寒い日が続いていますが、日差しは 確実に明るさを増してきましたっ!
いやはや、前回更新から、いきなりバレンタインデーですかみたいな。。。
長々とブログを放置しまして、誠に 申し訳ございませんでした。
放置中、沢山のコメントやメールを頂きまして、ありがとうございました
皆様にご心配をお掛けしていた風邪は、すっかり治っていたんですけども…。
運転免許の更新に行けなくなりそうな程ハードスケジュールになりまして。
先日、全ての〆切に間に合いまして、ほっと一息つけたといったところです。
さて、前回、 どこまでお話ししてましたっけ (←間隔が空きすぎて、記憶が~。詫)
えーっと。そうそう。話は昨年まで遡ります。。。とあるクライアントさんから、
『うちは、不味そうじゃない程度に写っていればいいから。』 と言われて、
「どんなにお金を積まれても、仰るような撮影はできません。」とお断りしたものの。
仕事を降りることで、お世話になった方々を裏切る結果になったのでは?
と悩んだ所から話を再開しましょう。
もし、これが駆け出しの頃だったら、「料理写真をなめんなよ!」と言えたでしょうが。
義理と人情の板挟み。ここを上手に切り抜けた方が、だれも傷付かず。仕事人として
その方が妥当な行動だったのではないのか。と、しばらくの間、迷いました。
しかし、いっくら考えてみても、無理なものは無理なんです。
食の現場に携わる人々を、バカにするような態度で雑誌を創る人々の利益のために、
カメラの前に立てないというか。絶対に、シャッターが切れないと思いました。
丁寧に作られた物は、丁寧に扱われなければならない。
気持ちを込めて調理された料理は、作り手の気持ちを届けられるように写し出したい。
時を経て伝えられてきた製法を、時代背景が分かるようなしつらえで見てもらいたい。
それが、バカみたいに、本当にバカみたいに仕事に取り組んできた職人さんに対して、
尽くすべき礼儀であり、カメラマンとして料理の撮影に臨む私の信念です。
そういえば昔、タウン誌のバイトをしていた時、同じような事を言われましたっけ。。
「飲食店もピンキリ。あなたが考えるようなハイレベルな写真を、誰も望んでない。」
例えそれが、TPOをわきまえた常識的に正しい仕事術だとしても、受け入れられません。
今まで学んできたこと、これから果てしなく学んでいくことの全てを、
写真の中に表現出来るように。今後も、撮影に一切、手抜きなどしない。
そして、いつの日か、食文化そのものを、描き出せるようなカメラマンになるために。
自分にできる最大限の努力を重ねていきたい。それが昨年、私の出した結論です。
さて。2月も半ば迎えてから、今年の抱負を語るのも心苦しいのですが…。
2010年最後の日に。「何一つごまかさず、ベストを尽くして1年を終えました。」と、
私に力を貸して下さった方々に、胸を張って言える年にしたい、と思っています。
さあ、明日から又、全力疾走で行くことにします。
もう子供みたいでしょ。自慢になりませんが、精神年齢は小学生並みで~す
今日の写真は、ウィーン菓子の「クレームシュニッテン」です!
フランス菓子のフィユタージュ(パイ生地)と配合が少し異なります。
冬場はパイ生地の仕込みが楽になりますね。手の温度が高いので、助かります。
撮影についても、少し触れておきましょう。
光り物の撮影は、カメラマンの腕の見せ所と言われます。
複雑な写り込みが見せる陰影に、出会える瞬間が、とてつもなく好きです~。
4×5 HORSEMAN LX / シュナイダーマクロジンマー180mm / Velvia100F /
コダックの印画紙メタリック/B2サイズ で出力した物が、仕事で採用されました。
デジタルカメラでは表せない世界があるのだと、気づかせてくれた撮影でした。
いやはや、前回更新から、いきなりバレンタインデーですかみたいな。。。
長々とブログを放置しまして、誠に 申し訳ございませんでした。
放置中、沢山のコメントやメールを頂きまして、ありがとうございました
皆様にご心配をお掛けしていた風邪は、すっかり治っていたんですけども…。
運転免許の更新に行けなくなりそうな程ハードスケジュールになりまして。
先日、全ての〆切に間に合いまして、ほっと一息つけたといったところです。
さて、前回、 どこまでお話ししてましたっけ (←間隔が空きすぎて、記憶が~。詫)
えーっと。そうそう。話は昨年まで遡ります。。。とあるクライアントさんから、
『うちは、不味そうじゃない程度に写っていればいいから。』 と言われて、
「どんなにお金を積まれても、仰るような撮影はできません。」とお断りしたものの。
仕事を降りることで、お世話になった方々を裏切る結果になったのでは?
