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温泉にゃんこのネコ散歩

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猫の日に思うこと

2005-02-22 20:27:36 | スピリチュアル
今日2月22日は「にゃんにゃんにゃん」で猫の日。毎年この日には、にゃんこちゃんの大好きなマグロのお刺身をあげていたことを思い出す。彼女が逝ってしまった当初は涙にくれるばかりだったが、今は
「私のところに来てくれて、本当にありがとう」
と思えるようになった。そして数日前、1枚のはがきが私の元へ舞い込んだ。私が写真を始めるきっかけを下さった、写真家の石橋照子先生からだった。

ご主人を難病で亡くされた石橋先生は、それから写真学校に入り懸命に写真に打ち込んだ。卒業後はみるみる頭角をあらわし、写真学校の講師をやったり数々の個展を開き、「ぼくの住処―牧場ののらねこ物語」をはじめとした写真集も出版している。ネコや湯治場のお年寄りを主人公とした先生のモノクロの写真は、見る者の心を温かくしてくれるものばかりだ。

そんな先生の大切な被写体であり家族であった、一緒に住んでいた「茶子」ちゃんが亡くなったという知らせだった。賢く気高く、でもちょっと抜けてるところも見せてくれる美猫の茶子ちゃんは、先生のギャラリー「ひなたぼっこ」のアイドルだった。その茶子ちゃんが、逝ってしまったという…。先生はこの前にも、もうひとりのやんちゃな雄猫の「ゴーちゃん」を亡くしている。大切な同居者がいなくなってしまった空間は、どんなにか寂しいことだろうと思い目頭が熱くなる。こういう時は、どんな言葉をかけていいかわからない。ただ、その悲しみを共有することしかできない…。短い言葉を記したはがきを、ポストに投函した。

ネコたちは、きっと何かの縁で私たちのところにやってくる。そして大切なことを教えて、人より短い命を終えて旅立って行く。猫の日に、そんなことを思う。私の部屋には、陽だまりで気持ち良さそうに眠るにゃんこちゃんの写真がある。もう一度言おう
「私のところへ来てくれて、本当にありがとう…」。
今日は十三夜、銀色に輝くお月さまの中に、にゃんこちゃんの姿が映っているように見える。ゴーちゃんも茶子ちゃんも、一緒に遊んでいるかもしれない。

石橋照子プロフィール→http://www.miaago.com/net-p-isibasi.htm
石橋照子氏作品→http://members.jcom.home.ne.jp/yubineko/ishibasi2.html


93歳☆1ヶ月

2005-02-02 19:55:36 | スピリチュアル
年が明けてすぐ、1月2日に祖母が93歳の誕生日をむかえた。特養に入り、もうにゃんこの名前もわからなくなっているが、会いに行くと手を握りながらわけがわからないながらも話をしてくれるのが嬉しい。

この祖母、波乱万丈で複雑な人生を生き抜いてきたため、しっかりしている頃は相当キツイ人だった。が、痴呆を発症してからは正反対に穏やかで可愛くなり、施設の職員さんの人気者である。この日は、職員さんから可愛い手作りのカードが付いたプレゼントをいただいて、にゃんこの方が感激して涙ぐんでしまった。

同じ部屋には96歳のおばあさんがいて、この方は頭もしっかりしているため、行くたびにいいお話を聞かせていただいている。
「私の主人は、99歳と40日で逝ってしまったの。だから私は100歳まで頑張りたいの。あそこの家はみんないつまでも生きている…なんて言われるけど、早死によりは長生きの方がずっといいのよ。長く生きれば、世間さまのお役に立てることもあるの。だからあなたも頑張って…。」
人の寿命には、何か意味があるのかもしれない。健康でいられることに感謝して、自分に出来ることをやっていこうとあらためて思った年明けの1日だった。

あれから1ヶ月。今朝ふと見た、お寺さんからいただいた日めくりカレンダーの今日の一言が心にしみた。
   
   「至誠心(しじょうしん)」 ありのままの姿 さらりと生きる 



あたりまえの幸せ…

2005-01-07 21:07:44 | スピリチュアル
今日は七草粥。早いもので、これで松の内も終わり。にゃんこ、わけあって今日が遅めの仕事始め。6時前の暗いうちに起き、まずは早朝の星空を眺める。凍てつく空に、月齢26の細―い月が冴え冴えと輝いている。やはり仕事が始まると、生活の調子がととのっていいもんだ。

