子どもたちが全員で「地球星歌」(2部合唱)を歌いました。初めて会う講師の前、しかもまだ学習を始めて2回くらいしか歌っていない曲ということもあってか、離れていた私の所までは届いて来ないくらいの歌声でした。どれくらいの声量なのか講師が計っていて、60dB台でした。ちなみに60dBというのは「普通の会話」くらいの音量です。すると突然、講師が担任2人で歌ってくださいとリクエストしました。おそらく、2人だけでも子どもたちの歌声よりも大きくなるだろうと予測してのことだと思います。実際、担任だけでも70dB台でした。子どもたちは少なからずショックを受けたと思います。さらに講師の方が1人で歌ってみせてくれました。なんと80dB台でした。子どもたちからは思わず拍手が起こりました。すごい!さすが!声楽家の先生だ!という気持ちだろうと思います。
 
 結論から言うと、この後6年生の歌声はこの学習中に、声楽家の講師の出した80dBに達したそうです。
 
 担任時代の私は学校行事等で子どもたちの歌声が小さいと、もっと声出そう!もっと口開けよう!もっと遠くに向かって!と鼓舞することしかできませんでした。お恥ずかしい話ですが。この日の指導はまず声量を数値で示したことで、子どもたち自身にもっと数値を上げられるはずという学習意欲をかき立てました。また実際に努力してみての結果もすぐに分かり、悔しい思いだったり、逆にできた喜びや達成感だったりを味わわせることができました。子どもたち自身が主体的に学習に向かう学習です。指導法の工夫で子どもたちの力を引き出すことができることを改めて感じました。
 
 音量だけでなく、言葉を明瞭にすることの大切さや、なめらかに言葉をつないでいくことが歌がうまい!につながることにも気付かせてくれました。そして、どうしたらそうできるのかという技も教えてくれました。さあ、これから!というところで私は残念ながら別の授業研究があり体育館を後にしました。
 
 授業研究が終わって急ぎ体育館に戻ると、まだ授業は続いていました。終末というところ。6年生が全員で校歌を斉唱していました。素晴らしい歌声でした。大谷田小に着任してから1年3ヶ月。この間、子どもたちの歌う校歌を何度か聴いてきましたが、6年生だけの歌声にもかかわらず、これまでで一番声量のある聴き惚れてしまう校歌でした。私だけでなく担任もそう思ったようですが、何よりも子どもたち自身がこんなに声が響いている!と手応えがあったのではないかと思います。
 担任の話ですが、せっかく大学との連携で歌声がグンとよくなったので、その成果を発表できる場を今後設けたいということでした。乞うご期待です。
 
【校長:菅原】
 
 
 

今週の給食11(7/4〜)

2022年07月08日 20時28分04秒 | Web

 今週の給食はこんなでした。

7/4 キャラメル揚げパン、アーモンドサラダ、ポトフ、牛乳
 栄養士から子どもたちへのお便りを紹介します。
「今日の揚げパンは、キャラメル味です。大谷田小学校では初めて給食で出す味です。ぜひみなさんの感想を聞かせてください。キャラメルとは、ポルトガル語の“カラメロ”に由来しています。砂糖やバターなどをまぜて煮つめたものがキャラメルになります。 」
 
 
7/5 ご飯、さばのねぎソースかけ、おかか和え、かきたま汁、牛乳
 
 
7/6 ガパオライス、冬瓜と枝豆のスープ、フルーツミックス、牛乳
 食材の冬瓜について栄養士からのお便りを紹介します。
「冬瓜は夏が旬の野菜で95%が水分です。では、なぜ夏の野菜なのに冬瓜というのでしょう。名前の由来は“冬にとれる瓜”ではなく“夏に収穫しても冬までもつ瓜”という意味からきています。ビタミンCも含まれていて、肌をきれいにしカゼに負けない体を作ってくれます。 」
 
 
7/7 七夕寿司、大豆とかえり煮干の甘辛、そうめん汁、七夕ゼリー、牛乳
 
 
7/8 夏野菜カレーライス、えびサラダ、冷凍みかん、牛乳
 今日はお誕生日給食だったようです。7月生まれの子どもたちにはお祝いにカルピスゼリーが一品添えられました。
 
 
【校長:菅原】

係活動(2年)

2022年07月08日 19時40分07秒 | Web

 このブログで学級の係活動について紹介するのは初めてではないでしょうか。1年から6年までのすべて学年の時間割に「学級活動」という学習が週に1時間あります。省略して「学活」と記す学年学級もあるかと思います。わずか週1時間、年間35時間しかありませんが、この時間に学習する内容は盛り沢山です。小学校時代にクラスの皆で話し合った学級会や、皆で遊んだお楽しみ会のことを覚えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。それらもすべて学級活動で行います。今回話題にする「係活動」ももちろんそうです。

