裸のヤコブ

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【R】記念すべき第100回。

2006年05月18日 | REGGAE





 やっと北国にも春が訪れ・・・と書き出す暇もなく、3日連続夏日を記録し、暑いのが好きな私はほくそえんでいる今日この頃。はやいものでこの「裸のヤコブ」も第100回となりました。読んでくださる方がいたり、コメントを残してくださる方がいたりするおかげで、ずぼらでめんどくさがりな自分でもブログを書きつづけることができました。皆さんありがとうございます。これからも精進してまいりますのでごひいきのほどよろしくお願いいたします。

 さて、第100回ということでアフリカ旅日記ではなく、やっぱり大好きなレゲエの話を書くことにします。

 さかのぼること数日、音楽活動をし終わっての帰り道、何の気なしにぶらりと立ち寄った大型の本屋さん(CDショップ併設)でのこと。DR.ZEEさんのブログで紹介されていた「犬式」というバンドのCDを発見し視聴してみました。レゲエの影響を受けたそのサウンドは自分では出せない音の連続で、たいへん興味を持ち「これは買ってしっかり聞くべき」と判断した私はCDを手にレジに向かおうかと・・・「ちょっと待てよ、CD屋に来ているのに本物のレゲエ・コーナーを見ずに帰るのは無しだろう!」と思い直した私は早速レゲエ・コーナーへ。そこで見つけてしまったのです。発売されていたことを知らなかったのは迂闊だったのですが・・・。結局6500円ほどの金額のせいで犬式をあきらめ、そのBOXセットを購入し、帰途についたのでした。

 そのとき発見したBOXセットがこれ。

 お宝音源を集めたセットの第3段「MAN TO MAN」。4枚セットで1~2枚目がリーペリーとの音源、3~4枚目がお宝音源集。個人的には3~4枚目のダニーシムズとのかかわりあいを世界進出の踏み台にと考えていたJAD時代の音源を、リタ・マーリーの著書「ボブ・マーリーとともに」の、その時代の章を読みながら聞くのがお気に入りです。今までもJAD時代の音源はリリースされていましたが、”Soul Rebel”のアコースティックバージョンが収録されていたことに驚いてしまいました。


 おこがましいのですが、苦悩していたり、やりたいことを自由にやれなかったり、頭の中にある音を表現しきれなかったりと、神様ではないボブ・マーリーを体験できたことが、今後の自分の音楽活動の励みになりました。(リーペリー時代が一番好きですが・・・)

 ちょっとマニアックな音源ですが、機会があればぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

 このCDを見つけたのは5月11日。25年前のこの日、BOB MARLEYがザイオンへ旅立ったのです。またこの日、ラスタの長老マーティモ・プランナーが亡くなったというニュースを聞いていたのですが、CD購入後に家に帰ると妻がRED X(ピータートッシュのDVD)を見ており、画面にはマーティモ・プランナーの顔がで~んと出ていたのです。偶然出かけた本屋さんで偶然見つけたCD・BOX。心に思い浮かべていた長老の顔。はたから見たらたいしたことがない出来事でも、自分にとっては「やっぱり呼ばれているんだな」と感じてしまうのでした。



ONE LOVE