大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

セーフティ教室(3,4年)

2021年10月29日 17時48分42秒 | Web

 今日29日はゲストティーチャーを招き、3,4年生のセーフティ教室を行いました。ネットでのゲームやコミュニケーションツールによる被害から身を守る学習でした。どちらの学年とも3つの事例を動画で視聴し、それぞれについて何が被害の原因であったのかを子どもたちが考え、発表し合うという学習の流れ。そして、どうすれば被害を防ぐことができるのかを教わりました。

 事例1は、オンラインゲームに関するもので、スマホを買ってもらい、家族で約束を決めたものの、それらをつい破ってしまい、やがてエスカレートしていくというケースです。時間を守れずゲームに飲まれてしまい、気付けば生活習慣が乱れ健康を害し、積み上がった課金も驚くほどの高額に。ゲーム依存の障がいになってしまい、学校へ行けなくなった例や、一月で200万円も請求された例があることも紹介されました。

 事例2は、SNSによる文字(言葉)のやり取りで友達とトラブルになってしまうケースです。書き込んだ言葉に、じつは2通りの解釈があるような場面でした。自分は好意的に送ったはずの言葉が、全く逆の意味で相手に伝わってしまい、相手を怒らせ、仲間外れ等のいじめを受けることになってしまうというものでした。

 事例3は、ネット上で知り合った人と仲良くなり、つい自分の悩みや個人情報を伝えたことにより、脅されたり、実際に会って被害を受けるようなケースでした。

 どの事例も子どもたちは恐怖を感じたようです。今日のゲストティーチャーは話し方や子どもたちの考えの引き出し方がとても上手く、聞くと3000回も子どもたちに授業をしてきているそうです。

 本来なら、セーフティ教室は、子どもたちだけでなく、保護者の皆さんにも一緒に参加していただき、親子で一緒に考えられるのがベターです。このブログをご覧になった保護者の皆さんには、3,4年生に限らず、ぜひお子さんと話題にして話し合ってみてください。便利で楽しいツールですが、危険があるということを分かっている必要があります。使い方についても、今一度、家庭ルールを決める。決めてある家庭は、その内容やルールが守られているのかどうか確認する。そんなきっかけにしてください。

 【学校長:菅原】


中川公園遠足②(1,2年)

2021年10月28日 19時39分43秒 | Web

 昨日27日は、1度延期になっていた1,2年生の遠足を何とか実施することができました。1年担任から聞いていた話では、先週、雨が降り遠足に行けなくなった際には泣き出す子もいたそうです。別の日に行くからと話したそうですが、それだけ、子どもたちにとって楽しみな遠足だったのですね。2年生の教室を先週のぞいた時には、みんなで何をして遊ぶのかを話し合っていました。司会も子どもたちがしていました。みんなで意見を出して、質問して遊びの中身を確かめたり、中川公園という場所(条件)を考えたり、みんなが楽しくできるかどうかイメージしたりしながら、遊びを決めていきました。たくさんの遊びの中から多数決でサッと決めてしまうようなことはなく、とても感心しました。

 こうした事前の学習があるからこそ、子どもたちにとって楽しみで仕方ない遠足だったのだと思います。1年生の廊下には子どもたちが作ったたくさんのてるてるぼうずが並んでいました。子どもたちの遠足へ行きたい思いと、それを1つ1つ丁寧に並べた担任の子どもたちへの愛情にグッときました。

 さて当日、空模様が少々心配でしたが、中川公園目指して子どもたちは元気に出発していきました。昨日は連合運動記録会が校内で予定されていたため、私は校門で子どもたちを見送りました。

 出発から1時間後、校庭に雨が降り出し、6年生の記録会を中断しました。中川公園は学校からすぐですから、これはチャンスと思い自転車で公園へ向かいました。公園は雨も降っておらず、1,2年生の子どもたちの活動は中断することなく続けられたそうです。少しの時間でしたが見ることができました。