 目的は、学級がより良く楽しくなる。学級の子どもたちがもっと仲良くなる。学級生活がより豊かになることです。学級にどんな係があったら上記のような目的に近づけるかを皆で話し合って、あるといい係を決め、全員が自分のやりたい係に所属して活動していきます。学級によっては「係」という名称を使っていないこともあります。
 コロナ感染発症後は教科学習をできるだけ進めていくため、ほとんどの学校で係活動は姿を消していました。今は授業時数に少しゆとりのある下学年で少しずつ復活してきています。
 
 さて、一昨日6日の中休みに、2年生の子どもたち5人が校長室にやって来ました。ポスター係の子どもたちでした。いろいろ取材して調べてポスターを作るのだそうです。2年1組の教室へ行ってみると、すでにポスター係が作ったというポスターが掲示されていました。次の写真のとおりです。
 
 教室内をぐるり眺めてみると他の係の活動の様子も分かりました。ロッカーの上に小さな箱がありました。クイズ係の子が用意した物で、皆からクイズを募集しているようです。箱の隙間から中をのぞくと紙が複数入っていました。壁にはすでに1枚のクイズが貼り出されていました。
 
 さらに後方黒板を見るとこんな告知が貼られていました。
 ダンス係というのがあることが分かりました。13日の中休みにどうやらクラスの皆にダンスを披露するようです。幸いその日の午前中は出張はなく校内にいるのでぜひ私も見せてもらおうと思いました。
 
 告知のもう1つ、お笑い係の発表はすでに終わってしまっていました。近くにそのお笑い係の子がいたので、次回公演の予定日を聞いてみました。その時はまだ未定ということでしたが、その後わざわざ校長室に実施日が決まったことを教えに来てくれました。
 
 紹介した4つの係はどれも自分たちが楽しく活動しながらクラスの皆にも働きかけ楽しんでもらおうとしています。先ほど書いた係の目的に十分に迫る活動をしていると思いました。お笑い係、ダンス係、クイズ係、ポスター係、どれも仮にクラスになかったとしても、誰も困ることはないでしょう。でも、あることで、皆が楽しくなる。仲良くなる。クラスが楽しくなるのです。それが係です。今後も注目していきたいと思いました。
 余談ですが、小学校のことはほとんど記憶にない私ですが、小3の時に「くじ屋係」だったことは鮮明に覚えています。駄菓子屋で毎日のようにくじを引いていたこともかなり影響していたと思いますが、友達といろいろなくじや景品を作っていました。小3の遠足や運動会は全く思い出せないのになぜか係だけははっきりと覚えているのです。それだけ楽しくて夢中になれたのだと思います。
 
【校長:菅原】
 

 


今日は七夕まつり

2022年07月07日 20時03分59秒 | Web

 今日7日はご存知のとおり七夕ですので、校内の七夕まつり、七夕ムードを紹介します。

 まず、校内で一番最初にその雰囲気をつくり出してくれたのが1年生でした。1年生の廊下には早くから七夕飾りが並んでいました。図工の学習として取り組んだ作品です。ちょうちんや星、網、天の川などの飾りを作り、それらを一繋ぎにしたものが一人の作品です。飾りの種類や数、垂らした時の長さは一人一人違います。2週間ほど前に担任が掲示した1つ1つを眺めていると、子どもたちが来て、「校長先生、これは◯◯さんので、これは◯◯さんのです。」と1つ1つを案内してくれました。自分の作品だけでなくどれが誰の物なのかちゃんと分かっていることにも感心しました。

 同じ頃、グッと七夕ムードを演出してくれたのが図書ボランティアの皆さんでした。皆さんの作る壁飾りには毎回驚きと感謝で私も楽しく見てきましたが、今回の飾りが七夕飾りでした。しかも子どもたちが参加していくことでどんどん飾りが大きく膨らんでいくというアイデアでした。

 2週間前に見た時よりも子どもたちの願い事の数はもちろん増えていました。貼りきれずに重ねて貼られている短冊もありました。1つ1つを見ていくうちに、一人で3つも願い事を書いている子がいることも分かりました。

 コロナの収束を願うもの、七夕らしく「◯◯◯ができますように!」という願いも多くありました。家族の幸せや、より良いクラスになることを願うものもたくさんありました。夏休みも近づき、家族で行きたい場所を書いているものもありました。

 中には、いくつも目に入りましたが、戦争が終わり平和になりますようにというものもありました。小さな子どもたちが遠い国の戦争を他人事でなく憂い平和を願っているのです。どうか皆の願いがかないますようにと胸が熱くなりました。

 今朝見てみると、短冊はもう1枚も残っていませんでした。

 木曜日の朝は集会があります。今朝は七夕集会でした。まず、集会委員の子どもたちから七夕に関する3択クイズが出されました。「五色の短冊〜、私が書いた〜♪」と歌われますが、五色が何色かご存知でしょうか?意外な色がじつはあるんです。クイズではまさにその意外な色が出題されました。この五色の1つ1つの色にちゃんと意味もあります。私も調べてみたことがありますが、なかなか深いです。

