奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

薙刀山 No184 0228

2021-02-28 21:11:34 | 山登り

薙刀山 1647m 1/2.5万地図[願教寺山(金沢5-2)]

2021年 2月28日(日)5人

行程=3:50大垣=6:00石徹白神社駐車地→ 10:00山頂→(途中食事)14:00神社駐車地=大垣

 我が山荘登山部の今年の雪山目標は10座、土蔵岳(奧揖斐)、小白山(石徹白)に続く第三弾は、薙刀山。いつもの解説(※)によると、福井県大野市上打波と岐阜県郡上市石徹白の県境に、屏風のように連なる山稜の中間に位置する山である。切れ落ちた長い尾根筋が、頂上まで突き上げる姿が見方によっては薙刀のようで、この辺りから山名が付けられたのではないか。・・登路:ヤブが濃く登山道がないので残雪期がよい。白山中居神社の下で石徹白川を渡り、旧和田山牧場への廃道化林道を・・・とある。下図参照 ※新日本山岳誌

 10年ほど前にこの山に登った時は、多くの登山者が登ったのであろう踏み跡があり、私でも地図片手で登れたが、昨年4月16日に登った時は踏み跡もなく、薙刀へは新雪のなか2人で登った(0416ブログ参照)、今回先行者は3人?、後から池田町のソロ(♀)

 では、快晴の石徹白の薙刀山登山を写真で紹介します

 写真1 飛行機雲

 写真2 登山者のシルエットがすばらしい

 写真3 先の尖がりが薙刀山

 写真4 山頂へ

 写真5 下山風景

 ★ 今日の反省など

・写真に撮影時間なし、解説があいまい、そう(2/24 不注意にて足首を捻挫し)今日私は登っていないのです

・雪質よく、ラッセルはなかった模様、カンジキを付けたのも牧場を過ぎて登りに入ったところだそう、ピッケル使わず

・それにしても、最短距離で歩いている(☆リーダーが素晴らしい)                          

 ☆ コメント

 標高1220m林道跡終点付近でかんじきに変え推高(しつたか)谷をトラバースぎみに越え、急登の難所を登り、薙刀平標高1500mでアイゼンに履き替え稜線に上がり、薙刀山登頂、下りは標高1090m和田牧場でアイゼンを外しつぼ足で白山中居神社へ

 ★ 雪山スペシャル第4弾は芦倉山を予定、(私の捻挫はまだ治っていない、)☆リーダー、よろしくお願いしまっす

 

 新(今回)旧(昨年4月)雪比較

 

 もうすぐ薙刀山(後方左は野伏ヶ岳)

 昨年4月(後方左は野伏ヶ岳)、今年より雪は少ない

 

 

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天狗山 No183 0223

2021-02-23 18:13:27 | 山登り

天狗山 1149.2m 1/2.5万地図[美濃広瀬(岐阜11-1)]

2021年 2月23日(祝)7人(Oチーム2人+Nチーム5人)

 本日はOさんリーダーで石徹白の薙刀山へ、Nさんリーダーで天狗の予定であったが、悪天候のため薙刀は中止、薙刀参加予定のうちの2人が天狗に参加した

 天狗山の山名の起こりは天狗伝説によるものと思われるが、現在まで伝わっているものは何もない(※)。私が最初に登ったのは2000(平成12)年、山頂でご飯を食べているとお尻のシート下でモゾモゾ、立ってみるとマムシが草むらにいたのを覚えている。山頂にマムシ、ありえないと思われるだろうが事実です、さて

 新日本山岳誌:村田正春さんの解説(※)を見ると、登山道はなく、天狗山から東南に揖斐川町藤橋と坂内の境界(上地図の787の尾根)になっている尾根上のかすかな踏み跡を末端から辿る(約4時間)とある。私の知っているかぎり、そこから登った人の話は聞いたことはない

 マムシが出た2000年夏、私はその東の588の西の尾根を923経由で登り、西南の798.8m(三角点・上ヶ瀬)経由で東南の尾根を降りた。現在、雪の季節に登るなら坂内道の駅から上ヶ瀬経由で登るか(勾配がキツイ)か、本日のコースがお薦め、射撃場横からのルートは急勾配で私は下山しか使ったことはない

 9:23 国道横の中電巡視路の階段から登る

 10:08 ブナ林の中を歩く

 10:51 あの頂を越えれば山頂

 11:19 高い位置に山銘板

 11:53 風よけにした雪庇下で食事後、下山準備(Nさんチーム)

 11:42 山頂から小津権現山と右下に横山ダム

 12:15 下山風景

 

