東大医学部の噺家の若旦那のような司会君が登場し、そつのない進行でイベントが始まる。会場は、たくさんの医学生や看護学生に加え、医療従事者らしき大人の姿もチラホラ見える。まずはDr米山が登場し、「アクティブのすすめ」という演題で講演が始まった。
新設医科大の医学部で過ごし、大学病院勤務を経て著作業を開始し、開業医として作家としてさまざまなシーンを見てきたDr米山が、これから社会(主に医療業界)に巣立っていく若者に辛口のエールを贈る。
「今、頭の中でイメージしている医療現場と実際の現場は全く違うが、今の理想や気持ちを持ち続けて欲しい」
「狭い医療業界のみで生きてはイケナイ。何か他の全く違う世界と接することが、生きていく上で大切なものになる」
と、自らの大学病院でのツライ体験やアリャリャ?な笑える話、クルーズの話などを交えて語る。最後に言った、
「患者さんと雑談のできる医者になって欲しい」
というひと言が印象的だった。きっと聞いている学生さんたちは、どういうことなのか今この時点ではあまり響いてこないかもしれない。が、社会に出て何年かの時が経ち、ふとこの言葉が浮かんできた時、初めて「ああ、こういうことだったんだ」と気づくことだろう。人の痛みがわかるDrがたくさん増えてくれたら、これからの医療業界も違う形で動いていくかもしれない…。
次に登場したのが、「おたんこナース」や「ナースマン」などの著書でおなじみの、元ナースさんの小林光恵氏。丸顔でちっちゃくてとても可愛らしい人だ。Dr米山は医師の視点からのお話だったが、小林氏は「エンゼルメイク」という死化粧の話を中心に、ナースさんや家族を介護する人の立場からの視点でお話を始めた。(つづく)
米山公啓氏HP→http://www21.ocn.ne.jp/~yoneyone/
小林光恵氏HP→http://www02.so-net.ne.jp/~n-three/


新設医科大の医学部で過ごし、大学病院勤務を経て著作業を開始し、開業医として作家としてさまざまなシーンを見てきたDr米山が、これから社会(主に医療業界)に巣立っていく若者に辛口のエールを贈る。
「今、頭の中でイメージしている医療現場と実際の現場は全く違うが、今の理想や気持ちを持ち続けて欲しい」
「狭い医療業界のみで生きてはイケナイ。何か他の全く違う世界と接することが、生きていく上で大切なものになる」
と、自らの大学病院でのツライ体験やアリャリャ?な笑える話、クルーズの話などを交えて語る。最後に言った、
「患者さんと雑談のできる医者になって欲しい」
というひと言が印象的だった。きっと聞いている学生さんたちは、どういうことなのか今この時点ではあまり響いてこないかもしれない。が、社会に出て何年かの時が経ち、ふとこの言葉が浮かんできた時、初めて「ああ、こういうことだったんだ」と気づくことだろう。人の痛みがわかるDrがたくさん増えてくれたら、これからの医療業界も違う形で動いていくかもしれない…。
次に登場したのが、「おたんこナース」や「ナースマン」などの著書でおなじみの、元ナースさんの小林光恵氏。丸顔でちっちゃくてとても可愛らしい人だ。Dr米山は医師の視点からのお話だったが、小林氏は「エンゼルメイク」という死化粧の話を中心に、ナースさんや家族を介護する人の立場からの視点でお話を始めた。(つづく)
米山公啓氏HP→http://www21.ocn.ne.jp/~yoneyone/
小林光恵氏HP→http://www02.so-net.ne.jp/~n-three/

