土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

本物はお腹に語る(^-^)v…わらび餅とあすか漬けに舌鼓

2015-09-30 | 食と健康
本物はお腹に語る(^^)v‥「わらび餅」と「あすか漬け」に舌鼓(*^^*)

それは、昨年師走に コンサートを開いてくださった、山口市にある“季節の野菜懐石「なないろのんた」”でのご縁。

拙い演奏を聴いてくださったことを機に、オカリナを求められ山口から金沢へ!オカリナ工房冥利に尽きます♪

なんと素敵な手土産、本物の「わらび(蕨)餅」を戴き感謝感激♪

作りたてを食べると本当の美味しさを味わえる!とのありがたい宣告ともに手渡され、神仏へのお供えそこそこに、生神様のお腹にお伺いを…

本物の“わらび粉”で作ったものは大変希少で、もっちり弾力がありスパッとは噛み切れません。噛むほどに美味しさが口腔一杯にとろけて喉元から心体に拡がるのです♪

翌日には「あすか漬」(奈良漬)のお土産を持参くださる方が( ゜o゜)!

厳選にブレンドした 新粕(バラ粕)を春までに踏み込み(仕込み)、土用(7月中旬)が過ぎ熟成し味噌状になった古粕(踏込粕)で、自社農園産の白瓜を漬け込んだ職人技の極み!

包みを開けると、古粕に抱かれるように、金茶色に光り芳醇な香り漂う「奈良漬」が出現(*´∀`) 古粕共にいただきます!

何れも、GREEN NOTE(光明食養研究所)玄米カフェ&土の音工房 懇意の常連さんたちと有り難く頂いた恵みの秋の一時でした♪

このような味の芸術を さらに自己流ほんまもん(天然の甘み等々)として仕上げる日常のチャレンジが、Do it yourself のココロに違いありません(^-^)v

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■〈解説〉現代の「わらび(蕨)餅」の原料は、サツマイモやタピオカから取られたデンプンがほとんど。

“わらび粉”は、春の山菜として葉から葉柄を食べている「わらび(蕨)」の根茎を砕いてすり潰し、水にさらして デンプンをとり乾燥したものです。食用や薬用(利尿、消炎、切り傷、虫刺され等々) とし、傘や提灯に和紙を貼る糊に用いられたり、凶作時の農家の非常食だったとも。
ワラビ(蕨 ):コバノイシカグマ科 ワラビ属

「片栗粉」の原料も同様…
春の舞姫と呼ばれる美しい花で野を彩る「カタクリ」(ユリ科)の鱗茎から抽出したデンプンだと信じる人はいないでしょう…市販の表示を見ると「馬鈴薯(=じゃがいも)澱粉」とありますからネ。

〈要注意〉一般化した商品名が、中身が異なっても正当とされる怖さ! ↓↓↓
「…片栗粉はそれ全体が商品名で、既に一般に広く定着した商標。片栗の粉ではなく「片栗粉」と言う名前の澱粉粉であり、原材料の表記が有るなら不当表示には当たらない。名はその商品の原料自体では無く、性質を表した物。…」

さらに「くず餅」の原料の多くが本物の「くず(葛)」の根茎(葛根)でないこともご存じの通り。
本来「くず(葛)」は、漢方薬の“葛根湯”の処方成分でも知られ、代表的上薬「くず(葛)」(豆科つる性多年草)。

野山に自生する「ワラビ」や「カタクリ」「クズ」を知らない人の多い世代も現れてきました。
本物に触れる経験が出来る社会を守るのは大人の義務ではないでしょうか…

GREEN NOTE(光明食養研究所)では、毎春呼びかけ“山菜・薬草 学修ハイキング”を実施しています。
辺り一面が自然の恵みなのに“タラ”の芽ばかり摘む人を“だら”や“だらぶち”(金沢弁…アホのこと) だと冗談も飛び交います(爆)

光明自然農法玄米が、昨夕どっさり入荷d=(^o^)=b

2015-09-29 | 食と健康
光明自然農法玄米が、昨夕どっさり入荷d=(^o^)=b

先日山間の田圃を見せて頂きましたが、豊作で生産者も喜んでおられます。
すでに予約された方から発送致しますが、昨年より多く割当を頂きました。

光自然農法玄米 (石川県産40年以上 無農薬・無除草剤・無施肥、コシヒカリ)
お一人様5~10kgほどならまだお受けいたします(*´∀`)

