温泉にゃんこのネコ散歩

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ぐんまの絹in東京2

2009-09-11 21:06:00 | ノンジャンル
実は失礼ながら…ぐんまの絹と言っても、コアなファンしか来ないんじゃないかと踏んでいたのですが、会場内は大盛況。これは、時代がナチュラル志向になってきたゆえかしら?群馬でさえ、もう1軒だけになってしまったという、中之条にある天蚕農家の「登坂工房」の展示もありました。でっかい緑の繭が圧巻!

        

こちら、天蚕糸で織られたきもの…お値段を付けるとしたら1000万だそうな…。そんなわけで、ここでは反物ではなく、ファランドールという会社がこの天蚕繭から作ったコスメ「ジョア・ド・ソワ」が売られております。ついつい、にゃんこも1000円也のトライアルキットをお買い上げ~。これなら買えるもんね。

        

そのお向かいにいた、とっても綺麗な女性は…ミラノリブの笹口社長でした。繭玉を糸にする前にいろいろなカラフルな色に染め、その色をミックスさせて織るという新しい技術を確立したこの会社。すごい発想だわ!布にして染めるのと違って、見る角度によって主張する糸が違ってくるので、いろいろな色に見えるのだとか…ステキ♪ カラフルだけどどこか柔らかい風合いの商品たちは、この社長の醸し出す雰囲気と同じでした。

        

そして、こちらのカッチョイイおじさまが売っているのは、繭の石鹸や、桑の飴、そしてシルクを混ぜて焼いた磯部煎餅。なんとここは、群馬でただ1社になってしまった製糸業「碓氷製糸」のブースでありました。さまざまな商品開発もしているのね。さいたまブランド繭「いろどり」のこともご存じで、
「うちじゃなくて、山形で製糸してるんですよね」などと話が弾む。う~ん、マジでステキなおじさまだわ(*^^*)今は、年間270日ほど稼働しているとのことなので、いつか見学に行きたいにゃ~♪(←若干、よこしま?!) ここでは、おすすめの繭石鹸840円を購入。450円のいろどり石鹸と比べてみよっと!

        

ゆっくり見たいところだけれど、夕方になるにつけ来場者が増えてきた。ビシッ!と和服を着こなした料亭の女将風の人や、群馬の繭を使って創作活動をしている若き作家さんなどなど…。

        

たじろいで帰ろうとしたにゃんこに「きもの好きなんですか?」と声をかけてくれたのは、江雅織物工場を営む桐生織伝統工芸士会の会長だった(^^;;; 超大御所じゃん。こんなところじゃないと、お話できない重鎮だよね。
「日本の繭を絶滅させないためにも、まずは群馬が頑張らなければ」とおっしゃっていました。う~みゅ、上尾ののみの市でゲッチュした500円きものと帯を身につけていたにゃんこは、ドッキドキしちゃったぜ =^^;=

        

帰りがけに再度繭を眺めていたら、お客さんできていたおばさまに、
「秋らしくて素敵ですねぇ、よく似合ってらっしゃるわ。着慣れているし」
と褒められた。やっぱり、きもの文化っていいな。これを無くさないためにも、国産繭の応援をし続けたいと心に誓ったにゃんこでありました。この展示は9月14日(月)まで。興味ある方は、急いでお出かけ下さいね!(おしまい)

ぐんまちゃん家HP→http://kikaku.pref.gunma.jp/g-info/index.html
ぐんまちゃん家の紹介→http://www.mapfan.com/kankou/kankouspotdetail.cgi?SPOTCODE=S14KIX10
登坂工房の紹介記事→http://www3.wind.ne.jp/hokota2/kanko/pg88.html
天蚕コスメ「ファランドール ジョワ・ド・ソワ」→http://www.maru-toku.net/
ミラノリブ→http://www.milanorib.com/
碓氷製糸→http://silk-sylphide.jp/usui-seishi.html
江雅織物工場→http://www.g-inf.or.jp/onetech/14/14186.html

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ぐんまの絹in東京1

2009-09-11 20:21:00 | ノンジャンル
建て替えが決まってしまった歌舞伎座の対面に、群馬県の総合情報センター「ぐんまちゃん家」があります。ちっこいながら、充実したスペースです。

        

入口では、キャラクターのぐんまちゃんがお出迎え。今、1階奥にはパネルとともに、群馬産の色とりどりのブランド繭が展示されていました。

        

9月11日(金)~14日(月)まで、2階の展示スペースで「ぐんまの絹展」を開催中。群馬産のブランド繭で作られた、さまざまな製品が並べられています。

        

まず、目を引いたのが「伊勢崎銘仙」。にゃんこ的に、銘仙と言ったら「秩父」しか浮かばなかったけれど、なるほど伊勢崎にも銘仙作っているところがあったのね~。ちっとも知らんかった…。

         

お話をうかがったのは、木島織物所の木島社長。一時は本当にすたれてしまった銘仙が、じわじわと人気が出てきたので、何とか継承していきたいと語っておりました。反物は85000円とハードル高しですが、バッグは8000円というお手頃価格で手が出そうに(^^; さすが、絹王国の群馬。まだまだいろいろな展示が続くのです。(つづく)

ぐんまちゃん家HP→http://kikaku.pref.gunma.jp/g-info/index.html
ぐんまちゃん家の紹介→http://www.mapfan.com/kankou/kankouspotdetail.cgi?SPOTCODE=S14KIX10
木島織物さんを訪問した方の、ちょっと前のブログ
http://homepage2.nifty.com/gokaya/kimononi/isesaki.html

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