 クイズの後はクラスの代表2人から、自分たちのクラスの願い事が発表されました。こんなクラスになりますように。こんなクラスにしていきたいという子どもたちの素直な思い願いのこもったものでした。多くはそれがそのままクラス目標にもなっています。

 各クラスの願い事の発表の後は、七夕の歌が流れ、全校の皆で口ずさみました。私は集会委員やクラス代表の子どもたちと一緒に体育館で歌いました。おそらく各教室でも流れる歌声に合わせて口ずさんだりハミングしたりしていたことでしょう。

 最後に一足早く今日の給食を紹介します。七夕メニューでした。

 栄養士からの手紙は次のようでした。

「今日は七夕の日なので、給食も七夕献立にしました。雨が降ると天の川を渡れないとも言われているので、晴れて星が見えるように、織姫と彦星が会えるようにと願いを込めて給食には星型の食材をいくつか入れています。さて、どの料理に入っているでしょうか。」 

 さて、その星形の食材ですが、すぐに目に付くのが七夕寿司にのった人参です。そうめん汁の中にも注目すると、お麩(ふ)が星形でした。調理前はもっと星らしかったそうですが、熱を加えたことでやや花形になったようにも見えます。そして七夕ゼリーです。よく見ると中に星形が見えるのですが、いかがでしょう? 

 これはナタデココを星形にしたそうです。じつはこのゼリーを作るにあたり、こんぺいとうも使ったそうです。こんぺいとうも星形をイメージさせられますが、調理段階で溶けてしまったそうです。ゼリーの色もちょっぴりうれしい、ピンク、水色、緑、オレンジ、黄色の五色あり(短冊をイメージさせられました。)、私にはピンク色が配膳されていました。味に変わりはありませんが、こうした細やかな工夫に、栄養士や調理師の皆さんに感謝でした。 

 大谷田小の七夕を感じていただけたでしょうか。

 【校長:菅原】

 


算数(1年)

2022年07月05日 19時38分55秒 | Web

 今日は私の中では算数デーでした。3時間見ました。1年、3年、6年です。たまたま1,2,5校時に授業を見る時間ができ、算数の学習をしていたのが、上の3つの学年でした。じつは「見ました」というのは1年生だけで、3年生と6年生については、子どもたちに問いかけたり少しヒントを出したりしながら、子どもたちや教員のサポートをしました。

 ここでは1年生の様子を少し詳しくお伝えします。
 
 1年生の学習は「残りはいくつ(ひき算)」でした。絵や文で表された場面を算数ブロックや、○図、式を使って解いていくというものでした。
 「はじめに6人で遊んでいて途中で3人が帰ってしまいました。何人が残ったでしょう。」という場面です。
 前の時間にも同じように考えられる場面(5匹の金魚のうち、3匹を別の水槽に移す話)を学習していたようで、子どもたちの見通しはバッチリで早く解きたくて仕方ない様子でした。
 
 担任からは、ブロックでも○図でも式でもいいから、自分がよく分かるやり方でやってみましょうと指示がありました。
 ブロックを6個取り出して並べる子、ノートに○を6個書いていく子、ノートに「6−3」と式を書く子、1年生はいずれかの方法ですぐに自力解決していきました。素晴らしくてびっくりしました。担任からは作業前に、時間があるようなら他の方法もやってみましょうと言われていましたので、ブロック操作が終わるとノートに式を書いたり、○図を描き終えて式を書いたり、どんどん学習を進めていきました。これまた、びっくりでした。担任と副担任が子どもたちの様子を一人一人のぞいて確認して回っていましたが、そのチームワークにも感心です。
 
 自力解決が終わり、発表する場面になるとたくさんの手が上がりました。指名された子が前に出て操作を見せたり説明したりしましたが、ここでまたまた驚きでした。伝える相手が傍にいる担任ではなくクラスメイトなのです。きっと普段から発表は皆に対してすることを教えられ繰り返してきたのだろうと思います。これは中学年や高学年でも、けっして簡単なことではありません。
 
 今日のこの時間に、残りはいくつになるだろうという場面を復習と練習を含めて3場面取り上げ学習しました。話の中身は金魚やツバメ、子どもと違いますが、どれも数が減って残りを求めるもので、いずれもひき算の式で表せ、ブロックや○に置き換えることで答えを導けることを子どもたちは学んだことでしょう。
 
 今後、数が大きくなり、繰り下がりの計算が必要な場面にも出合いますが、式の表し方、答えを求めるためのブロック操作や○図に表す方法に変わりはありません。今日の様子を見て、とても頼もしく思えました。
 
 【校長:菅原】