お問合せ・申込は、電話 090-4686-4124 か、メール:green@note.hope.cx にてお願いいたします♪

★収穫の恵み‥光明自然農法玄米の里 YouTube:https://youtu.be/wkoZRzOyAw0

本物発見!…酵素パワーによる分解実験など

2015-09-28 | 食と健康
本物発見!…酵素パワーによる分解実験など

皆さんの食べている味噌や漬物は、ビフィズス菌が繁殖して旨味や酸味などが美味しいハーモニーを奏で、発酵に関与する微生物が「酵素」を作るお手伝いをし、元氣・健康をもたらしてくれていることでしょう♪

※写真は、金沢の醤油・味噌の老舗「中初商店」見学会(昨年秋)

玄米を麹菌で発酵させている玄米酵素。
麹菌は発酵する過程で、食べたものの分解を助ける等多くの働きをする「酵素」を作ります。各種の「酵素」も生まれ、玄米の豊富な栄養やダイエタリーファイバーの他に、吸収されやすい遊離型のビタミンB群やアミノ酸も豊富になります。

以下は、家庭での簡単な実験から、「酵素」の力を目で見てガッテンされる方法です。お試しください♪

●玄米酵素 分解実験
https://shop.genmaikoso.co.jp/mimiyori/detail/0905/

●FBRA 玄米酵素 学術研究内容
https://shop.genmaikoso.co.jp/about/evidence.aspx

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「主食(ごはん)」というものは元来、それしかなくても基本的な健康を保ち活動出来る食べ物であることは、数十年前に森下敬一医学博士(国際自然医学会会長)らの世界的長寿地域などの調査・分析からもすでに明らかになっています。

生きるために必要なモノの殆どが詰まっているイノチを産み出す「胚芽付の穀物」が「主食(ごはん)」と呼ぶに値し、感謝の気持ちでしっかり“噛む”などして一体になることで、イノチが私たちの肉体を通して素晴らしい働きをさせてくれるというわけです。

日本人の主食(ごはん)は「和食」の「和」(“稲”など、禾偏の文字で表す穀物種などを“口”にする) の象徴でもある“お米(玄米)”といえるでしょう。

玄米を麹菌で発酵させると、代表的な以下の酵素はもとより様々な酵素が産生され、吸収されやすい遊離型のビタミンB群、アミノ酸なども増えることがわかっています。

ジアスターゼ(消化酵素)
プロテアーゼ(たんぱく質の分解酵素)
リパーゼ(脂肪の分解酵素)

玄米酵素の学術名であるFBRA(玄米を麹菌で発酵させたもの)は、全国各地の大学で学術的に研究がされています。
それぞれの大学の研究室でFBRAがどのように働くかを研究しており、その結果は「FBRAに関する学術研究」や「玄米発酵食の魅力」(PHP研究所 発行)等にまとめられており、大きな注目を集めています。
資料は、グリーンノート(光明食養研究所)で閲覧・貸出し可!

〈参考〉
◆ジアスターゼ (diastase)…糖質の分解に力を発揮。
diastase はギリシア語「διαστασις」で、英語では separation、日本語の「切り離す」。別名アミラーゼ。

デンプンやグリコーゲンの分解を促進して糖にする消化酵素。
胃もたれ、胸やけを防止し、消化不良や食欲不振を改善させる働きなど。 大根や山芋に含まれていることもよく知られるが、加熱に弱く酸化しやすいという性質がある。ごはんをよく噛むとジアスターゼによって甘くなる。

◆リパーゼ (lipase) …脂質の分解に力を発揮。ギリシャ語の lipos(脂肪)+ase(酵素)=lipase

胃やすい臓から分泌。脂肪を分解したり身体に蓄積されている脂肪をエネルギーとして代謝する。
お酒の飲み過ぎなどでは、リパーゼがすい臓から分泌される際、プロアテーゼ なども一緒に分泌されるが、大量に分泌されると、プロアテーゼ がすい臓自体を分解し始め「すい炎」を引き起こす恐れがある。

