裸のヤコブ

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【あ】リアル 第9巻

2009年11月27日 | ある日の戯言

私には年に一度の楽しみがあります。
誕生日やクリスマス
娘の教育発表会などなど…
しかしそれらは「年に一度」を納得をして待っていられるものばかり。

今日の話は「また1年待つのかよ、ハァ…」とため息が出てしまう
そんな待ちきれないものの話。



年に一度
待ちきれないほど待って待って待ってやっと手に入れられるもの。
それは、あの「スラムダンク」で有名な著者
井上雄彦氏が週刊なんだかに連載している漫画
「リアル」の単行本です。
バガボンドという
武蔵と小次郎の話を漫画化しているものも連載され
単行本になっていて、それも好きなのですが
何と言っても「リアル」。
大きなくくりで内容を言うと
車椅子バスケットの話なのですが
登場人物の一言一言にいちいち納得させられることが多く
いつのまにか物語に入り込んでしまいます。
読んでいる時は
漫画というよりもドラマか何か
はたまた小説を読んでいるかのような、そんな感覚に陥ります。

そんなリアルの第9巻が1年待って、やっと昨日発売されました。



今回は野宮君のプロ・バスケットチームの入団試験に向けての話を中心に
橋君が障害を受け入れられないながらも
車椅子バスケットという目標を見つけそうになって終わるところまでです。
(ここまで来るのに、確か8年かかっています→出版されるまで)



これから
橋君とビンスのチーム「タイガース」がどう関わっていくのか
野宮君がどうなっていくのか
楽しみでしかたがありません。
しかし、第10巻の発売は2010年の秋・・・
また1年待たなくてはならないのです。
だからといって、連載中のものをとびとびで読みたくない私…。

私の中では、狩撫麻礼の「ボーダー」に次ぐ大ヒット漫画なのです。



コンピューターや漫画にはまっている日記…
ここだけ読むと、超ヲタクな感じがしますよね(笑)



まぁコンピューターはさておき、このリアル
いま、どんな漫画が好きですか?と聞かれたら
間違いなく「リアル」と即答するでしょう。
それくらい気に入っています。

ぜひぜひみなさんにも読んでいただきたい作品です。
古本屋さんでもちらほら見かけるようになっていますので
ぜひ一度手にとってみて欲しい作品なのであります。