と悩んだ所から話を再開しましょう。
もし、これが駆け出しの頃だったら、「料理写真をなめんなよ!」と言えたでしょうが。
義理と人情の板挟み。ここを上手に切り抜けた方が、だれも傷付かず。仕事人として
その方が妥当な行動だったのではないのか。と、しばらくの間、迷いました。
しかし、いっくら考えてみても、無理なものは無理なんです。
食の現場に携わる人々を、バカにするような態度で雑誌を創る人々の利益のために、
カメラの前に立てないというか。絶対に、シャッターが切れないと思いました。
丁寧に作られた物は、丁寧に扱われなければならない。
気持ちを込めて調理された料理は、作り手の気持ちを届けられるように写し出したい。
時を経て伝えられてきた製法を、時代背景が分かるようなしつらえで見てもらいたい。
それが、バカみたいに、本当にバカみたいに仕事に取り組んできた職人さんに対して、
尽くすべき礼儀であり、カメラマンとして料理の撮影に臨む私の信念です。
そういえば昔、タウン誌のバイトをしていた時、同じような事を言われましたっけ。。
「飲食店もピンキリ。あなたが考えるようなハイレベルな写真を、誰も望んでない。」
例えそれが、TPOをわきまえた常識的に正しい仕事術だとしても、受け入れられません。
今まで学んできたこと、これから果てしなく学んでいくことの全てを、
写真の中に表現出来るように。今後も、撮影に一切、手抜きなどしない。
そして、いつの日か、食文化そのものを、描き出せるようなカメラマンになるために。
自分にできる最大限の努力を重ねていきたい。それが昨年、私の出した結論です。
さて。2月も半ば迎えてから、今年の抱負を語るのも心苦しいのですが…。
2010年最後の日に。「何一つごまかさず、ベストを尽くして1年を終えました。」と、
私に力を貸して下さった方々に、胸を張って言える年にしたい、と思っています。
さあ、明日から又、全力疾走で行くことにします。
もう子供みたいでしょ。自慢になりませんが、精神年齢は小学生並みで~す
今日の写真は、ウィーン菓子の「クレームシュニッテン」です!
フランス菓子のフィユタージュ(パイ生地)と配合が少し異なります。
冬場はパイ生地の仕込みが楽になりますね。手の温度が高いので、助かります。
撮影についても、少し触れておきましょう。
光り物の撮影は、カメラマンの腕の見せ所と言われます。
複雑な写り込みが見せる陰影に、出会える瞬間が、とてつもなく好きです~。
4×5 HORSEMAN LX / シュナイダーマクロジンマー180mm / Velvia100F /
コダックの印画紙メタリック/B2サイズ で出力した物が、仕事で採用されました。
デジタルカメラでは表せない世界があるのだと、気づかせてくれた撮影でした。
お忙しいのに、ご連絡ありがとうございました。
とても鮮やかな写真です。 最近、料理写真を見る機会が増えるようになりましたが、センス・フレーミング・アングル・絶妙なボケ
・輝いていますね。
世の中には、おかしな事をいう人もいるもので、でも、どこの世界にも「逆」のことを
いう人はおりますね。 自分は、その度に頭が「?」になって それがいつまでも頭の中に残って悩み苦しみますね。気にしないようにしているんですが。
写真セミナーに行ってみたいのですが・・? 女性ばかりのような感じがするので、ちょっと恥ずかしいですね!!
続きを今日か明日かと待っておりました。
先生は、お忙しくても約束を破らない方なので。
すごい写真です。PCでみても迫力があります。
文章を読まなくてもこれを見れば
先生がどれだけ誠実に撮影されているか分かります。
現場が荒れていると嘆くのでなく
良い仕事だけを目指しているお姿に
いつも以上に胸を打たれました。
この写真を生で見られてよかったです。
いつか自分のスタイルを確立したいと思いました。
先生、ブログを書いて下さってありがとうございました。
その上を行く仕事バカの知新さんに、バカ呼ばわり!?
どうなの、それ?