◆プロテアーゼ (protease) …タンパク質の分解に力を発揮。ギリシャ語の prote(in) (第一の物質) + ase(酵素)

タンパク質は20種類のアミノ酸がつながり合ったもので、生命を支えるあらゆる働きをする精妙なシステム。
免疫力の強化、細胞の再生促進、栄養吸収、タンパク質の廃棄とリサイクル、生体防御・活性の調節、など守備範囲が広い。

因みに「風邪」はウイルスが鼻腔や咽喉に侵入し粘膜細胞を破壊して生じた炎症による痛みや発熱などの生理現象。
ウイルスに対する免疫力を高め、破壊された粘膜細胞を再生する必要からプロテアーゼが働き易い環境作りが求められる。
体内酵素を活性化するため体温を高める努力が必要で、体を冷やす食べ物は御法度。無論、解熱剤や風邪薬の服用は逆効果。

■「酵素」とは…
生体で起こる化学反応に対して「触媒」として機能する分子。
例えば、1分子のプロテアーゼは、繰り返し働いて何百ものタンパク質を切断することができるように、自分自身は変化せずに反応を促進する物質を「触媒」と呼び、「触媒」作用を持つタンパク質を「酵素」と呼ぶ。

「酵素」は生物が物質を消化する段階から吸収・輸送・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与しており、生体が物質を変化させて利用するのに欠かせない。

多くの「酵素」は生体内で作り出されるタンパク質を基にして構成されている。したがって、生体内での生成や分布の特性、熱や pH によって変性して活性を失う(失活)といった特性などは、他のタンパク質と同様である。(wiki-)

「変性」…分子構造が変わりタンパク質の性質が変わること。
「失活」…酵素が触媒としての活力(働き・機能)を失うこと。

例:卵のタンパク質の熱凝固の「変性」を茶碗蒸しなどの料理に応用。

《注》巷に流通する高価なコンドロイチンや コラーゲン等々を考える参考にも

…動植物のタンパクは人間のものと構造も役割も違いますので、これを取り入れてももちろんそのままでは使えません。取り入れたタンパクはいったんアミノ酸の単位にまで分解し、これを再びつなぎ合わせて体に必要なタンパクを作り出す必要があります。

一旦作ったタンパクでも、例えば血糖低下作用を持ったタンパク(インスリン)が存在し続ければ、低血糖への恐れもあるわけで、タンパク質を分解するという過程は、タンパクを合成するのと同様に生命にとって非常に重要な作用。

体内での、異化作用、同化作用といった複雑な変化を「触媒」作用で助けているのが「 酵素」です。

※玄米酵素(ハイ・ゲンキ)の無料サンプルが必要な方は、以下のページから“ No. 5251-5 ”でお申し込みくださっても結構です。→ https://shop.genmaikoso.co.jp/recipe/

子宮頸がんワクチンの被害が相次ぐ!

2015-09-24 | 食と健康
子宮頸癌ワクチンによる被害が相次ぐ!

子宮頸癌ワクチンの被害が大きく報道されています。
一過性の事件でないことの認識とライフスタイルの意識改革&実践を、このような不幸が連鎖する前に、本来誰もが持っている自然派的草の根の力を合わせ進めてまいりましょう!

すでに2015.7.2 の産経ニュースには「17歳少女を襲った“悲劇”言葉を失う子宮頸がんワクチンの副作用「娘を助けて」母親の悲痛な叫びに…」:http://www.sankei.com/west/news/150702/wst1507020007-n1.html

〈資料〉「新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇」 (鳥集 徹 著、2015/5 文藝春秋 刊):http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902685

〔再掲〕●乳癌産業‥マンモグラフィー、電離放射線、そして利害対立‥ (2014.9.30記)

ある日、眼に飛び込んできたタイトル文字が多くを語っていました!

