オリンピックは進む。
面白い競技もあるし、本気で応援も。だから、そんなにバタバタと日程を詰めずに、ゆったりとしてもいいのじゃなかろうか。
涼しくなって、パリの街路が色づく秋まで、オリンピックを延長してもいいと思います。
*パリ市街が色づくかどうか知りませんけど。
陸上競技場では、トラック競技とフィールド競技が同時進行。
日本人、短距離には向いてませんなあ。日本人だけじゃなくて、中国人、韓国人も、体格、筋力などにハンディがあるよなあ。
陸上競技の短距離は、特に厳しい。100mなんかは予選の段階からアジア東部の人がほとんど走ってない。それでも全力疾走する選手。拍手です。
砲丸投げ、やり投げ、円盤投げ、ハンマー投げなどの〇〇投げも難しい。
走り高跳びも…うむ。
同じNHK番組で、男子ハンマー投げと、女子走り高跳びを放送していました。
これが分類上は同じホモ・サピエンスか。
女子走り高跳びの選手のみなさんは、細身のスラリとした体形。足が長い。おそらく身体の70%ほどが脚部でありましょう。
陸上競技の選手をカモシカなどと呼びますが、カモシカなんかよりもずっとスマートです。日本カモシカは、牛に近いらしく意外にごっつい体形ですから。
サバンナにガゼルというのがいましたか。あんな感じで、スーイ、スーイと走って来て、ヒラリッと2mほども跳び上がる。スルルッと背面跳びでバーを鮮やかに超えていく。
その近くでは、ハンマー投げの筋肉オジサンたちがブンブン、クルンクルンと回転して、ビューンと投げる。投げるときに何か叫ぶから、なお一層の迫力です。
こうして多種多様な人間が集う祭典です。これ、選手の競技を入れ替えたら…それはもう無茶ですね。すみません。
なお、日本の男子、フェンシングの団体で金メダル!
武士道の本場、北辰一刀流、千葉周作道場の伝統を見よ。エイ、ヤッ、トォーッ!
これで日本中の高校にフェンシング部ができるのじゃないか。
夏期講習会の授業で、中3クラスへ。
オリジナル版テキストの記述式のページを担当。
この夏の私は、記述式の専門担当者です。いわば「記述式のDH」ですね。
おお、そうなのだなあ。つまり記述式の大谷翔平選手のような…似ています。
記述式の指導は、待つのが大事です。
生徒たちは、考えて考えて、さて何を書こうか。まだ考えている。
ここでサッサと解答の例を言ってしまうと、記述力が伸びません。
「野球でいうと、ストライクゾーンが広いよ」
「サッカーでいえば、ゴールポストが大きいのです」
「バスケットボールでいうならば、あのカゴ…何と呼びますか?…あれが巨大なカゴなのです」
そして、
「バレーボール、テニスやバドミントン、卓球ならば、中間部に意地悪な網が無くて、相手のコートが広いのですよ」
だから思い切ってボールや羽根を打ち込む=答案を書く。
書くのを待つことが大事です。生徒は粘るべし。先生は待つべし。
鉛筆を削る係をして、大きな鉛筆削り器を持って、予備の鉛筆も持って、教室を歩き回っています。
生徒が鉛筆を動かすのを、待つ夏!
なお、本日は花火大会。
電車では浴衣姿の若者が目立ちます。
2コマ目の授業が終わって、いざ、次のコマも私がグイグイと引っ張るぞ。
が、生徒1名が
「友だちみんなで花火大会に行くので、これで帰ります」
うわっ。
花火に負けましたー。
青春の夏ですからね。
ドドーン♪