えっ?
大阪万博、ほんまにやるのか。
動き出したから、失敗するとわかっていてもやるのですか。
で、お客さんも、面白くないとわかっていても行くのか。
空飛ぶ車。
うむ。空を飛んだら、それは飛行機じゃないですか。
海に浮かぶ車は、船です。
陸地で道路を走る船は、自動車で、線路を走ったら電車や汽車。
中学生が高校に入学したら高校生で、お刺身を焼いたら焼き魚で、生の魚を干したら魚の干物ですから。
つまり、大根を干して漬けたら、それはタクワンなのです。もういいか。
まあ、私は大阪万博には行かないから、みなさん頑張ってください。
無理な青少年の学徒動員、老人会の報国奉仕運動などで入場者数をカサ上げせんように、と言っておきましょう。
生徒のみなさんへ。いきなり社会科の補習授業です。
「関税」という単語がニュースの主役におどりでています。アメリカの大統領・トラ男氏(匿名希望)が、
「アメリカを再び偉大な国にする。そのために関税で外国の自動車や鉄鋼、アルミニウム、薬品、オモチャなどが輸入できないようにする。アメリカ合衆国の工業を復活させるぞ!」
と叫ぶ。
日本も中国もEUも、東南アジア諸国も弱り果てています。
アメリカ合衆国は巨大な市場で、世界中から農産物や工業製品が集まってくる。それが関税で邪魔されたら、困ってしまいます。
たとえば、バングラデシュという国。インドの東にあります。はい、地図帳で確認しておきましょう。
この国の主力産業は繊維産業で、安い人件費でシャツやパンツ、Tシャツなどの衣類を製造してアメリカや日本に輸出している。
せっかく安い賃金で働いて、安い服を作っているのに、関税をかけられたら、関税のぶんはアメリカに運び込まれたときに値段が高くなる。
関税はアメリカの輸入業者(貿易会社やスーパーマーケットの会社)の負担ですが、「バングラデシュの製品は安い」という長所がなくなって、売れなくなってしまいます。
バングラデシュの一人あたりGDP(国民所得)は、一年間で40万円。
日本は509万円だから、日本の12分の1です。
*経済力を比較する数値で、実際に財布に入ってくる金額と同じじゃないですよ。
バングラデシュにとって、アメリカに衣類を輸出できなくなったら、収入がなくなってしまう。これは国にとっても国民にとっても大問題です。
*ネットにあるJBpressの資料から引用します。
1929年、世界の主要な国々は世界恐慌に見舞われました。それを脱するために、植民地を持つ国はそれぞれの決済通貨を軸として経済圏(ブロック)を形成。ブロック内では関税を軽減する一方、ブロック外からの輸入には高い関税をかけたり貿易を制限したりし、自国産業を保護する体制をつくりあげました。いわゆる「ブロック経済」です。
これ、歴史の教科書にのっていますね。ここから第二次世界大戦が始まった。
まあ、いきなり世界大戦になることもなかろうが、世界の経済が混乱して、日本も大迷惑です。
写真は、中学1年生へ、先輩からの部活紹介&勧誘のメッセージカードです。
中学校生活のヒント、アドバイスも織り込まれていますよ。
いよいよ中学生です。楽しいぞー♪
なお、中2と中3の先輩諸君は、ますます…。
こうして1学期が開幕しました。