温泉にゃんこのネコ散歩

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秩父きもの散歩2009秋1

2009-09-21 19:37:00 | 旅のあれこれ
バカッ晴れの青空のもと、熊谷から単線の秩父鉄道に乗って向かったのはまたまた秩父。今回は、秋蚕の見学をさせていただくのです。西武秩父駅に集合した「川越きもの散歩」の面々は、総勢22名。まずは、久米さん宅へGO!風情ある木造の2階建てが、2棟向かい合わせで建っています。2階部分に見えるのは、繭を作り始めたばかりのお蚕さまたち。

     

1階には、まだ桑の葉をモリモリ食べて、繭をはく準備をしているお蚕さまの団体さんがおりました。お忙しい時期にもかかわらず、ご主人の久米さんは、繭が完成するまでを優しく説明して下さったのですが…ムシさん全般がすっごく苦手なにゃんこは後方にひかえるばかり =^^;= お蚕さま&久米さん、ごめんなさい…。他の参加者の皆さまは、とーっても熱心に見学しておりました。

         

こちら、ご主人の久米さん。秩父養蚕農家のホープ!にゃんこは密かに「秩父の若大将」と呼んでいるほど、頼り甲斐があるお方です。しかも、細やかな心遣いをしてくれて、お邪魔するたびに感激しきり。すっかりファンです♪

     

参加者全員、立ち去りがたく…が!今回は、またまた弾丸ツアーなのよ(^^;

     

滞在時間20分あまりで、もう1軒の養蚕農家である宮崎さん宅へ急ぐ。宮崎さんは、秩父養蚕農家の中では最ベテランさん。穏やかな口調で、長年の経験を踏まえたお話をわかりやすくして下さいます。後ろに見えるのが、桑の葉をワシワシ食べ続けているお蚕さま。にゃんこ、ここでは頑張ったぞ(^^;;;

     

実はこの日は、宮崎さんのお孫ちゃんの晴れの日。勇ましいお召物がメッチャ板についているのはさすが!う~ん、かわゆす☆

     

でもね、こんなお祝いの日でもお仕事を休めないのが養蚕農家の大変なところ。こんな生き物中心の生活を、何十年も続けていらっしゃるのだ…と、頭が下がる思いで胸がキュンとなりました。

     

別棟の繭を作る場所では、回転まぶしという枠がお蚕さまを待っています。

          

この数百枚の回転まぶしの中に、お蚕さまを振り入れると、自分の好きな場所を見つけて繭をはき始めるのです。前回見た、全部に繭玉が入っているさまは、とっても壮観でした(*^^*)私たちは、この生き物たちの恵みをいただいて身にまとっているのね。(つづく)

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