奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

雷倉 0321

2020-03-22 05:44:13 | 山登り
雷倉1168.6m 1/2.5万地図[樽見(岐阜7-3)]
2020年3月21日(土)No89
行程:7:00 JAいび本店→ 7:40 登山口駐車地→ 10:55山頂(昼食)11:35→ 13:40 登山口駐車地→ 揖斐 
 雷倉はある本(※)によると、能郷白山から南に延びる支脈(雷倉山脈)上に位置、山名の由来は定かではないが、根尾八谷の中又谷に「雷鳴倉」という岩場が存在するからこれによるものと思われる。とある

 10:55 雷倉山頂
 雷倉に初めて登ったのは2002年ころ、旧久瀬村小津からの高地谷の林道を自転車(ママチャリ)を使って登ろうと学生時代に自転車部だったという人から誘われた、当時50前、林道坂道は漕げると思ったが二人とも平地しか漕げない、結果自転車を4時間押して登り、山頂手前にあった小屋からは歩いて登った(登りを漕げるのは自転車通勤の中学生くらいだね)。下りは自転車を快適に飛ばし40分だったが、連れの自転車は途中で前輪がパンク、そのまま下った(笑)

 二度目は2010年2月、入ったばかりの山岳会の雷倉~タンポ縦走に参加した。八谷から登り雷倉山頂でテント泊、タンポ経由で小津に下りた。14人で登ったが、山に登らない先輩たちが登山口に我々を車で送り、下山口にも迎えに来てくれた。今ここまでしてくれる山岳会はないだろう

 山頂からの花房山(2010年2月21日朝に撮った写真)

 三度目はその5年後、1/2.5万地形図を見ていると、雷倉南側から登れば冬でも日帰りできると思った。この時も14人、私は力量不足だからリーダーは先輩にお願いし、私はサブR参加した。雪が多く車が林道奥まで入れなかった(雷倉山頂南西約1キロ地点、花房山へ続く尾根から南下する(中又谷と樽谷の間)尾根を往復した)

 今回が4回目

 7:51 登山口
 登山道には案内板、赤布、赤テープなどが盛沢山。赤布をつけるのが大好きの私ですが、一本もつけずに歩いた

 9:26 岩場現れる
 岩場には補助ロープが沢山張られており、赤布と相まって、道を外すことはなかった

 10:46 もう少しで山頂(山頂付近はなだらか)
 山頂は風もなく、気温は20度?、夏シャツ一枚でゆっくりと食事する。持ってきたノンアルビールを少しだけNさんに分けて一緒に飲んだ。山頂からは遠く白山、中央アルプス?、御嶽山、乗鞍岳、近くは能郷白山、絶壁で黒姿の冠山(写真)、徳山ダム湖などが見えた

 11:26 冠山アップ
 40分ほど山頂にいて、同じルートを慎重に下山、60代の男女3人、途中3度ほど休憩とって、快適に下山できました

☆ 今日の反省など
・今日は行も帰りもNさんが先頭をしてくれ、付いていくだけの楽々登山だった
・山頂の銘板には雷倉に登った人は薄墨温泉が割引という張り紙が張ってあり、濡れないようビニールがかぶせてあったが、写真を撮るため、外してまた戻した(温泉は500円で入れるそう、月曜定休です)     
・雷倉は、新撰美濃誌や細見美濃國絵図では「雷冥岳」とある。二等三角点(点名:矢谷)登山口の地名は八谷(ヤタニ)
・ぎふ百山で読みは「かみなりくら」、※(新日本山岳誌)では「らいくら」、本巣市観光協会発行のパンフでは、「かみなりくら」で、いび側では「らいくら」ともいう、と書かれている。パンフは2種類あり、絵や内容がすばらしい、織部道の駅の観光協会でもらえる

 地図はブログ「城台山日記:快晴の雷倉20.3.21」から借用

☆ ヤマップの活動データ
 タイム5:59、距離8.4km、上り1075m、下り1076m、消費カロリー2602kcal、上り3:07、下り2:04でした
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雨乞棚山、三森山 0320

2020-03-21 19:16:15 | 山登り
雨乞棚山1391.0m[加子母(飯田10-2)]、三森山1100.3m[岩村(飯田11-2)]
2020年3月20日(祝)No88
行程:6:00揖斐→ 6:45羽島→ 中津川IC→ 9:15雨乞棚山登山口→ 10:25山頂10:30→ 11:10登山口→🚙移動→ 13:00岩村ダム駐車地(食事)→ 13:30出発→14:30 三森山山頂14:35→ 三森神社→ 展望台→ 15:45駐車地→ 恵那IC→ 17:30羽島→ コスモス→ 18:30揖斐

