横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2022年12月3日 師走らしい寒さ
11月は暖かい日が続いておりましたが、12月に入った途端に気温がぐっと下がり季節がググッと冬へと動いたような気がする恩田の森です。
かつらの森の雑木林の中の獣道を降ります。降りきったところが万年寺谷戸です。
獣道の脇で咲いていた八手(やつで。ウコギ科ヤツデ属)の花。雑木林の中の日当たりの悪い場所でも育つ常緑低木です。庭木にもされますが、私の記憶の中では無花果同様、日当たりの悪い北側の汲み取り式トイレの裏辺りに植えられている木です。
花にぐっと近づいて観るとこんな感じ。小さな花がたくさん集まって球を成しているのがお分かりいただけるでしょう。
黄紅葉の進んだ雑木林と小谷戸の畑。冬の間も比較的温暖な横浜地方ですので、畑ではキャベツやブロッコー、白菜や小松菜などの葉物野菜が栽培されています。
千両と万両。千両(せんりょう。センリョウ科センリョウ属)の実は葉の上に、万両(まんりょう。サクラソウ科ヤブコウジ属)は(重いので、と覚える)実が垂れ下がります。庭にも植えられますが、実を食べた鳥が糞とともに種を落とすのでしょう、雑木林の林床でも普通にみられます。
紅葉を楽しみに出かけることを紅葉(もみじ)狩りと云いますが、残念ながら恩田の森にはモミジは多くありません。でも探せば、少しはあります。
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