春に、あちこちの教室、校舎を駆け巡るシリーズ。知っているようで、実は知らなかったこともあり、先生&スタッフの頑張りや工夫、コダワリなどに感激することもあります。
そうなのか。
気づかなかったなあ。
申し訳ないなあ。
そういうのもあります。
また夏が近づいたら私自身がキリキリ舞いになるかもしれない。今がチャンス。そう思っています。
北陸方面の4カ所(福井市の藤島校、四井校、金沢市の泉野校、東金沢校)に続いて、京都の亀岡駅前校へ。
おうみ進学プラザは、「進学プラザ・グループの西の翼」で…自称…、その東の先端が金沢東校なら、西の先端は京都・亀岡駅前校だから。
古来、この動きを「東奔西走」と申します。
ちょっと違うか。
社内のミーティング、書類などで「京都の亀岡校では…」と名前は出てきても、なかなか訪問できませんでした。
行ってみると、校舎のようすや周辺の景色などなど、いいところでした。
嵯峨野山陰線の電車が、外国人観光客で大混雑!
亀岡校の先生、スタッフは、通勤が難儀かもしれないなあ。
などと、気が付いたり、考えたりしつつ巡っています。
帰途。嵯峨野山陰線の京都行の電車は、ギューギュー詰めの満員!
多国籍人間漬物になりそうでした。
満員電車を知らない外国人、笑ったり、困り果てたり、顔をしかめて苦しそうだったり。
桜の花が満開の美しい日本。満員電車の思い出もできましたね。
なんて言っている場合じゃないかもしれんぞ。
あの混みよう、車内事故スレスレの危険な状態で、韓国ソウルのイテウォンの雑踏事故、インドのヒンドゥー教の沐浴の事故を思い出しました。
そのうち、混雑になれていない外国人旅行者がケンカになったり、怒って暴れたり、幼い子どもや老人が…。心配なほどのギューギュー詰めです。
なにかと失敗の多いJR西日本、「乗客が多いから、儲かりまっせ♪」じゃない。
ここは安全&日本国の評判のために、何とかしたほうがいいぞ。
京都の円町駅で降りて、河合塾マナビスの北野白梅町校へ。
春の京都を、テコテコと歩く。
田家先生が仕事中でした。スタッフも掃除や教材の整理などをしていて、ここも明るくて清潔です。
「北野白梅町も年月を経て、壁紙が古くなってきました」
と田家先生。
この校舎の大学合格実績をまとめて、大きなポスターを作ってありました。
旧帝大などの難関大学へ着々と、というのもすごいですが、北は北海道から南は九州まで、日本全国へ。そこがすごいと思いました。課題達成のシールに驚きました。ていねいに、地道に、着実に進む北野白梅町のマナビス。
田家先生に色々な話を聞いていたら、男子高校生が来校。玄関でキリリッと礼儀正しい御挨拶を。
見覚えのある紺色系の学生服と校章ですが…この校章は…洛星高校の生徒でした。
志望大学は、おおっ!さすがに洛星高校です。がんばれー。
田家先生に差し入れを渡して、じゃあ市内バスで、校舎のすぐ前のバス停から京都駅まで帰ります。
が、田家先生はあっさりと
「バスには、乗れませんよ。この前のバス停に来るときには、もう満員ですから」
とのこと。
まあ、混んでいても、まさか一人も乗れないということはなかろう。
…はい、乗れませーん。
無理です。
もうドアからはみ出すような満員です。
バス停でドアを開けたら、車内に乗っている乗客がポップコーンのようにポンポンと飛び出しそうな膨張、満員!
その次のバスも満員です。
JR円町駅まで、帰りも歩きました。
西大路通りを歩く男が一人。
ここは元気を出して、新撰組の歌でも歌いますか。
賀茂の河原に 千鳥が騒ぐ またも血の雨 涙雨
武士という名に 命をかけて
新撰組は きょうも行く
恋も情けも 矢弾に捨てて 戦かさねる 鳥羽伏見
ともに白刃を 寂しくかざし
新撰組は 月に泣く
(三橋美智也 「あぁ、新撰組」から引用。昭和の名曲です。)