裸のヤコブ

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【あ】いただきます~あきさんの日記より~

2009年02月05日 | ある日の戯言

TOP画像はここからお借りしました。
問題があればご連絡ください。




この食べ物は、全宇宙からいただいたもの。

大地・海・空

そしてたくさんの人々の労働。

これをいただくに値する人になれますように。
私たちの不親切な心をかえて、むさぼらない食べ方が学べますように。
この食べ物が私たちの力になり病気から守ってくれますように。
理解と愛の道を歩くことが出来ますように。

今、地球上で沢山の人々が飢えで苦しんでいることを
忘れないように、この食事をいただきます。




ハワイ島ジンジャーヒル
食事の際のお祈り





ちょっと前に、今更ながら始めた
あのサイトで知り合った素敵なアーティストの「あきさん」が
ご自身の日記の中で紹介していた文章ですが
あまりにも感動してしまったので
本人の承諾を得てここでも紹介させていただきました。


大地の片隅で生かされている。
生かしてもらっている。
それらは自然界からいただいたものによって。
そして
たくさんの方達の手を渡ってきたものによって。

やはり「いただきます」の意味をしっかりと感じつつ
食べ物を口に運ぶべきですよね。
そうすると自然と「感謝」の気持ちも生まれてくるはず。
生きるとは
誰かの”いのち”や”苦労の結果”をいただいているということを。



昔、アフリカのサバンナでキャンプをしたとき
何の気なしにいつもの習慣で
食事会場で手を合わせて「いただきます」と言っていました。
そのときキャンプ場のスタッフが「ミスター…」と声をかけてきて
ふと顔を上げると
私が手を合わせて自国の言葉を口にしていたせいでしょう。
声をかけてきたスタッフが大慌てで"sorry"を連発し続けているのです。
そのときに
食事の時のお祈りや挨拶、ひいては食べることについて
とても重要なんだと改めて感じたのでした。
私はそれ以来、どんな場所でも場面でも
手を合わせて「いただきます」ということにしています。

でも、ハワイ島ジンジャーヒルの食事の際のお祈りを読んで
もっともっと
たくさんの人や生き物達、そして自然とそれを包み込む地球に
感謝の気持ちを持たなければならないなと感じたし
このお祈りの中に出てくるような人になりたいなとも思いました。


食べることは生きること。
食べ方は生き方。
食べる時の気持ちは生きる時の気持ち。


感謝の心を忘れずにいたいですね。






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2 Comments

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こんばんわ。 (KANA)
2009-02-07 22:09:59
感動、そしてとても共感しコメントせずにはいられませんでした!

私も毎日食事の際には生き物や作っている人など、かかわっているすべての人に感謝の気持ちを込めて「いただきます」と言っています。

昔私のおじいちゃんがお米を作り、牛や馬、豚や鶏などを飼っており、おばあちゃんは今でもずっと野菜を作っています。

そんな事もあり、私は幼い頃から母親に

「米つぶ一つ残らず食べなさい。一生懸命作っている人がいるんだよ」

「世界には食べたくても食べれない人がいるのだから、食べれる事ができるだけでも幸せで、感謝しなきゃいけないんだよ」

と常に言われて育ちました。

体のほとんどは口から入れる物で出来ていますもんね。

動いたり、声をだしたり、笑ったり、泣いたり

食べたり、飲んだりしているから出来る事で

沢山の命を頂いて自分の力になっているんですよね。

うまく言うことが出来ないですが、私は神様はすごく心が広く温かい方だと思いっています。きっと人間を見て悲しく、悔しく思っていると思います。


小さな事にも感謝をし
喜びを感じれる人は

きっと毎日を楽しく

人にも優しく

できると思います


「自分を苦しめる一番の原因は自分自身だ」という言葉をあるお寺で見てから、毎日頭から離れません。


世界中の人がこのような事に気がつけたらきっと平和な世の中になるだろうな~

と常に思っています。

少しでも幸せな笑顔をみられるよう

笑顔を伝染させれる人で居続けたいものですね
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まさに! (Iyahkie)
2009-02-09 08:26:02
おはようございます、KANAさん。
昔、偶然見たTVのドキュメンタリー番組で
癌のために何も食べることができない
小学低学年の男の子のことをやっている者がありました。
普段はとても心優しく
母親にすら気遣いを忘れないような男の子でした。
そんな男の子が
病気のか不安からでしょう
あまりの空腹のせいでしょうか
母親に対して
「何か食わせろよ~、何か食わせろよ~」と
母親に食いかかっていたのです。

それから数週間後だったころ(だったと思います)
その少年は亡くなってしまうのですが
食べることが当たり前ではなく
楽しみや喜びと一緒に食しているんだということを
再確認させられた出来事でした。

食べることは生きること。
でも、残念ながら
生きながらにして
色々な理由で食べることのできない人もいるんですよね。

色々考えさせられます。

ONE LOVE / Iyahkie
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