☆ 今日の反省など

・膝痛が完治していない今日のリーダー!、おかげで写真たくさん、会話たっぷり、ゆっくり登っていただき、ありがとうございました

・メンバーの1人はスパイクつき長靴、我々とおなじ途中でカンジキを履いたが、長靴にカンジキ(紐)を結び付け、痛かったのでは?、それより足が冷たかったでしょう

・今年はスノーシューで貝月山、土蔵岳、小白山、赤坂山、カンジキで、トガス(戸粕)と今日の天狗山、この地域の山は余程新雪たっぷりではない限り、カンジキに軍配があがるのでは?、みなさんは、如何でしょう??、

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トガス(戸粕)No182 0221

2021-02-23 02:04:20 | 山登り

トガス 1086.7m  1/2.5万地図[美濃川上(岐阜11-3)]

2021年 2月21日(日)3人(コロナ禍対策=各自登山口集合)

行程 8:10 夜叉龍神社→ 10:00 854mピーク→ 11:10山頂(昼食)11:35→ 12:05 854mピーク→ 13:10駐車地= 藤橋温泉(1人)=自宅

 「戸粕(トガス)」は三角点名、俗称は「神ヶ岳」。国道303号を坂内方面に行き、国道から夜叉ヶ池方面に坂内川を溯る途中に「神岳(カミタケ)」ダムがある。このダムの名は「神ヶ岳」から来たものか?、そのダムから流れくる水を利用してイビデンの発電所がある。この山の登山口は国道からも見えるだろう送水管の横を登るというが、あまりにも勾配があり、まして摑まるものもない。最近はその送水管を通りすぎて地図の赤い線で登るひとが多い、登山口(道はない)には沢山の赤テープが木々に巻いてあった。ではご一緒に

 8:21 急登を上る、なれたもので、急なところはジグザグに上がる

 10:17 雪庇、落ちないよう立木すぐ横を歩く

 11:24 烏帽子(左の尖った山)と三周ヶ岳・美濃俣丸方面(山頂から)

 11:29 蕎麦粒山(山頂から)

 

☆ 今日の反省など

・岐阜市にある山岳会の新しい仲間と初めての登山、原因は後で分かったが、10:30ころ急登の手前でバテタ。2人に先に行ってほしい、僕はここで帰る、と3回言ったほど。2回目まではゆっくり行こうと二人は言ってくれたが、余りにも私が足を引っ張るので、3回目(854m過ぎた急登途中で)本当に帰ると言って、2人には先に上ってもらった(こんな経験山やって初めて)

・休んでいて、時計を見ると10:30、 帰るにはまだ早い、標高はあと180mくらい、1時間かけて登れなかったら帰ろうと考えを改め、休み休みマイペースで登った。山頂に着くと二人は食事中、15分遅れくらいの到着か  

・原因=言い訳になるが、① 前日赤坂山に登った疲れなどが残っていた、② その疲れ、水分を補うため、前夜の飲み過ぎ、逆に脱水状態になった?、③ 最初の急登、途中の急登と、先頭が健脚で、ついて行こうと普段のペースを崩した、④ 雪・寒さ対策にワークマンで買った防寒タイツと雨具下を穿いて登り、腰下が蒸れ(通気性なしのパンツ)体温上昇、⑤ 疲れたとき塩をなめるが、その塩を忘れていた(塩分補給できず)、⑥ 何と言っても気温が高かった

・反省=① 登山前日は深酒禁止、② 次回以降、通気性のある冬パンツでいく、③ 休憩時、毎回水分(必要に応じて塩分)補給、④ 低山歩きをもっと行い、山になれる(腰痛で1月はほとんど山に登らず体重が少し増えた)

 

☆ その他 

・1人(ほとんど先頭)はスノーシュ―、2人は輪カンジキを急登を上がったところで装着、下山は上がって装着したところでスノーシュー外しつぼ足で、輪カン組は道路に下りる直前で外した

・(三河)安城から来たという我々より先に登ったソロがいた。前日に土蔵へ大ダワ経由で行き、道の駅に泊まり、今日がトガスとのこと。40数年前に買ったという木製カンジキを履いていた

 

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赤坂山 No181 0220

2021-02-22 05:59:17 | 山登り

赤坂山 824m 1/2.5万地図[駄口]

2021年 2月20日(土)8人

行程 6:20 垂井集合地=8:20 マキノスキー場駐車地→ 寒風峠→ 11:30(昼食)12:00→ 12:34 赤坂山山頂12:45→ 14:20 駐車地=15:45 集合地