 私の山仲間で美濃百山をやっている人が3人いる。A級30山制覇目標のAさん(仮名)、A~C級ランダムに数減らし目標のBさん(同)、A級B級60山制覇しC級制覇目標のCさん(同)である
 今月は、2日に能郷白山、磯倉、3日二ツ森山と寒陽気山、6日涌谷山、飯盛山、12日日永岳、北山、と1日に2山登ったりしているが、今日は雨乞棚と三森の2山に挑戦した。前置きが長い

 9:15 雨乞棚山の登山口
 新日本山岳誌の「登路」によると、山頂まで続く登山路はない。中津川市付知町尾ヶ平から始まる林道は熊倉谷上部をトラバース気味に東進して、雨乞棚山山頂の西から南西に派生する尾根の鞍部(標高1140m付近)を越えて・・・。この鞍部が登山の起点で、南西尾根を辿って登頂。ただし登山道や作業道がないので全行程ヤブこぎを強いられる(鞍部より約1時間30分)とある
 標高1000m付近から小雪が降ってきた、林道はアスファルト道から未舗装の悪路になり、落石がゴロゴロ落ちている。車から降りて大きな石や尖った石をどけながら進む。スペアタイヤ
は2本積んでいるのでパンクしても大丈夫?、先の切れた大木もお出迎えしている(11:31写真)
 
 9:42 まだ歩きやすい

 9:55 林道を横切り笹ヤブに突入

 10:11 かすかに登山道がわかる

10:24 山頂手前

 10:27 1時間12分で山頂着、寒いので早々に下山した

 11:31 車と倒木の距離は10センチ、左側は谷でギリギリ通過

 13:09 岩村ダム湛水地右岸側にある駐車地で炊事した
 今日のお昼は、具だくさんのラーメンに味の素の餃子、白菜古漬とご飯、30分で食事を済ませ、三森山へ最短コースでピストン

 14:22 この山はイワカガミの群生地があちこちにあるみたい、見頃は4月中旬から5月初旬と案内に書いてあった

 14:34 まずは山頂に

 14:50ころ 三森神社の案内板
 この神社、案内板によると「寛永十七年(一六四〇)、諸国に流行病が広がり、その苦難を払うために、三森神社を信奉し霊験があった。」とある。中国から世界に広がったコロナウイルス、早くコロナ病気が終わるよう、お願いした

 展望台からの景色(3月15日撮影)

 ブログ城台山日記(2019年5月アップの雨乞棚山)より借用

今日の反省など
・下山時、一人男性が登ってきたが、下りてみるとその人普通乗用車できていた。いくら
僕らが石をどけたからといって、普通車では腹が擦ったでしょう
・餃子のタレがなかったのでラーメンの汁につけて食べると美味でした
 味の素のギョーザは水なし油なしで焼ける、タレなくても美味しいとのこと→ ラーメン・餃子を差し入れしたAさん談)
・雨乞棚山は岐阜百山No61、三森山は続岐阜百山No75
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石徹白散策 0318

2020-03-19 05:33:48 | 山登り
石徹白散策 1/2.5万地図[願教寺]
2020年3月18日(水)No87
行程:4:50揖斐→ 関広見IC→ 白鳥IC→ 長滝道の駅→ 7:10中居神社前駐車地7:25→ 9:50牧場跡→ 11:00野伏ヶ岳ダイレクト尾根手前(昼食)11:40→ 13:50駐車地→ 揖斐16:50ころ

 登山口の石徹白は1958(昭和33)年に福井県から岐阜県の白鳥町に越県合併し、2004(平成16)年から郡上市に合併している。石徹白は中世から白山信仰の美濃側(美濃禅定道)の拠点として栄華を誇った。一方で江戸時代中期、神職、社人らが2派に別れ対立抗争し、70人の犠牲者を出した石徹白社人騒動の地でもある。歴史の宝庫でもある石徹白だが、今は全国でも有数の残雪期登山の名所として知られ、多くの登山者やスキーヤ―を集める。でも、彼らの中に栄華盛衰の歴史を知る人がどれだけいるだろうか(※)、また、前置きがながい