「アメリカの毒を食らう人たち」~自閉症、先天異常、乳癌がなぜ急増しているのか~
(ロレッタ・シュワルツ=ノーベル著、東洋経済新報社 2008.5)

…米国癌学会の知識普及は全て早期発見とマンモグラフィーのことで、癌のリスクを減らすとか乳癌予防の観点はない…乳癌啓蒙月間の中心的スポンサーは世界第三位の製薬会社アサトラゼネカ社で、発癌性のある農薬「アセトクロール」なども製造…ウオークイベント等での資金稼ぎやピンクリボングッズの売上に成功している化粧品会社エイボンは自社製品に発癌性の疑いのある化学物質を使用…(略・抜粋)

実は以前、多くの大学医学部や医療関係者が政府の補助金で主催する講演会の内容に、歯にモノが挟まったような不快感と疑問を感じました。この本にはその回答を深く真摯に含めてあると云えるでしょう。

乳癌で痛みが続くかつてのアイドル歌手…講演の中で早期発見ばかりを声高くして、完璧なまでに「食」に関する言葉が無い。単なるピンクリボンの宣伝塔のように見えたのは果たして錯覚?

不思議だったのは、有機農業に取り組んでいる元俳優の膀胱ガンを通じた講演でも同様に「食」の話は一切無いのです!
事情をご存じの方はお知らせ頂きたいものです。

●「アメリカの毒を食らう人たち」(ロレッタ・シュワルツ=ノーベル著、東洋経済新報社 刊)

書評1:http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011071703775.html

書評2:http://blogs.yahoo.co.jp/tzhosono/43379381.html

●乳癌…ピンクリボンの正体は?

〔警鐘記事〕マッチポンプというビジネスモデル 牛乳産業の場合1
http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/2a4d030449cc5dc97538e8bde4580705

続・サウンドウオーク…金沢の和菓子作り体験(休息時間を兼ね)♪

2015-09-24 | 食と健康
続・サウンドウオーク…金沢の和菓子作り体験(休息時間を兼ね)♪

おやつの時間帯とあって、皆さん期待を膨らませて兼六園に隣接する石川観光物産館へ…

ナチュラルスイーツ への応用(案)の1つとしては、甘味を玄米甘酒など、豆餡を元氣大豆21(全粒蒸し大豆粉)、玄米酵素を練り込み、天然色素を使えば「玄米パワースイーツ」の手作りが可能!

和菓子作り体験の参加費に含まれる五百円分のお買い物券を利用し、体験前にちゃっかりお土産を決める人も。

名物にウマイもんがあるの?…しかも砂糖菓子を訝る者にとっては選定に事欠く事態…でもなく、素晴らしい伝統工芸品もズラリと並ぶ!

物産館は街中の音の環境を捉える一部でもあるけれど、菓子作りワークで発生した「バンバン!」の音は情緒的とは言い難く( ゜o゜)…でも、目皿の網に餡を通して素麺状に押し出す作業は面白い体験♪

★金沢の和菓子作り体験 YouTube:https://youtu.be/A57hUkEPRGo

サウンドウオーク…音から観る金沢新発見に感銘!

2015-09-24 | オカリナ・心・癒し・ライアー
「サウンドウオーク」“音”から観る金沢新発見に感銘!

それは珍しくユニークな企画…♪

音の風景に耳を凝らし、五感を通して景観や街並み環境の在り方を探り、私たちの真に豊かな暮らしへのヒントを得る可能性のあるイベントです。

ひがし茶屋街の道筋から漏れ聞こえる三味線の調べは、過去と今を繋ぐ歴史のファンタジーのごとくで、
休息を兼ねた菓子作り体験には、子ども心を呼び覚まし、
街歩きの最後、蓄音器館での試聴では、つい夢心地(早い話が寝てしまいf(^^;‥)…

印象的だった1つは、涼感をもたらす園内の名所“翠滝(みどりたき)”。
霞ヶ池から流れ出て瓢池に注ぎ込み、水量が豊富で滝音も意外に大きいのが特徴ですが、周りで話す人の声がかき消されることも…。

もとは水量も少なく、大きくよい水音を出す為に滝壺を作らず落下点に石を置くなど、二代藩主利長から十一代藩主治脩に至る間に6回も作り直され、1774年に夕顔亭と共に完成したそうです。