 赤坂山は、滋賀県高島市マキノ町と福井県三方郡美浜町にまたがる山、頂上の南峰直下を越える旧街道の粟柄越は赤坂海道ともいわれ、それが山名の由来と思われる

 私には山の仲間が大勢いる、今日はある山岳会の個人山行にお邪魔した、グループOと呼ぼう、和気藹々、ゆっくり歩き(遅い人がいても頑張れ、頑張れと言ってくれる)、山を楽しむ素晴らしい会。当然に何度もお邪魔している

 今日のコース(スタートとゴールが結んでいないのは、途中でスイッチを入れたから)

 10:36 スタートから2時間くらいはガスっていた (写真Yさん提供)

 12:13 途中で昼食を済ませる、すると青空が、赤坂山頂を目指す ( 〃 )

 12:25 赤坂山頂手前で南側を振り返る、この鞍部が粟柄(あわがら)越か?

 足跡で、この山の人気度がわかる

 12:37 山頂は美浜町なんだね、北方面(日本海側)を撮る

 帰り(ラストで数人が)、ランチシートをお尻に敷き、スキー場を下った、一人キャッ、キャと喜ぶ女性がいた

 

☆ 今日の反省など 

・8人のうちのひとりは、つぼ足歩行で楽しんだ。帰り下から登ってきたテント泊のグループも全員つぼ足、このくらい、雪が締まっていれば、スノーシューなど履かないのが雪山登山の楽しみか?、何か間違っていないかと思った(私の師 S氏の雪山登山は、もう歩けないというところまでツボ足、そこでカンジキ or アイゼンを履いたものだ)

・8人のうちのひとりは、集合時間遅刻の常習犯、昨年8月の三の峰参加のおりも20分遅刻、今回も20分、7人が20分待てば140分の時間ロスとなる(昔僕が通った小学校の先生が1人5分の遅れは〇〇人で何分ロスだ!!とよく言っていた)

・それでも私はグループO(オー)に参加する、少し?、遅れても小言は言わない、それだけ仲睦まじい人たちです

 

 

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昔の山岳雑誌より No180 0217

2021-02-17 06:58:08 | 雑談

昔の山岳雑誌より 山岳会員は減少傾向か?

2021年 2月17日(水)

 揖斐川図書館で20数年前(1999年)発行の“中高年爽快山歩き”という本を借りた。その中に“山のサークル84”という(山行数・会員数など)記事について

☆ ビックリ

1位:東京OI・・・・会、なんと毎月60~80回の山行(会員1900名、リーダーが80余名、4グレードに分け山行実施)→ 年間ではなく月間60~80回ですぞ!!

2位:栃木N・・会、講習を新人会員、ハイキング、リーダー、岩、雪、救助と6段階に講習を分け、進級に規制あり

3位:愛知HW・・会(会員1094名)先月大野アルプスで会った人の会、ネットで現在は699名とあった(ここもいろんなグレードを用意、岐阜市の会だったら私も入りたいのだが愛知は遠い)

4位:84サークルに、会員数9名(東京都)、13名(千葉県)、16名(大阪府)、18名(埼玉県)の少数精鋭?の会も紹介されていた。紹介するほど会に特徴がないのにビックリ

5位:愛知Y・・会(会員102名):嬉しい記事、私が2005年から6年間入っていた会で現在会員は約120名。ここは、会長(愛知県岳連幹部)が登山教室(講義数4回くらい)を県内で行うなどして、その生徒が入会する “ 知恵も実力もある会 ”、例会も月2回していた。愛知県は岳連も所属する会もしっかりしており、岳連講習も豊富

 冬山講習は御嶽山、霊仙山などで年2~3回行った(写真はイメージ)2013.12撮影

番外:千葉県M会(会員約100名)、入会条件に女性の入会者は60kg以下だって、、男にも条件を設けよ、体重制限するなら、女性55kg以下、男70kg以下でしょうね、エッ、越えているって?

 

 夜叉ヶ池山開き、私は”和気藹々”という言葉が好き、長閑(のどか)ですね 2012.7撮影

 

☆ 何が言いたい?

 最近はネットで、ヤマップで、行きたい山が簡単に調べられ、初心者でも行きやすくなり、若者が山岳会に入らず、山岳会の会員、次のリーダーは減少傾向という

 私が応援したいのは、これからのリーダーを増やすこと。幸い岐阜には “ 岐阜百山、美濃百山 “があり、これら百山を一緒に制覇することによって、新しいリーダーを育てあげたい。私だけでは実力不足なので、私の師 数人に我が山荘登山部に参加して頂いている

 

 山岳会に入っていろんな講習を受けよう。(今はない猿投ブッポーウォールの壁)怖くて、壁に縋り付いているので初心者はすぐにわかる 2006.9撮影

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