 ちょうどクラス遊びの時間でした。園内の自由広場には2年生が場所を分けて遊んでいました。みんなで先週、話し合って決めた遊びでしょう。みんなが一緒に楽しんでいました。1年生は2組が、ドングリ拾いをしていました。事前に担任は下見をして、どこに何がどの程度あるかを確認していましたので、1,2組で重ならないよう時間をずらしていたようです。2組の子どもたちの何人かが私に気付いて、こんなにたくさん!と言いながら、拾い集めたドングリを見せてくれました。手にした袋の中には軽く100は超えるドングリがありました。1年生みんなのドングリを集めたら、いったいどれほどになることでしょう。

 1組の子どもたちは、なるなる農園近くの広場でクラス遊びをしていました。広い公園には、大谷田小以外の利用者はなく貸切状態で存分に活動することができました。1,2年生が楽しく活動する様子を見ることができて良かった。

 クラス毎の活動が終わり、2学年が1つの班になって・・・というところで校庭へ戻りました。教員からは、自然と広い場所、それだけの公園だからこそ思い切り活動できた。子どもたちのいろいろな工夫が見られたと報告がありました。

 せっかくの遠足なのだから、いつでも行ける中川公園でなくたって・・・、そう考えるのは自然です。私も初めて行き先を担任から聞いた時はそう思いました。でも、そうでないことが分かりました。子どもたちにとってはクラスの友達みんなと一緒に行く、そのことでもう特別なのです。

 今後、この遠足がどのように学習として広がっていくのか。1,2年生の関わりがどう深まっていくのか、注目していきたいと思います。そして、このブログでもお伝えしたいと思っています。

【学校長:菅原】

 

 


連合運動記録会(6年)

2021年10月27日 20時30分53秒 | Web

 10月27日、6年生は連合運動記録会を行いました。ブロック内の6年生による、いわゆる陸上競技の記録会です。昨年度は感染予防対策のためにできませんでしたが、今回はこれまでのようにはできなくても、やり方を工夫して開催しようと、区内すべて自校で行い、その記録をブロックで持ち寄る方法で実施となりました。

 例年であれば一人1種目ですが、自校開催なら時間的な制約もありませんので、大谷田小は一人2種目に挑戦させました。また、例年であれば、複数の種目が同時進行するのですが、1種目ずつ行って皆で仲間を応援しながら見ることができました。さらに、自校ですから保護者の参観も可能になりました。9時過ぎから開会し、閉会が正午を過ぎる長丁場でしたが、多くの保護者の方に来ていただき応援していただく中での記録会となりました。

 昨日までの強風はなく、ホッとしましたが、いつ雨が降り出すか分からない空模様でした。実際10時頃には、やや雨が強くなり、30分以上の中断がありました。最後の800mと1000m走では再び雨足が強くなり、選手にとっては人工芝もすべりやすい、かわいそうな状況でした。それでも子どもたちは転倒することなく、最後まで全力を出し切って走りました。

 すべての種目が終わり、体育館に移動しました。記念の写真撮影を一時担任は躊躇しましたが、子どもたちからは、濡れているけど、頑張った汗みたいだから撮ってほしいと声が上がっていました。たしかに!やり遂げた達成感の表情は後日では撮れません。最後の最後まで残って応援してくださった保護者の皆さんに満面の笑みで集合写真も撮っていただくことができました。

 コロナ禍の困難だけでなく、天気にも最後まで悩まされた記録会となってしまいましたけれど、困難が大きかった分、何とかやり遂げた子どもたちには感慨も一入だったのではないかと思います。6年生のこれまでの過程と今日の懸命な姿に感激でした。ここに至るまでの励まし等、支えがあったからこそ、子どもたちは頑張ってこれたのだと思います。ありがとうございました。大谷田小の6年生は、今日、普段以上に特、特、特別にかっこよかったです。

【学校長:菅原】

 

 


6年生への激励集会

2021年10月27日 19時01分38秒 | Web

 今朝は久しぶりに全校児童が校庭に集いました。いよいよ連合運動記録会当日となり、6年生を全校で励ます激励集会を行うためです。

 1〜5年生が整列して、まずは6年生を拍手で迎えました。6年生は紺色の大谷田小のユニフォームとハチマキ姿で登場。5年生が司会進行を務め、みんなで応援の言葉をおくっていきました。