 7:22 駐車地
 スノーシュー歩行をしたくてタマラナイNさんに登れたら薙刀山、登れなくても野伏ヶ岳までは行きたいね、と石徹白登山の計画を話した
 石徹白の天気は最近あまり良くなく、昨夕の天気予報「てんきとくらす」では、18日9:00~19日9:00までAと出た、早速行くことにし、出発
 長滝の道の駅で休憩、駐車場に雪が、、昨夜から雪が降ったみたいで桧峠手前からは道路に凍った積雪がある。2駆の私の車はなんども横滑りしたりして峠に出ると除雪車が雪をどけている。峠からギヤをBにして慎重に下り、駐車場に車を止めた
 ピッケルなど背にし、冬装備で出発、1時間ほどつぼ足で歩くがショートカットするところでは積雪(足が沈む深さ)が50センチほどあり、牧場跡への近道(Sカット)でスノーシューを履く。幸い、山スキーの愛好者のシュプールの跡を歩くが、それでも足が30センチほど沈む、スノーシューがこれだけ沈んだらとても薙刀、野伏は登れない

 9:52 和田牧場あとに到着
 そんなこと考えていると先行した山スキーが戻ってきスキーはあきらめたという

 10:14 いつもあるテント場付近から撮影
 10分ほど歩くと僕らの背後から単独女性(山スキー)が来た。こんな雪だけど(野伏へ)行けるところまで行くという

 5年前に野伏に登った時のメモを見ると1時間25分で登った(神社→牧場跡)ところを2時間20分かかっている。この調子だと5年前は牧場から2時間25分で山頂に着いているが今日のペースでは山頂着は14時前後だろう、2人協議の結果、薙刀、野伏はあきらめ、11時までスノーシューハイクを楽しんで、飯食って帰ることにした(あきらめは早い)

 11:55 自慢のシューが沈んでいる

 12:00 帰り牧場跡から撮った野伏ヶ岳
 
☆ 今日の反省など
・※ は、5年前に書いた山行記録より抜粋
・今日は平日と天気予報の悪さ?で、会った登山者(全員山スキー)は3人でした
・2013年4月に薙刀山日帰り(揖斐4時前発で11:00山頂着)登山した。そんなこともあり今日の山行、簡単に企画した。今日の雪質は悪すぎたが、もう昔の体力はない、悲しいね
・久しぶりの和田牧場、今季、もう一回テント泊で来たい

 城台山日記ブログより借用

☆ おまけ
 5年前の写真

 3/22 10:54 あるグループ、山頂手前でスノーシューからアイゼンに変えていた、写真左の登山者らはつぼ足で歩いている[記録では、この日14人(うち3人は山スキー)で登っていた]

 3/22 11:15 山頂を西方面に向けて撮影、天気のいい日曜日は人が多い
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貝月山 0314

2020-03-14 16:03:42 | 山登り
貝月山 1234.2m 1/2.5万地図[横山(岐阜11-2)]
2020年3月14日(土)No86
行程:7:00JAいび川本店(前揖斐川公民館)→ 7:52登山口(避難小屋前)→ 9:26小貝月山→ 9:40江美の池→ 9:50山頂10:00→ 11:24避難小屋→ 昼食後解散→ 集合場所→ 12:50自宅

 今日は月に一回、土曜日に山登りする倶楽部の山行(例会)に参加した(私は今年会員になる)。私は他にも山岳会に所属しているが普通、山岳会の例会は日曜日が多いので、山行が他の会とダブルことはない。それと参加者が毎回20数人と多く、大勢の人と話せて楽しい
 今日の天気予報は午前中は雨、けど中止の連絡はない。聞くとこの会は雨が降っても中止にならないそうだ。雨が降っても行く会は珍しい(私は現役時代転勤族で転勤の度、地元の山岳会に入った。大阪、埼玉(浦和)、名古屋(天白区)など6つ。けど雨でも行くのは7つ目のこの会だけ、また前置きが長い

 8:57 霙が雪に
 出発時は小雨、ほとんどの者が雨具上下を着用、一時間も歩くと雨が雪に変わった、ラッキー、雨は嫌だが雪は楽しい

 9:35 雪が降っている

 小貝月山を9:26に通過、9:40こんなところに池がある、看板もある、貝月はこのコースで4回目くらいだが、今まで気が付かなかった、10分で山頂着

 9:50 山頂着

 9:51 三角点名「品又」 

 9:54 記念撮影

 10:30 食事せずに下山
 登りはじめを小雨のせいで第二リフトからにした関係で10時前に山頂着、昼には早いので、おやつなど食べるなどして下山
 食事は避難小屋で、食事後は小屋の前で解散の挨拶→ 集合場所に各車で帰った
 次回は、妙法ヶ岳666.9m[谷汲(岐阜7-4)]楽しみです