年末の検査で異常が出た母は、暮れに内視鏡で数ヶ所組織を採取して、細胞診と細菌検査の結果待ちだった。年越しの心配というのも、なかなかキツイものがある。予約日の5日に、母に付き添って某病院に向かう。何せ何ヶ所も取られてたから、かなりマズイかなぁ…と気弱になる。これで、入院&オペになったら、大変な状況になってしまう。でも、そうなった時は、腹をくくって治療に専念するしかないな!と思いつつ順番を待った。カルテを見る担当Dr…むむっ?どんなもんか?
「ん~、取りあえずガン細胞は出てなかった。でもピロリ菌がいるから、除菌しましょう。」
ダーッと力が抜けた。ああ、セーフだ。良かった(^^; こういう時、本人よりもまわりにいる者の方がドキドキしてしまうものだ。

「ああ、ありがたい!感謝!感謝!よかったねぇ♪」
と、本人よりも嬉しがり、嫌がる父と面倒がる母を無理やり車に押し込んで、大宮の氷川神社にお礼を兼ねた初詣に向かった。快晴の空の下、境内入り口の赤い楼門が目に眩しい。3人でお参りに来るなんて、何年ぶりだろう?手を合わせながら、あたりまえの幸せというものを思った。嫌がっていたふたりも、清々しく華やかな神社に詣でた後、にゃんこ行きつけの神社横のギャラリーカフェ「あっぷるはうす」で温かい飲み物と美味しいピザを口にし、可愛いにゃんこのオブジェを見ると、
「おっくうだったけど、やっぱり来て良かった。たまには外に出るのもいいね。今日はいい日になったね。」
と、なかなかリフレッシュできた様子。特別なことは望まない。普通に過ごせるのがいいんだよね…。

年始のご挨拶に行ったお寺さんでは、毎年日めくりを下さる。これには、とってもいいことが書いてある。今日は、法然上人のうただ。

     池の水 人の心に似たりけり
    
     濁り澄むこと 定めなければ

生きていれば、いろいろなことがある。いつも清らかな心、平常心でいることは難しい。でも、感謝の気持ちを忘れない人でありたいと思っている。というわけで、今年も患者さんの癒しになれるように、懸命に働きましょう(^^)v 皆さまも、そろそろ調子が出てきた頃でしょうか?

大宮氷川神社→http://www.genbu.net/data/musasi/hikawa_title.htm



Ayako in セドナ

2004-12-19 22:42:34 | スピリチュアル
白神山地のツアー参加者の中に、常に心地いい匂いをさせている女性がいた。これが前出の、アロマセラピストで自分でサロンもやっているAyakoさんとの出会いだった。にゃんこ、なかなか頑固な肩こりさんで、マッサージやアロマが大好き!旅の後も、サロンにお邪魔したり、一緒に温泉に行ったりというお付き合いが続いている。

Ayakoさんは、ひとりで海外にも行ってしまう行動派で、今年の秋にはアリゾナにあるセドナという場所に1週間ほど滞在して、「観光」ではなく「自然と対話」をしてきた。海外未経験のにゃんこには、セドナなんて地名を聞くのも初めての未知の場所。サロンでのイベントに参加した時、その旅のお話を映像と共にうかがった。

セドナは、ジュニパーとサイプレスの香り漂うヒーリング&パワースポットとして有名な地らしい。近年はスピリチュアルツアーなども出ているが、やはり自分の足で行って自由にその「気」を感じるのがベストなようだ。それぞれの岩や渓谷には大きな力が宿り、ピュアな空気が流れているという。そしてそんな時間を過ごす中で、Ayakoさんはそこで暮らすネイティブの人々の「大地に感謝する気持ち」に強く感銘を受けたという。にゃんこ的には、ヒーリングセッションの話が印象的だった。

人にはそれぞれ、その時行くべき場所というのがあるような気がする。何となく軽い気持ちで行く気になったけど、そこに行ったら人生観が変わったとか、自分の人生の中での大切な役割を持つ人に出会ったとか…。どうもAyakoさんにとって、セドナはそんな力を秘めた場所のようだ。

