大谷田小ブログ

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小中連携合同研究会(大谷田小)

2022年12月22日 18時04分51秒 | Web

 昨日21日、小学校3校と中学校1校の教員が本校に集まり合同で授業研究会を行いました。先月の第12中学校での研究会の際にも小中連携の取組の目的について、このブログで触れましたが、今回は本校で授業もありましたので、その内容を少しお伝えいたします。

 
 4校合同で「(子どもたちが)主体的、対話的に学ぶことのできる授業の実現」を目指しています。あらかじめ4校の教員で授業プランを共有、意見交換をして、この日の授業及び協議を行いました。各教室には3〜6人くらいの他校の先生方が参観していましたが、私の印象では子どもたちはおおむね落ち着いて学習していました。
 1年1組は音楽「曲の流れ」を学習しました。「おどるねこ」を聴きながら曲の感じがどこでどのように変わるかを見つけていく学習でした。
 
 1年2組は学活「できるようになったよ」という題材で、皆でどんなことがどのようにしてできるようになったのかを話し合いました。発表したい子の手が次々に挙がり、大変に活発でした。
 
 2年1組は道徳「机ふき」という教材を通して「好き嫌いにとらわれないで接する」ことについて考え話し合いました。「公正、公平」は3,4年生でも、5,6年生でも取り上げられ、さらに中学校の道徳では「誰にでも公平に接し、差別や偏見のない社会の実現に努める」態度、心情へとつながります。 
 
 2年2組は国語「お話美術館を開こう」でした。自分のお気に入りの本について友達にあらすじやおもしろいところを一生懸命に伝えていました。
 
 3年1組は理科「明かりをつけよう」を学習しました。電気を通すものを予想し理由も考え、実験して調べていきました。調べるものの中に、1円玉やアルミ箔、5円玉や、折り紙の金紙、銀紙などがありましたが、このあたりは予想が分かれたのではないでしょうか。 
 
 3年2組は外国語活動「What's this ? 」を学習しました。1つの絵や文字が複数の色紙によって隠れている、それが何かを当てるクイズを出し合いました。「Hint please.」のリクエストで指定の色紙をはがし、隠れていた物が現れると大歓声でした。子どもたちはタブレットを使ってあらかじめクイズを用意していて、英語でやり取りをしながら、楽しく活動していました。
 
 4年1組は体育「ベースボール型ゲーム」でした。チームとして具体的なめあてをもってゲームに臨みました。中学年の「ゲーム」は高学年の「ボール運動」に、さらに中学校での「球技」につながりますが、楽しさや喜びを味わうために、チーム内での関わり合いが大きな要素となります。 
 
 5年1組は社会科「自動車工業の盛んな地域」の学習でしたが、この時間は、環境にやさしい自動車がどのような車であるのか調べ、自分なりの考えとともに発表し合っていきました。この学習場面だけ、写真に収めることに失敗してしまいました。 
 
 5年2組は図工「立ち上がれ!ワイヤーアート」の制作でした。針金を用いて、その特徴を生かして、思いつく形を表していきました。 タイトルにある立たせ方を含めて、ついつい作品に見入ってしまいました(滞在時間をかなりオーバーしてしまいました)。
 
 6年生は算数「並べ方と組み合わせ」を3つのグループに分かれて学習しました。場面はレストランでの注文。メインディッシュとサラダ、デザートをそれぞれ複数ある中から1品ずつ選んでいく時、その組み合わせはどれくらいあるかを考えました。算数少人数はグループによって課題を変えることが多いのですが、今回もメインディッシュを限定したり、値段の条件を加えたりと違いがありました。
 
 私は45分間で13教室を回りましたので、1教室の滞在時間はわずか3分余り、図工室で長居した分、さらに3階教室は短時間となってしまいました。それでも冒頭に書いたとおり、午後2時始まりの授業にもかかわらず、落ち着いて学習に取り組んでいました。
 
【校長:菅原】
 
 

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