大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

ボールを使ったリレー遊び(1年)

2021年05月31日 18時06分00秒 | Web

 体育館から何やら歓声が聞こえたのでのぞいてみると、1年2組の子どもたちがとても楽しそうに運動をしていました。4チームに分かれて列を作りボールを使ったリレー遊びをしていました。

 スタート位置から10mくらい先に三角コーンが置かれています。まずは一人一人、ボールを手にして駆けていき、コーンを回ってスタート地点まで戻ると次の人にボールを手渡すというリレーでした。子どもたちはいち早く渡そうとしますが、担任から「はい!」や「どうぞ」等の声をかけて渡すよう指導がありました。

 2ゲームめは難易度がグッと上がりました。2人ペアでフープを使いながらボールを転がし同じコースを進んで次のペアにリレーしていきました。2人の息、力加減も必要です。

 3ゲームめはボールを転がして床に置かれたフープの中にボールを入れる遊びでした。これはかなり難しい❗️フープに入ったものの通り過ぎてしまうボールがほとんどでした。何度もチャレンジして見事にフープ内でボールがおさまるや大歓声でしたが、誰よりも「すごい〜‼️」と興奮していたのは担任です。雰囲気づくりや、大げさとも思える称賛、これがとても大事な担任の指導、務めでもあるのです。先生がこんなにも褒めてくれた。1年生は大満足でした。


感染予防対策の日々

2021年05月29日 18時21分34秒 | Web

 緊急事態宣言が6月20日まで延長されることになりました。人々の生活や社会経済を考慮して一部制限は緩和されるようですが、学校は延長であっても解除であっても感染予防対策の日々に変わりはありません。これまで徹底し当たり前になっていることを今後も行い、子どもたちと職員の健康安全に努めるとともに教育活動を止めることなく続けていきます。保護者の皆さんには引き続きご理解・ご協力をよろしくお願いします。

 今朝は子どもたちを外ではなく校舎内で迎えました。2階窓から子どもたちが登校してくる様子を見ました。学年毎に決まった場所に並びます。1年生もまだ近くに教員はいませんでしたが、すっかり上手に並べていました。8時になると教員が声をかけて順番に校舎内に入っていきます。靴箱で混み合わないためです。

 上の写真は靴箱を通り過ぎ、階段を上がる手前のスペースでランドセルの中から健康観察表を取り出しているところです。教室前の廊下は狭いので密を避けるために1年生だけ、ここで取り出し作業をします。以前はこの場所にたくさんの置き忘れがありましたが、もうそんな心配もありませんでした。

 教室前には担任が待っていて、一人一人と朝の挨拶を交わし健康観察表を確認していました。子どもにとっても担任にとっても大変であることに間違いありませんが、朝一番にこうして一人一人と確実に互いに顔を合わせて声をかけ合って1日をスタートできるというのは、コロナ禍の思わぬプラスかもしれません。

【学校長:菅原】

 

 


保護者による交通安全指導

2021年05月28日 17時31分34秒 | Web

 5月21日(金)から保護者の方による交通安全指導が始まりました。子どもたちの安全な登校を自分たちで見守るというPTA活動ですが、皆さんのそのお気持ちに敬意を表するとともに、朝の貴重な時間、お忙しい中での活動に心より感謝申し上げます。保護者の皆さんには4地点に立っていただき安全だけでなく、「おはようございます。」「行ってらっしゃい!」等の言葉かけもしていただいています。すでに8人の安全ボランティアの方が毎朝7箇所で活動してくださっていますので、合わせると11地点にもなります。大変ありがたいです。

  これまで私は、学校を離れられる朝は中川3丁目の交差点に立って安全を見守っていました。多くの子どもたちが通り、そこそこ交通量もある信号機のない交差点だからです。

 その交差点にも保護者の方が立ってくれるようになりました。今後は日替わりであちこちに出て朝の見守りを続けようと思います。職員は感染予防対策で子どもたちを迎えるために、正門前の登校指導のみを交替で行っています。それだけにボランティアの皆さんや保護者の皆さんの朝の見守りは力強い支えです。今後ともよろしくお願いします‼️

【学校長:菅原】


3年生だけ体育館(3年)

2021年05月27日 20時24分14秒 | Web

 さて、次の写真は何の学習でしょう。場所は体育館です。

 答えは音楽の授業です。特別なイベントではなく、普段から週2時間行われている3年生の音楽です。大谷田小では1年生から音楽は専科教員が音楽室で授業をします。けれど3年生だけは音楽室ではなく体育館で毎回学習しているのです。

 ご存知のことと思いますが、大谷田小の3年生は児童数が40人。唯一の単学級です。以前このブログでもお伝えしましたが、教室にロッカーなどが置けず隣の空き教室に置いている状況です。3年生だけは音楽室では十分に安全安心なソーシャルディスタンスがとれないため、体育館で学習しているのです。体育館はその名のとおり普段は体育の学習の場ですが、3年生の音楽を行う度に教員が椅子を並べ、授業後は撤収することを繰り返しています。