 6年生は、各種目の選手紹介や記録会への意気込みを述べ、さらに試技も見せてくれました。6年生の練習の成果が披露されると、「速い!」「うわ、すごい!」とたくさんの下級生が思わず声をもらしました。以前、お伝えしましたが、他学年の子どもたちは6年生の練習の様子を見る機会はほとんどありませんでした。初めて見る6年生の技や力は素直に驚きだったのだと思います。

 会の終わりには、6年代表が「みんなの応援が大きな力になります。」と全校児童と先生方にお礼の気持ちを伝えました。

 さすが最高学年の6年生! すごい! かっこいい!  頼もしい!全校の子どもたちが6年生に対して、そう実感する機会が、正直これまでなかなかありませんでしたから、そういう意味でも、意義ある激励会ができたことをうれしく思います。

【学校長:菅原】


コシヒカリ給食

2021年10月27日 06時26分53秒 | Web

 昨日、10月26日は年に一度の魚沼産コシヒカリ給食でした。足立区の中学生が毎年魚沼へ自然教室として出かけて、春は田植えをし、秋は稲刈りをし、そのお米が区内すべての小学校の給食に提供されます。

 昨日、提供されたコシヒカリは、感染予防対策で魚沼自然教室が延期になってしまい中学生の手は入っていませんでしたが、代わりに魚沼市の農家の方をはじめ、生産に関わった方々からのメッセージ動画が用意されて視聴することになりました。また、栄養士がコシヒカリの稲穂を手に持って教室を回りました。

 特別な日でもあるのですべての教室を私も見て回りました。声に出すのをぐっと我慢して「どうですか、おいしい?」そんな問いかけを精一杯の表情とジェスチャーで送りました。子どもたちからも、黙食ですから声には出せませんが、「おいしいです!」という表情が返ってきました。魚沼の方々に感謝しながら、おいしくいただきました。

【学校長:菅原】


読書表彰3

2021年10月25日 19時50分57秒 | Web

 今日25日、児童朝会で今年度4回目の読書表彰を行いました。今朝は、先週の時点で各学年の読書目標を達成した子どもたち26人に達成証明書を渡しました。今回もたくさんの子どもたちがいましたので、呼名はできず一人一人の顔をアップで映して全教室に紹介しました。うれしい、でもちょっとはずかしい、そんな表情の子どもたちでした。代表で4人の子に証明書を手渡しました。この4人は目標をはるかに超えて、なんと1万ページを達成した子どもたちです。3年生3人と4年生1人。3年生の目標は2000ページ、4年生は3000ページですから、1万ページは驚きです。

 目標を達成した子どもたちは、頑張ってようやく達成したというよりも、とにかく本が好き、読むことに抵抗がなく読書習慣が身についている子たちのようでした。ですから、これからも「頑張って」ではなく、これからもたくさんの楽しい本、お気に入りの本と「出合って」と伝えました。

 表彰後に、図書室前の壁飾りについて話しました。こんな素敵な飾りです。

 これは、図書ボランティアの皆さんによるものです。大谷田小の子どもたちへの深く温かい愛情を感じて、掲示されたその日に感激して写真に撮りました。子どもたちへの読書活動推進に大切なことは、なんと言っても環境づくりだと思います。でも正直言って教員がなかなかそこまで手が回らない届かないという現実、そこをボランティアの皆さんが支えてくださっている。大変ありがたいです。

 記録を確認したところ、図書ボランティアの皆さんは4月13日から活動を始め、すでに19回も活動し、その数のべ100人近くに達していました。学校だより6月号で子どもたちが、コロナ前以上に図書室を利用していることに触れましたが、ボランティアの皆さんのお力添えによるところは大きいです。ありがとうございます。

【学校長:菅原】


中川公園遠足①(1、2年)

2021年10月21日 17時29分51秒 | Web

 遠足を明日に控えた1、2年生ですが、今日21日、素敵な交流場面を目にしたので紹介したいと思います。4人の担任からあらかじめ提出してもらっている今週の授業計画で交流することを知っていましたので、5時間目すぐに体育館へ向かいました。すでに2年生は全員が班に分かれて整列を終えていました。

