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半袖日和

28 April 2012

 ここ暫く週末にはぐずついた天気が多かったのですが、今日は久しぶりに良い天気となりました。気温もぐんぐん上がり半袖日和を通り越し、Tシャツ日和となった今日の恩田の森でした。


 一週間で雑木林の緑がすっかり濃くなりました。その緑をバックにした柿若葉も、今週が見納めでしょう。柿の木って、その花のように地味なのですが、若葉といち早く色付く紅葉は実に綺麗です。


 染井吉野が終わり八重桜が満開になると、庭先に植えられた躑躅(つつじ)が咲き始めます。古くから愛でられた躑躅には多くの園芸種があり、その一つひとつはとても覚え切れないし見分けもつきません。


 恩田の森でも、ところどころにレンゲの種が蒔かれた田んぼがあります。耕され肥料が撒かれた田んぼよりもレンゲ田に見た目が美しいだけではなくたくさんの虫も集まって来ます。その代表が蜜蜂でしょうか。こうしてレンゲ田で蜜蜂たちが集めた蜜が「レンゲ蜜」として売られるわけです。


 この時期、納屋の裏などほの暗いところでひっそりと美しい花を咲かせるのがアヤメ科のシャガ(射干。著莪、胡蝶花とも書く)。この奥ゆかしさが、私は好きです。

 このページで紹介しきれない写真はblogの方に掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。
Blog:郷秋<Gauche>の独り言
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