代々の藩主が夕顔亭の中で、様々な会合を持ったことでしょう。ここで面白いことを知りました。

滝の水が石に落ちて出す音の成分には“高音”が多いそうで、音のエネルギーは“低音”の方がずっと大きい(パワーが強い)ので、外では滝の音が喧しいほどでも、夕顔亭の中ではある程度遮られるらしいのです。

そのため 室内の話は外では滝の音で聞こえにくく、会話が外に漏れることなく、むしろ滝の音が程よいBGMとなり安心して話(或いは会議や密談?)ができたのかもしれませんね(*^^*)

今回のサウンドウオークは、土田義郎先生(金沢工業大学、建築学)の案内による、サウンドスケープ(音の景観・環境)の視点からも歴史的な観点からも興味深い行程であり、日本サウンドスケープ協会員、放送専門学校OB、学生の皆さんが参加されました。

〈行程〉茶屋 城見亭で昼食(希望者)の後、石川橋から兼六園を散策、桂坂口→噴水→夕顔亭→瓢池→時雨亭→舟之御亭→梅林→山崎山→雁行橋→霞ヶ池→徽軫(ことじ)灯籠。
石川県観光物産館で上生菓子作り(500円分の土産券付きのチケットが嬉しい)→梅ノ橋→茶屋街表通り→主計町茶屋街→暗がり坂→久保市乙剣宮→金沢蓄音器館

最後に金沢駅前の老舗とも言える都ホテルの一室で、今回のサウンドスケープの特徴的な事象を 地図上にポイントごとに色分けして記入、グループ毎に感想をまとめて発表しながら余韻を楽しみました。(2015.7.4メモから)

エコツアーが広まって随分経ちますが、新幹線効果からも 金沢の観光地を中心に人が溢れる昨今、サウンドスケープの視点を併せれば地域のユニークな発展方向を見出だす新たなきっかけになるものと期待されます。

〈参考〉「サウンドスケープ」(sound scape)とは、1960年代終わりに、カナダの作曲家マリー・ シェーファーによって提唱された概念であり造語。
音の風景、音の環境を指しているのだけれど、普段は文明社会の騒音に慣れ、素敵な音の風景に気づかないことも多く、逆に工事機器の低周波から気づかないまま健康を害していた臨床事例もある。

ご存じNHKラジオの「音の風景」(5分間のサウンドトリップで1日に3回から5回、朝から深夜まで様々な時間帯)に、ほのぼのとすることもあるだろう。
※《音の風景収録の風景》:http://www.nhk.or.jp/a-room-blog/cat-6/98136.html

このように「環境音」を意識する感性から、ものの見方感じ方が大きく影響されることがあり、音で発想する「目に見えない魅力づくり」への取組が各地でささやかに進められている。

オーガニックな野菜たちとヒーリングオカリナコンサート♪

2015-09-18 | オカリナ・心・癒し・ライアー
オーガニックな野菜たちと “ヒーリング オカリナコンサート 2015”

と き 9月19日(土) 11:30~、12:30~ の2回

ところ グリーンマーケットMOA金沢店 (GREEN NOTE より徒歩5分‥鼻歌2曲)

出入り自由♪体験コーナーもありますので気楽にどうぞ(*^^*)

出張オープンカフェテラスでのホッとする一時も( ^∀^)♪

★土の音…オカリナのある風景♪ YouTube:https://youtu.be/Lx0ONATqiTg

…教室や練習は、GREEN NOTE・土の音工房の他、市内の神社や公民館で行っています。

安江八幡宮秋祭りから

2015-09-18 | オカリナ・心・癒し・ライアー
安江八幡宮秋祭りから

安江八幡宮 (安産祈願・水天宮、加賀起き上がりでも知られる)は、GREEN NOTE(光明食養研究所)玄米スローカフェ&土の音工房のある上村家の産土神がいますところ。

秋祭りの昨日、山口県の方がオカリナを求めて訪ねて来られました。昨年師走に山口駅から山手の、季節の野菜懐石「なないろのんた」のイベントで、絵本「つちのふえ」の 朗読を併せたオカリナコンサートを行った際に聞きに来られた方です♪