☆ 今日の反省など 
・ガイド本「岐阜の山旅100コース」によると、この山は4コース(ふれあいの森、日越峠、長者平、今日のコース)あるが、長者平からのコースは登っていない。平成12年ころひとりで長者平から登ったが、その年に熊が出たのか、歩くたびに「熊注意」の張り紙が木に貼ってあった、4枚目の張り紙で怖くなって引き返した。今も昔も僕は気が小さい
・今日の三角点、マジックペンで字に黒色が塗ってあった、前にもこのブログに書いたが、三角点の色塗りはやめてほしい(塗った人間がどこの山岳会かはわかっているが、、悲しいね)
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中越山敗退 0312

2020-03-13 05:37:14 | 山登り
日永岳1215.7m 1/2.5万[下大須(岐阜6-3)、北山907.5m 同[下洞戸(岐阜3-3)]
2020年3月12日(木)No85
行程
 6:20織部の里→ 7:50 日永岳登山駐車地(小学校跡)→ 8:33登山口→ 9:38日永岳前衛峰→ 9:44日永岳→ 10:01中越山分岐→ 11:25登山口  🚙で移動
 12:15北山登山口で食事→ 12:30登山開始→ 13:51北山山頂(10分休憩)→ 14:11北山三角点(乾)→ 15:08登山口→ 16:00過ぎ 織部の里
 
 今年の目標の一つである中越山に挑戦した。最近「美濃100山」に挑戦している者に付き合って岩岳、湧谷山などに登っているが、今回はその100山の中の日永岳に登り中越山に行こうというもの。私の持っている本2冊(奥美濃のヤブ山(1月に往復9時間)、美濃の山第2巻(3/29に往復7時間弱)に中越山が紹介されているが、2冊とも下大須(揖斐川水系側)から登っている。根尾の山に詳しい本巣のSさんに聞いても下大須からの残雪期の登山を薦められていた。今回は山県市(長良川水系側)からの登山計画、私の知っている限り中越山を東側から登った記録はない、前置きが長い

 8:33 日永登山口、昨夜の雪か、山には雪が残っている

8:35 いきなり階段現れる

 9:28 山頂近くの階段

 今日も0302磯倉の60代♂2♀1の3人組、先頭に続いて登るが私以外は足が速い、ついていくのがやっと、50分で中越山への分岐に着いた

 9:38 中越山への進入口の竹藪、雨具を付けずに1mほど入ったが、雪が水になり服が濡れた

 竹の葉に雪が付いている、これでは雨具上下着らんと歩けん、と云うと、先頭(今日のリーダー)が日永山頂で話そうと云う

 9:44 日永岳三角点 

 9:54 山頂から能郷白山

 日永山頂で写真など撮り、中越山分岐に戻る、思案3分、誰もこのヤブに入って中越山へ行こうという者はいない。♂二人は登る途中、左手の下るコースを見ながら登っていた。斜面は急でおまけに雪が薄く残っている。こんなところは下れない、ロープも普段の短い(20m)ものしか持っていない、中越山へ行くならこのヤブの中約100m下って60mほど登り、また引き返すしかない 結果→ 私が一番にやめようといい、二人は行くと云う答えはなかった(敗退)
 以下に、考えたコース(青い線など)

 想定したコースは中越山ピークから400mほど南下したところからの最初の尾根を南東に下りるか、953mのピーク(1/2.5万地図には載っている)から南東に下りるか(青い線)は現地を見てから判断しようと思っていた

☆ 今日の反省など
・土蔵岳(0215で紹介)、ミノマタ(0227で紹介)で藪が薄かったので、今日は行けるとの判断は甘かった(誰も登っていないコースはそんなに甘くはない)
・縦走はともかく🚙で移動する一日2山登山はキツイ、湧谷山+飯盛山(0306で紹介)は丁子山でゆっくり食事をしたが今日は北山登山口で15分で(ラーメンを作る時間を惜しんでの)食事(今年初めて持ってきたビールは車に置いて飲まず、家で飲んだ)
・昨年12月に登った北山(1206で紹介)、今日より倒木が多かったが登り3時間かかっている。今日は登り北山まで81分、10分休息して、帰り三角点経由で57分で帰る、60代も後半になると昼食後すぐの登山はキツイ
・4月から仕事するので、3月末まで毎日でも山に登りたいが、次回の山は、ゆっくり食事し、登山後は風呂に入って帰る計画にしよう
☆ おまけ
  私のスマホの歩数計(感知した数値:今回の3人)
 日時、行先、歩数、歩いた時間、平均時速
 3月12日、日永岳、北山 23642歩、4時間15分、3.9km
  3月 6日、湧谷山、飯盛山 16542歩、3時間11分、3.6km
  3月 2日、能郷白山、磯倉 27657歩、5時間15分、3.7km
  ~年寄は下るのが早いのか、今日の時速3.9kmは驚異~

 13:51 北山山頂
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