お話を聞いた後、ジュニパーとレモンの精油を使っての足裏マッサージをレクチャーしてもらった。ジュニパーには、浄化や解毒の力があるので、とてもスッキリした気分になる。その後、玄米をつかったお芋さん入りおにぎりをいただいた。まいう~♪ふぅ~、体の中からも綺麗になりそう。

Ayakoさんは、なかなかの企画屋さんで行動派。自然を感じられるイベントも定期的にやっているので、興味のある方は参加してはいかが?そこに、にゃんこもいるかもしれません(^^;

PS) その後アロマとは全く関係の無い宇宙の話で「セドナ」という名称を耳にした。国立天文台の渡部潤一先生の講演でのこと。太陽系第10惑星か?と思われる☆の名称がセドナ。ん~、この神秘の繋がりは何だろう???

セドナのご案内→http://www5f.biglobe.ne.jp/~azguide/sedona.htm
Ayakoさんのセドナガイド→
http://aroma-sundries.com/tabi_sedona_2004.htm
アロマサンドリーズ→http://aroma-sundries.com/



アロマ占い

2004-12-18 00:44:41 | スピリチュアル
ここ数週間あまり、忙し過ぎて心を無くしていた。そう言えば忙しいという字は、心を無くすって書くもんな。病院では忙しくて浮き足立っていた時に、ほんの数秒間に起こしたミスがおおごとになって、周囲の人に多大な迷惑と手間をかけさせてしまった。私生活でも何かと気に病むことが多く、仕事から帰っても心が休まる瞬間が少なかった。知らず知らずのうちに心が潤いを無くし、そこに邪悪なものが入り込んできてしまったようだ。

大きな消耗感を覚えた夜、アロマサロンをやっている友人の亜矢子さんに電話をかけたところ、快く翌日のトリートメントの時間を空けてくれた。ピュアな空気が流れるサロンで、今日の気持ちに合ったアロマオイルを選んでもらう。ローズ・ペパーミント・サンダルウッドのブレンドは、心の迷いをスッキと整理し明るい気分にさせてくれる香りだった。優しく暖かいマッサージを受けているうちに、いつの間にか闘争的になって力が入り過ぎていた心と体がときほぐされていった。

その後、初めて「アロマ占い」をやってもらった。ホヤホヤ~ンとした雰囲気の亜矢子さんだが、実は不思議な力を持っている。一緒に旅行に行ったとき、お土産屋さんから出てきた彼女が、
「これ、何となくにゃんこさんのところに行きたがっているような気がして…」
と、トンボ玉のストラップをくれた。亜矢子さんは知らないはずなのに、そのトンボ玉のラベンダー色は、にゃんこの携帯の色と全く同じだった。大好きな色で、今もお守りだと思って大切に付けている。

実は彼女は白魔術を駆使できるのではないかしら(^^と思う。その力が発揮されるのが、このアロマ占いだ。たくさんの綺麗なビーズケースやパワーストーンの中から、直感で気になるものを選ぶ。するとその時の状況や今後の展開などがわかるのだという。にゃんこが最初に選んだのは、白とブルーを基調としたビーズケースと、ラピスラズリのパワーストーンだった。その後に選んだのは、ピンクと白のビーズケースと、甘いローズクォーツと空と雲を模したような石。細かいことは記さないが、にゃんこには人と人、人と物を結びつける力があるそうだ。そして無意識ながら、宇宙や目に見えないスピリチュアルなものを人に伝えようとしているという。

あまりにも思い当たる節があって、ビックリしてしまった。にゃんこが「気持ちいい」「幸せ」と思うことを、多くの人に体験してもらって、その人が幸せを感じてくれるのが、にゃんこの望みであり幸せだ。でも自分が追いつめられたり悲観的になったり、戦闘的になったりしていると、そんなことが伝えられなくなってしまう。
「大丈夫、優しさがここに出てるもん。自然体でやっていけば大丈夫」
という一言が胸の中に暖かいミルクのように広がり、凝り固まっていた心と体が解き放たれて楽になった。行き詰まっているとき、友人や周囲の人に助けられることが多い。常に感謝の気持ちを持っている自分でありたいと思いながら、帰路に着いた。

アロマサンドリーズ(HPでアロマ占いもできます!)
http://aroma-sundries.com/