 距離は十分にとれていましたが、私が見に行った際も、画像で分かるでしょうか、歌唱指導は声を出すのではなく、階名ごとに決まったポーズをする身体表現をしていました。

【学校長:菅原】


あさがおの観察(1年)

2021年05月27日 17時31分29秒 | Web

 1年生が生活科の学習でアサガオを育てています。アサガオの種を観察し5月の連休明けに自分の植木鉢にその種をまきました。1週間もすると次々に発芽し、子どもたちは大喜びでした。観察しているところをたまたま通りかかると、自分のアサガオがどれだけ育ったかを私にも一生懸命に教えてくれました。

 1年生の教室には子どもたちがアサガオの双葉を観察してかいたカードが掲示されていました。1つ1つのカードを見ていて、何度も感心してうなってしまいました。観察した双葉を描くのもけっして簡単なことではありません。それにしても、しっかりとした線でよく描けていました。また、どの子のカードにも絵だけでなく気付いたことが言葉で書かれていました。国語でひらがなを学習している最中ですから、短い一言であっても簡単なことではないはずです。子どもたちの頑張りが伝わってきます。さらに、感心したのは観察の視点でした。いくつか紹介します。

 上の1枚、難しい斜め上から見た葉の特徴をとてもよく描いています。色や形、手ざわりまで観察して書いてありました。

 上のカードにもびっくりです。茎という言葉を知っているのですね。そもそも葉に注目するだけでなく、茎に視点が向いたことも素晴らしいと思いました。大きな2枚の葉をこんなにも細い茎が支えていることに驚いたのでしょう。

 上の観察カードにもびっくりです。言葉で伝える際、誰もが分かる想像できる言葉を用いることが大切です。葉の形は、単純に丸や三角とはいきません。先ほどの子はハートと書いていましたが、この子はちょうちょに似てると記しています。なるほど!と思いませんか。さらに驚きは、なんと葉の裏側を観察したことです。裏は緑と書いてありますから、表よりも色が少し濃いと違いに気付いたのかもしれません。

 上のカードも葉の他に茎に注目していました。茎という言葉を知らなくて当然ですが、下という言葉で十分に伝わります。この子の視点の素晴らしいのは、もう1つ、においです。たしかに植物によっては薫りを放つものもあります。五感を使って観察していますね。素晴らしいです。

 これもまた感心させられたカードでした。わずか2、3センチの葉をよく見ていることが分かります。葉はよく見ると線、筋があることが分かります。葉脈と言われますが、これを絵で記録している子も多くて驚きましたが、上のカードにはそれを言葉で、しかも色についても記録していました。

 3年からの理科の学習で観察を正式に教わって視点も学んでいきますが、1年生の今の時点でこれほどまで子どもたち自身の気付きや力で表現できていることに感動してしまいました。みんなが共有できるよう掲示されているので、子どもたちは友達のカードのよいところをまねしながら観察する力を伸ばしていくことでしょう。アサガオの生長とともに1年生のこれからの成長が楽しみです。

【学校長:菅原】


ひき算の筆算(2年)

2021年05月26日 16時03分44秒 | Web

 5月25日に2年生の算数の学習を見ました。「35−12」の筆算を初めて学習する授業でした。前の時間にすでに子どもたちはこの計算を既習事項を生かして考えていたようで、次のような2人の子の考えをまずみんなで振り返りました。2つとも位取りをしっかりと意識した分かりやすい考えです。

  今日のめあては筆算です。2年生はこれまでにたし算の筆算を学習しています。それをひき算でもやってみる、そんな学習でした。

 まずはあれこれ先生に教わらずに自分でやってみようということで、子どもたちは問題解決を向かいました。様子を見ていると、ほとんどがたし算同様に筆算を書けていました。縦に同じ位の数を揃えて書けています。次はたし算の時と同じように位毎にひき算ができるかです。しっかりできていました。この日は若手教員を育成する専門員の方が授業に立ち合っていましたが、計算力もあり大変に賢いと大谷田小学校の2年生のことを褒めてくださっていました。

 上写真にあるように、自力で筆算をし、やり方も説明できていました。筆算が分かると2桁の数でも、3−1や5−2のように簡単に計算できてしまいます。子どもたちは筆算のよさを実感できたようで、その後は適用問題を次々に計算していきました。

 【学校長:菅原】


読書表彰

2021年05月25日 18時00分08秒 | Web

 5月24日の全校朝会は、今年度最初の読書表彰でした。本校では読書活動推進の1つとして、各学年ごとに目標を提示して、その目標を達成した子どもたちを表彰します。設定した目標は、1年生が100冊。2、3年生が2000ページ。4年生が3000ページ。5、6年生は4000ページです。昨年度よりかなりのページ数を上乗せしています。