 この瞬間でもう私はうれしくなりました。1、2年生が交流しようという場に2年生が真っ先に整列を済ませて、1年生を迎えようとしている。さすが上級生です! 2年生の気持ちに感心しました。待つこと10分。1年生どうしたのかな〜。早く来ないかな〜。そんなことを皆思っていたはずです。私も思っていました。けれど、誰一人騒がず静かに待っているのです。1年生が来た時にザワザワしていたら上級生としてかっこよくない。きっと2年生はそう考えたのでしょう。

 ようやく1年生が到着しました。到着した1年担任がまず真っ先に2年生の立派な態度を褒めました。子どもたちはうれしそうでした。そして、この後の1年生にもちょっぴり感心でした。2年班長が列の先頭で立ち上がり、班の数字の書かれたビブスを班長は着ています。1年担任の「自分の班の列に行きなさい。」の指示で全員が迷わずに自分の班の列に入ることができました。今日が2年生と顔を合わせる2度目でしたが、1年生は班長の2年生の顔や、自分が何班であるのかをきちんと分かっていました。これはけっして当たり前ではありません。分からずに困ってしまう子は少なからずいるものです。でも、いませんでした。なぜか? 1年生が2年生と、この遠足で交流できることを楽しみにしている証拠だと思いました。

 みんなで挨拶し、2年生から1年生一人一人に遠足のしおりが手渡されました。このしおりには、同じ班の子どもたち全員の名前や、班の約束、公園で何をして遊ぶのかが丁寧に書かれてありました。これも上級生として2年生が準備していたようです。手にした1年生はもうすごくうれしそうで、しおりをすぐに開いて見入っていました。

 目的地は学校から10分も歩けば着く、よく知っている中川公園です。しかし、1、2年生みんなで行く。もうこれだけで子どもたちにとっては特別な楽しみな遠足なのです。そして、私たち教師は、いかにこの遠足を通して、2年生には2年生の、1年生には1年生の、ねらいをもたせて実施するか。教育活動として大切にし、時間をかけて段取り、指導してきました。

 明日の天気は、あいにく気温も低く雨の予報です。子どもたちが楽しみにしている遠足ですから、何とか実施できたらと願っていますが、せっかくの機会ですから少しでも気持ちよく活動させたいとも思っています。無理をせず延期も視野に判断したいと思います。さて、どうなりますか。

【学校長:菅原】

 


秋と遊ぼう(1年)

2021年10月20日 20時00分22秒 | Web

 1年生の廊下に子どもたちの描いた「ぶどう」が並んでいました。さて、このぶどうですが、何を使って色を付けたと思いますか?

 ヒントは植物です。もちろん最初にこの絵を見た時は私も分かりませんでした。単純に絵の具かな〜と。隣のクラスでまさに同じ活動をするというので、どんな様子なのか、今日、見に行きました。担任の用意していた植物が次の写真です。

 ツユクサとヨウシュヤマゴボウです。どちらも担任が区内のあちこちを歩き回り、もちろんお店ではなく、自然に生えているものを探し当てて用意したもの。

 担任から画用紙が配られました。すでに葉が1枚だけ印刷してありました。その葉の輪郭をクレパスでなぞり、次にクレパスでぶどうを描いていきました。大きさも数も形も、思い思いでした。巨峰のように大きなものもあれば、デラウエアのような粒のものも。小さな粒を丁寧に何十粒も描く子もいました。

 そして、いよいよ色塗りです。まずは葉。ツユクサの葉を画用紙に擦り付けていくと葉に色がのりました。あざやかな緑色ではなく、彩度の低い渋めの色でした。子どもたちは「くさった緑色だ〜」と表現していました。もっと濃い色にしたいと思っていたのかもしれません。強く繰り返し夢中になって擦ったために用紙が破れてしまう子もいました。

