浮体式洋上風力発電所:漁業関係者ら反発の声 福島で初会合 /福島
毎日新聞 2012年12月05日 地方版
震災と原発事故の復興事業として、国が来年度から県沖に建設を予定する実証研究用の浮体式洋上風力発電所について、国や地元の漁業関係者らによる初会合が3日、福島市で開かれた。国側は「地元と共存しながら進めていきたい」と理解を求めたが、関係者からは「護岸工事も進んでおらず実証研究どころではない」「発電所建設で漁場が狭まる」などの意見が相次いだ。
発電所は、福島第1原発から約20キロの沖合にアンカーで固定した発電機3基(2000~7000キロワット)を建設する世界初の試み。陸地への送電ケーブルは海底に埋設する予定だが、漁業関係者からは「底引き網漁をするのにケーブルは安全なのか」など不安の声も上がった。【蓬田正志】
毎日新聞 2012年12月05日 地方版
震災と原発事故の復興事業として、国が来年度から県沖に建設を予定する実証研究用の浮体式洋上風力発電所について、国や地元の漁業関係者らによる初会合が3日、福島市で開かれた。国側は「地元と共存しながら進めていきたい」と理解を求めたが、関係者からは「護岸工事も進んでおらず実証研究どころではない」「発電所建設で漁場が狭まる」などの意見が相次いだ。
発電所は、福島第1原発から約20キロの沖合にアンカーで固定した発電機3基(2000~7000キロワット)を建設する世界初の試み。陸地への送電ケーブルは海底に埋設する予定だが、漁業関係者からは「底引き網漁をするのにケーブルは安全なのか」など不安の声も上がった。【蓬田正志】