厨房の人間を大切に思ってくれてありがとう。
知新さんの写真には、温かい気持ちが詰まっていました。
某雑誌で撮影されないと聞き、もうあの雑誌は読まないことにします。
世の中には言ってはいけない言葉ってありますよ。
知新さんの写真は、豚に真珠でした。
写真を撮ってもらったシェフはみんな分かっています。
これからも、真面目で誠実な撮影で、私たちを助けて下さい。
応援しています。
色々な気持ちで続きを読みました。
温さんはどんなにつらかったんだろうと思いました。
それなのに、えらすぎますよ。
人にはやってはいけないことがあると思います。それは人の誠意を裏切ることだと思います。
編集の人も含めて恥を知ってほしいのですが、
それなら最初からこんなひどいことは出来ないと思います。
食の業界に関わる人はみんな、温さんを応援しています。
どうかこれからも、良いお仕事をなさって下さい。
ちょ~カッコイイお写真ですね。
こういうの、プロの方しか撮れないんだろーなーー
セミナーに申し込みました。
2年越しの片思い、今度こそ叶うでしょうか。
今回も抽選になっちゃうんでしょうねぇ~
あたるといいな
案内のお写真は、とっても春らしくってかわいいです。
せんせってば、どんな写真も撮れるんですね
昨年は温ちゃんにとって当たり年だったんだなぁ。
世間的には、人を見る目がなかったんだねで、かたずけられるかも知れないけれど。
よく1年もあの環境で、人を信じて人の利益のために頑張れたと思うよ。
どんな職場であっても人間の価値を信じて行動してしまうあなたは、
計算出来ないお人好しであっても、人として魅力的です。
だから余計、頑張ってほしいです。
誰に対しても誠実に接した温ちゃんが、一番成功したとずるさを言い訳でごまかそうとする人たちに見せてやってよ。
みんなが応援しているからね。いつまでも変わらぬ温ちゃんでいて下さい。
撮影に手抜きをしない!
その通りだよ。
いつまでもその意気込みで負けんなよ!
お忙しいところご足労いただき
ありがとうございました。
実力№1の若手フォトグラファーと聞いて
どのような方がいらっしゃるのかと楽しみにしておりました。
大変失礼なのですが、とても感じの良い方で。
確かにアシスタントさんと間違えられるのも分かります
しかしながら
写真に関しましては、評判以上と感じました。
今まで多くプロ写真家を見て参りましたが、知新さんのような方は初めてです。
若くしてリンホフ社から認められて、末恐ろしい感性だと思いました。
これからどんな作品を生み出されていかれるのか、期待しております。
先日、大阪日帰りツアーを断行。
新幹線に乗っていただけですのに、急に疲労感が。
なぜ、一日おいて疲れるのか?
これが老化というものなのでしょうか?(←筋肉痛か!)
>nemoさん
こんばんは。コメントを頂きありがとうございました。
他の方の料理写真を見ていると、職業病と申しましょうか。
ライティングやレンズをあれこれ、検討しながら見てしまい、ちっとも面白くありません。(笑)
そうですね。確かに、世の中には色々な価値観があります。
受け入れるかどうか結論を出す前に、大人の特権と申しましょうか、
一時、思考を停止してみる技を繰り出すのも一つの手かも知れません。
そのうち、な~んだ、そんなことだったのか!
と思える日が来るかも知れませんから。
>まさとさん
いつもコメントをありがとうございます!
すみません、続きのそうですけど、お返事も遅れ気味で申し訳ないです。
いや、でもちょっと。最近の撮影現場は、正直え~、そんなぁ!と言う話をよく聞きますよね。
まあでも、お互いに頑張っていきましょう。
そんなときは、どうしてこの仕事を選んだか、初心に戻るようにしています。
たかがカメラマンですけど。されどカメラマンとも思います。
拘りが無くなったら、仕事から引くときなのでしょうね。
>YKさん
え~、コメントを書き込んで下さったんですか!ありがとうございます。
バレンタイン、お疲れさまでした。
本当に毎日、頭が下がります。
一つのことに実直に取り組んでいる方々がいるからこそ、
きちんとした撮影をしなければならないと思うのです。
どうか、これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
>マツオさん
いつも、自分のことのように、親身になって泣いたり怒ったりしてくれてありがとう。
こんな風に支えてもらっているので、何があっても立ち直れるし、やる気も戻ります!
いつもいつも、本当にありがとうございます。
コメントを頂きながら、長々とお返事が滞りまして、申し訳ございませんでした。
さて、写真セミナーにお申し込み頂きありがとうございました。
2年越し。前回も申し込んで頂きありがとうございます。
前回は、抽選の倍率が高くなってしまい、外れてしまった皆様には、申し訳なく。
楽しいセミナーになるよう頑張りますので、
会場でお目にかかれるのを楽しみにしております。
>富樫さん
確かに、昨年は色々な意味で当たりまして。
一度に沢山は、もう良いかな~という感じです。
しかしまあ、不信感が空気のように漂っている昨今ですが、
はなから疑ってかかっては、何も始まらないというか。
他人の思惑はどうであれ、
2階にあがった友人のハシゴを引くようなまねだけは、
死んでもしたくないと思う今日この頃です。
富樫さん、いつも優しいコメントをありがとう!
ほんとに、めちゃくちゃいい人ですね。
>お宮さん
おはようといえなくもない時間ですけど、
こんばんは!
ありがとうございます!
はぁ~い!がんばりますよ!負けませ~ん。
>友岡啓伍 様
先日は、こちらこそお時間を割いて頂きありがとうございました。
ブログにコメントをお寄せ下さり、ありがとうございます。
誠に恐縮でございます。。。
過分なお言葉を頂き、そのお言葉に恥じないよう精進して参りますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。