 続いて、ヨウシュヤマゴボウを使った色付け。こちらは鮮やかな紫色が先ほどよりも、うんと楽に付きました。ぶどうだけでなく指も紫色に染まり子どもたちは歓声を上げていました。子どもたちのこの歓声や感激は苦労して材料を用意してきた担任にとってもうれしい瞬間だったことでしょう。

 私が子どもの頃は、このヨウシュヤマゴボウは身近に、いくらでもたくさん生えていました。遊びにも使っていました。しかし、今は、子どもたちが誤って口にしないように伐採されてしまい、なかなか見かけることもなくなりました。今回、担任はヨウシュヤマゴボウにしろツユクサにしろ、かなり探し歩いたそうですが、おかげで、子どもたちは、今の季節や自然を教材にして楽しく学習することができました。

 ちなみに、1年生の廊下には、様々なドングリや、かつて私も遊んだことのある懐かしい「オナモミ」などが山ほど並んでいます。見ているだけで童心に還ってワクワクしてしまいます。これらを使って、子どもたちは今後何か作ったり遊んだりしていくようです。1年生の生活科「秋と遊ぼう」をこれからも注目していきたいと思います。1年生のご家族の方はぜひお子さんに学習の様子を聞いてみてください。

 【学校長:菅原】

 

 

 


光サンドイッチ(3年)

2021年10月19日 18時02分36秒 | Web

 まずは、コメントは後回しで、下の写真をじっくりとご覧ください。

 この写真、どのように撮ったのだろうと、不思議になりませんか。木々をバックに優しい光と色の造形がまるで宙に浮いているような・・・。

 じつはこれらは3年生の子どもたちが図工で制作した物です。2階廊下の窓ガラスにかけてありました。窓の向こうは、ご存知、大谷田南公園で、ちょうど高木が背景になっていました。直射日光ではない、優しい外の光が窓や作品に当たって、このように素敵な作品となりました。窓ガラスが、うまい具合に反射していないため、写真に撮ってみると、ガラスが分からず、まるで宙に浮いているように見えたというわけです。

 作品について図工専科の教員が説明掲示もしていましたので、どうぞお読みください。

 

 【学校長:菅原】


喜びの連鎖(4年)

2021年10月18日 16時43分02秒 | Web

 4年生のさつまいも収穫体験について、先週このブログでもお伝えしました。14日の午前中に収穫体験があり、子どもたち一人一人はその喜びと「なるなる農園」のボランティアの方への感謝を手紙に書きました。翌日の夕方には全員の手紙が担任の手で1つに綴られました。すぐに手紙を持ってお礼に行こうとする2人の担任を制し1日待ってもらい全員の手紙を読ませてもらいました。一部をブログで紹介しましたが、子どもたちの喜びと感謝の気持ちがどの手紙からも伝わってきました。

 2人の担任がボランティアの方へ手紙を届けたのが収穫の2日後、16日朝でした。そして、日曜日をはさんだ今日18日、農園ボランティアの代表でもある堀川先生が、子どもたちのお礼の手紙への、さらにお礼のお手紙を携えて来校されました。3年生のじゃがいも収穫の時と同じように、喜びの連鎖です。

 すぐに4年生の教室にご案内して、子どもたちにご挨拶をいただきました。子どもたちの手紙の綴りを手にしながら、堀川先生は喜びを語られました。たまたま、2組では総合的な学習の時間で、さつまいも収穫の振り返りや、タブレットを用いた調べ学習の最中でした。机上にはタブレットの他に「さつまいも大作戦」と書かれた冊子、学習成果物がありましたので、堀川先生も大変に感激されていました。さつまいもを植え付けて収穫するだけでなく、こうして教室でも調べる学習をしているなんて、とてもうれしいですと。

 今後、子どもたちの手紙は堀川先生から他のボランティアの方へ渡り、子どもたちの喜びが皆さんへつながっていくことでしょう。そして、この農体験が今の3年生、2年生につながっていくのです。

 さらには、今回の4年生が試みた、体験で終わらせずに調べる学習に広げる学びとした取り組みが、次の学年に受け継がれていくと、うれしいなぁと心から思いました。

 【学校長:菅原】