大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

ヒマワリの種は何個?

2022年10月05日 18時36分29秒 | Web

 昨日のことです。校庭を見ると、1年生が集まっているのが目に入りました。何をしているのかは前もって担任から聞いて分かっていましたので早速見に行きました。

 ブルーシートの上にはすでにたくさんのヒマワリの種があり、その数を子どもたちが数えているところでした。
 
 1年生は学年園でヒマワリを育ててきました。生活科の学習です。大きく育ってたくさんの種ができたので、それがいったいいくつあるのかみんなで数えてみようというのです。また、算数では先月、「10のまとまり」を学習したばかりでした。この学習をさっそく生かして数えていこうと担任は計画したようです。
 
 グループになって相談しながら活動していました。ブルーシートの上には種が10個ずつまとめられて並んでいました。「もしかして10個ずつ数えているのですか?」「算数の学習ですね!」と話しかけると、「校長先生、ちがいます!算数じゃなくて生活科の学習です!」と子どもたちから訂正されてしまいました。なるほど、扱っているのはヒマワリの種、算数で学習してきたことを生かしてはいますが、たしかに生活科でした。
 
 しばらく子どもたちの活動を見ていると、10のまとまりを二重に生かしているグループがあることに気付きました。どういうことかと言うと、、、
 10個ずつのまとまりをどんどん並べていくと、とても長くなってしまいます。そこで、10並べたらそれ以上同じ列に並べるのではなく、別の列に並べていくという方法です。10のまとまりを10個つくっていくというわけでした。「長くなっちゃうから」と子どもたち。たしかに限られたブルーシートの上では、列をいくらでも続けていけるスペースはありません。どこかで一区切りつけて、別の列にしなくてはならない状況でした。それにしてもやめ時が10とは恐れ入りました。
 
 別のグループでは10のまとまりを10並べるのも長すぎると思ったようですが、なんとその数が8でも6でもなく5だったのです。5跳びの数え方「5,10,15,20,・・・」は算数の時間にも学習しました。きっと、実際に数える活動を算数でもたっぷりと経験してきたのでしょう。だからこそ、10や5という分かりやすい数がここで生きてくるわけです。
 
 さらにもう1つのグループは一見したところ10個ずつのまとまりにはなっていませんでした。一人一人が10個の種を数えながら集め、「10,20,30,」と声に出して種を1箇所に置いて行きました。何十まで数えたかを忘れずにしっかり覚えている役割の子がいました。きちんと並べていくこと自体が大変ではあるので、このグループのとった方法もなかなか合理的とも言えます。実際、時間的には一番速く活動できていました。ちなみにそのグループの種の数ですが、なんと千個を超えてしまいました。1年生が算数で教わる数よりもはるかに大きな数でした。
 
 最後まで見ていたかったのですが、校庭のもう一方で6年生が集まって何やら活動し始めるのが見え、そちらも気になり様子を見に行くことにしました。なかなか面白そうな理科の学習でした。6年生のその学習については次回以降のブログでふれたいと思います。
【校長:菅原】
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