初めての土地で、地元の神様に挨拶申あげたいとのことで、共に参拝しました♪

「あら~こんにちは」と神前で挨拶されたのは、昨年筆者の オカリナ奉納演奏の時に神社で受付を担当された女性。本日神社でご奉仕される前の参拝とのこと。
無事授かった赤ちゃんを抱いてのお礼参りの夫婦には、カメラのシャッターを頼まれました♪
‥祭りは天と地と人々を繋ぐ‥
………………………………………………………

〔再掲〕安江八幡宮 秋季例大祭 斉行と 土の音奉納

秋季例大祭が、平成二十六年九月十五日十一時から厳かに斉行されました♪

産土神の産霊(ムスビ)から産み出された自分の 揺りかごでもあったお宮は心身形成の原点とも云えます。父と母と産土神に改めて感謝の心を向けることは敬老の日にも相応しく、その気持ちが自分の精神的生命力の根っこに栄養を補給することになるとも云われます。

また「玄米」の「玄」は、空間・時間を超越し、天地万象の根源となるもの…との意がありますが、玄米のイノチである「胚芽」の「胚」は、「 身ごもる」や「はらむ」の意味を持ち、體(からだ)を作る生命力の源です。

「豊葦原之 千秋 長五百秋之 水穂国」(とよあしはらの ちあきの ながいほあきの みずほのくに)は、略して「豊葦原瑞穂国」と云われ、悠久に続く稲穂の実る 美(うま)し国 という意味があり、世界文化遺産の「和食」の発信地に産まれた意味と使命を改めて辿りたいものです。
……………
さて、
例大祭が始まる直前に、私がまず拝殿に案内され、演奏場所を教えて頂き、前から二列目の席に 土笛(オカリナ)の箱を置く場所と共に私が座る席を指定される。ついで神職の方がお祓いをして塩を降ってくださる。

氏子総代はじめ氏子の皆さん七名が渡喬され、拝殿に着席なさるとお祓いを受ける。さらに一般参拝者にもお祓いを行ったあと、宮司と祭員が拝殿に入り着席。宮司の「一拝」に合わせ氏子各氏と私も拝礼。

宮司が拝殿から奥宮へ移り「開扉」。
この間、龍笛・太鼓・篳篥(ひちりき‥太鼓の方が器用に)・笙‥による「奏楽」が断続的に続く。
巫女二人による綺麗な音色の 「神鈴振り」で拝殿の私たちや参拝者が祓い清められる。
さらに、「献饌」(お供え物)が奥宮に手渡しで運ばれる。

「祝詞奏上」と 宮司による「玉串奉奠」(たまぐしほうてん…榊の小枝に 紙垂ーしでーをつけた玉串に自分の心をのせ、奉奠するー神にささげるー)。続いて氏子各氏の玉串奉奠、さらに自分にまで玉串をお運び下さり奉奠させて戴く。

「神楽」のあと、宮司の「一拝」と共に拝礼。

ここで、土笛(オカリナ)奉納演奏となる。
(安産祈願の多い神社であることも踏まえた選曲)

♪曲一、赤とんぼ‥「赤とんぼ」は「秋津州(あきつしま)」と呼んだ日本の稲作文化の豊穣のシンボルとも云われる。

★赤とんぼ:YouTube:https://youtu.be/hSH8w2uq7uI

♪曲二、星に願いを‥木製のピノキオが良いことをして血の通う人間に生まれ変わったことから、佳き児を孕(はら)み 佳き成長を願って♪

★星に願いを : http://youtu.be/NJYVaC46Hbs

♪曲三、童神(天の子守唄)‥胎教によいと云われる。

★童神(天の子守唄):https://youtu.be/OnICxcX5Hl0

♪曲四、小さな木の実‥子どもが逞しく生きるよう願いが込められている。
曲を大ヒットさせた歌手の大場照子さんは、自ら逞しい実践力を各世代に示すように、玄米菜食や玄米酵素によるライフスタイルの改善から 自らのガンを自然退縮で克服された。

♪曲五、月の砂漠‥辛いこともある人生をどこまでも共に乗り越えていこう‥と哀愁が漂いつつ底力を持つ旋律が人を魅了してきた名曲♪

このあと「奏楽」をもって一連の式が完了。
退席後に氏子各氏と共にお神酒を一口拝受。

●安江八幡宮:http://www.yasue-hachimangu.or.jp/
……………………………………………
願わくば、大自然の下に生かされて在る感謝を分かち合い、健やかに生きる基本「和食」文化と「和」の心から平和への礎石を築かんことを!

