南相馬市の友達

東北地方太平洋沖地震で被災した地域に３名知り合いが居ます。
茨城県日立市に子供の頃から遊び友達のＭ君、宮城県亘理郡山元町に２０代に札幌でお世話になったＴ氏、そして福島県南相馬市の歯科医に嫁入りした久美子さんです。
Ｍ君とＴ氏は地形などを調べたところ多分無事と思われますが、久美子さんだけはちゃんと避難できていなければ津波の被害で壊滅している地域なので心配です。

松城小学校は一学年３組、松前中学校では５組まであってクラス編成が計５回ありましたがその全てをいっしょのクラスになった唯一のクラスメイトが久美子さんでした。
秀才で、お金持ちのお嬢様で、いつも笑顔で、公平で、可愛いい女の子でした。
高校は函館東高校で、自分は同じ地域にある工業高校で、下宿も近かったので柏ホリなどでもよく偶然あったりしました。
東高校は私服登校なのに、どこかのセーラー服着てたりしてて「えへ♪」って照れ笑いしたりするちゃめっけもありました。
銭函にある薬科大学へ進学し、小樽の病院へ就職、そんな時期にも松前に帰省した盆暮れに連絡していっしょに飲んだり、札幌の自分のアパートへ遊びに来てくれたりもしました。
結婚して南相馬市へ行ってからは年賀状と電話だけで２０年近く会えていませんでした。
子供はできず、乗馬などをして優雅に人生を楽しんでいたようです。

そんな久美子さんが避難所で被災されたみんなの為に必死に炊き出しや激励に奔走しているものと祈っております。