 正直言ってかなりのハードルですが、新年度がスタートして2ヶ月も経たない時点で20人の子どもたちが、すでに目標を達成しました。4000ページを考えると、かなり厚い、長い読み物で仮に一冊400ページとしても10冊です。相当の読書量です。この日4000ページと最も高い目標である6年生では、なんと7人が目標達成証を受け取ることとなりました。

 子どもたちには、いろいろな本と出合う中で興味関心を広げ深め、豊かに育っていくことを願っています。

【学校長:菅原】


教育長の学校訪問

2021年05月24日 20時07分43秒 | Web

 5月24日、足立区の大山日出夫教育長が4月就任後、初めて大谷田小学校に来校されました。4月から小学校69校、中学校35校、計104校すべてを訪問するというスケジュールの中、大谷田小は本日となりました。

 ちょっぴり残念だったことは、子どもたちが下校後の午後3時半の来校だったこと。子どもたちの学習や教員の指導の様子を見ていただきたかったというのは正直な思いでした。救いはキッズぱれっとで校庭で遊んでいた子どもたちです。大山教育長が正門から入って来ると、お客様にきちんと挨拶をしていました。さすが挨拶のしっかりとできる子どもたちです。

 大山教育長からは、大谷田小の子どもたちや、特色ある教育、教職員、保護者、地域に関わるいろいろな質問があり、私と小林副校長の2人で、日頃から感じている大谷田小のよさをお伝えしました。

 次回はぜひ子どもたちの学校生活の様子を見ていただきたいと思いをお伝えしました。

【学校長:菅原】

 


毎日、外遊びができる❗️

2021年05月24日 18時24分23秒 | Web

 今月はじめ、休み時間の外遊びについて少し触れました。中休みと昼休み、それぞれ2学年ずつが校庭に出て遊べるものの、遊べない学年も2つある現状を何とかしたいと。最初は養護教諭の一言でしたが、全教員がその思いを共感し、改善策を担当が検討し、それを全員で確認して今日24日からは3つの学年で同時に外遊びをしてみることになりました。芝生を東西2つに分けて駆け回ったり転がったり。さらに芝生外側の茶色のチップの場所。固定遊具が遊びのメインになります。これで3つの学年が同時に外遊びができます。

 今日は朝からとても良い天気で気温も上がって、中休みになると子どもたちが次々に校庭にやって来ました。3年生は芝生の東側で担任と一緒に遊んでいました。芝生の西側は先ほどまで校庭で固定遊具を使って体育をしていた1年生が、今度は自由に遊べるとあって、伸び伸びと走り回っていました。外周部分の6年生はうんていや登り棒などの他、長縄跳びをしている子たちもいました。

 3学年に増えましたが、密な状況にもならず良好でした。

 昼休み、今回は2、4、5年が校庭へ。4年生は何の遊びをしているのか、いくつものグループに分かれて東側の芝の上にまるくなって座り込んでいました。2年生は元気に走り回る子がたくさんいました。日光浴のようにただ寝転んでいる子もいます。芝の校庭はこんな楽しみ方もあるのだなあと思いました。5年生は鉄棒などをしながら友達とおしゃべりしていました。

 今日は雨もなく、全学年がつかの間の外遊びを楽しむことができました。

【学校長:菅原】


理科実験(6年)

2021年05月21日 17時45分22秒 | Web

 今日は理科室へ行って6年生の理科実験の様子を見ました。物を燃やすはたらきのある気体を調べる学習でした。空気の大半を占める窒素か、次に多い酸素か、わずか2%の二酸化炭素か。

 すでにこれまで学習してきた実験で、空気中で物が燃えると酸素が減り、二酸化炭素が増えるということを子どもたちは分かっています。ならば燃焼に酸素が使われた、つまり酸素には物を燃やすはたらきがあることは十分に予想できたことでしょう。

 けれども、それを実験で確かめ証明してみることが科学です。しかも、今日のこの実験には特定の気体を集気ビンに集めるという技能を実践する実験でもありました。水上置換という方法を子どもの頃に学習したことを皆さんは覚えているでしょうか。気体が水に溶けない性質を使った集気法です。水の入った大きな水槽にビンを沈め、気体をそのビンの中に入れていくのです。

 実験結果は予想どおりでしたが、子どもたちには驚きがありました。ロウソクの火があっという間もなく一瞬にして消えてしまった窒素と二酸化炭素。一方、酸素の中に入れたロウソクの火がびっくりするくらいに明るく炎が広がり、ロウが見る見るうちに解けていきました。すげ〜! LEDより明るいよ! 酸素に物を燃やすはたらきがあることを実験によって驚きとともに実感できたことでしょう。

 ところで担任は、この1つの実験を行うにあたり、用具の準備や、予備実験など苦労したはず。火を扱いますから、子どもたちに起こるかもしれない危険予測もしたうえで、何をどのように事前指導するかも計画しました。全員が立って実験している様子、机上に教科書やノートはなく、ぬれ雑巾が置かれているなど、万全でした。

【学校長:菅原】