光明自然農法玄米の里に収穫の恵み!

2015-09-15 | 食と健康
“光明自然農法玄米”の里に収穫の恵み!

いよいよ金沢からずっと北部の山間で刈り取りが始まりました!
畔を歩くと“稲子(イナゴ)”がやたら飛び交い、稲に抱きつくようにとまっているものも♪

生産者の中多さんは昨年よりさらに稔りがよいといいます。
手刈りのところは見事な手さばきで、手植えによる太くしっかり伸びた稲の茎の下部に鎌を入れ数回刈った大きな束に稲藁を巻きつけ、宙に放り上げるようにぐるりと回して穂先を二つに分けて畔に仮置きします。往時は全て“はさがけ”による天日干しでした。

かつて白山麓の鳥越村柳原で宮本重悟さんが指導する百姓自然塾や能登中島町鳥越で伝統文化を伝える唐川明紀さんの所で手刈りをしたことが甦り、筆者も辿々しいながらもやらせていただきました。
農薬の心配がない冷たい山の水で顔を洗ってさっぱり(*^^*)

◆「光明自然農法玄米」
本格・自然農法玄米 (石川県産40年以上 無農薬・無除草剤・無施肥、コシヒカリ)

グリーンノート(光明食養研究所)〔限定品〕です。
予約をお受けしますが、お渡しは10月初旬になります。大量はムリなのでご了承ください。
2kg入、5kg入、の二種類です (昨年産の玄米を手にとってご覧になりたい方へは、少しですが無償でお送りします)。
─────────────
GREEN NOTE (光明食養研究所)
玄米スローカフェ & 土の音工房“Atelier Clay tone”
石川県金沢市瓢箪町7-28 電話090-4686-4124
★Mail:green@note.hope.cx

きみは「ココペリの足あと」を見たか♪

2015-09-13 | オカリナ・心・癒し・ライアー
きみは「ココペリの足あと」を見たか♪

 初めに 言葉ありき

   言葉は 魔法

   魔法は イノチ

 イノチは ひたすら 歩いて

  今日となり お前となった

      では

  ななお

neo(復活)・ななお さかき 詩集ともいえる「ココペリの足あと」の最後には、私たちの 今≡未来(美来)へと不思議にトキメキを与える詩が捧げられている!

ななおの詩の心を 語り継ぎ歌い繋ぐいのちの言葉の連鎖を期待させるのだろうか…

「ココペリの足あと」( ななお さかき著、思潮社 2010年8月刊 )は、編纂者の 原 成吉さんが、ななおへの限りない友情と時代の使命感から纏められた渾身の詩集ともいえる。
Amazonで大変なプレミアがつき、今秋再版予定だという。

また、ななおさかき(ナナオ サカキ) に因んだ資料が、カリフォルニア大学デイヴィス校にある「ななおアーカイブ」に寄贈される。ななおさかき の言葉を広く世界に伝えるためだ。

日本では、資料の総合保管(著作権等)場所として以下が設けられている。
★「地球B ななおトラスト」 (ナナオ サカキ のホームページから):http://amanakuni.net/nanao/nanaotrust.html

ナナオと共に歩いた幾らかの山の道・海の道から體(からだ)に刻んだ記憶は、腹の中枢「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」をいつも程よく刺激する♪

※「ココペリ (Kokopelli) 」は、ネイティブ アメリカ インディアン、ホピ族のカチナ(神・ 精霊)の1柱。豊穣の神(男神)。 笛を吹くことで豊作・子宝・幸運などをもたらす。‥(Wiki)

「これで十分」(ナナオ サカキ)…歌のメロディーアリ

足 に 土

    手 に 斧

    目 に 花

    耳 に 鳥

    鼻 に 茸

    口にほほえみ

    胸 に 歌

    肌 に 汗

    心 に 風

    これで十分

●〔記事再掲2015〕「5月23日 亀の日・ラブレターの日…ナナオ サカキ」

懇意の吟遊詩人 故 ナナオ サカキ さんから「亀の島」の話を折々に聞いていた。

自然の大切さを伝え、活動する人々のネットワークを広げながら、タスマニアから イタリアの火山から ロッキー山脈から…、或いは国内各地の辺境を経て金沢のグリーンノートに滞在する度、友人達と玄米ご飯を食べながら囲炉裏を囲み、ランプの下でナナオ(以下親愛を込めナナオと書く)のポエトリーリーディングを開いた。

5月23日が「亀の日」と知って、詩と説話集「亀の島(Turtle Island)」、星と心の宇宙詩「ラブレター」が脳裏をよぎる♪
亀のようにゆっくりじっくり私達の惑星を歩き産まれた詩だ。

ラブ レター(ナナオ サカキ)

  半径 1mの円があれば
  人は 座り 祈り 歌うよ

  半径 10mの小屋があれば
  雨のどか 夢まどか

  半径 100mの平地があれば
  人は 稲を植え 山羊を飼うよ

  半径 1kmの谷があれば
  薪と 水と 山菜と 紅天狗茸

  半径 10kmの森があれば
  狸 鷹 蝮 ルリタテハが来て遊ぶ

  半径 100km
  みすず刈る 信濃の国に 人住むとかや

  半径 1000km
  夏には歩く サンゴの海
  冬は 流氷のオホーツク

  半径 1万km
  地球のどこかを 歩いているよ

  半径 10万km
  流星の海を 歩いているよ

  半径 100万km
  菜の花や 月は東に 日は西に

  半径 100億km
  太陽系マンダラを 昨日のように通りすぎ

  半径 1万光年
  銀河系宇宙は 春の花 いまさかりなり

  半径 100万光年
  アンドロメダ星雲は 桜吹雪に溶けてゆく

  半径 100億光年
  時間と 空間と すべての思い 燃えつきるところ

       そこで また

       人は 座り 祈り 歌うよ

       人は 座り 祈り 歌うよ

                     1976 春

        (ナナオ サカキ詩集『犬も歩けば』野草社)

★“ラブレター”朗読 YouTube:https://youtu.be/zjnB5f9-lNE

〈参照1〉詩集「ココペリの足あと」編纂者 原 成吉氏に聞く
~この惑星(ほし)・世紀を越える旅人“ななお さかき”~:http://konohoshi.jp/special/nanao/interview01.html

ナナオ サカキ(ななお さかき・榊 七夫)とは、1992年12月23日(水・祝) 高岡市の雑華庵で開かれた 詩の朗読会で出会った。
会の後に懇談し、帆掛け船で太平洋に出たときの赤道無風帯で見た平均水深4.000mの海面を滑る体長6ミリほどの アメンボウ に感動した話にはことさら興味を持たれた。

たちまち気脈が通じ、翌年(1993)元旦の早朝 能登の七尾湾を共に「ほうき星」(自作7m帆走ヨット)で走り、初日の出を拝しつつ船上で 70才のバースデーを祝った。

以来 石川県に来ると先ず グリーンノート に滞在した。
ナナオの横で何度も聞いた彼の朗読の太く胸に響くいのちの声は今も腹の底に響きわたる。まさに「声の詩人」とも云える♪

ナナオが世界各地を歩いた足跡は様々に残っているだろう。それと別に「土の音工房」の土には、ナナオが実際に足跡をつけてくれ、随一「ナナオの足跡の陶板」として保存。大黒さまのように 大きなリュックを背負って軽々と歩くナナオの足音が聴こえるようだ♪

ナナオの「声の詩」は、今も脳裏を古来する。

〈参照2〉詩と説話集「亀の島(Turtle Island)」対訳(ゲーリー・スナイダー著、ナナオ サカキ訳 山口書店):http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/TurtleIsland.htm
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◆GREEN NOTE にある「ナナオサカキ」の詩集などご覧になりたい方、また ナナオとの思い出や写真をお持ちの方は、ぜひご一報ください(*^^*)