土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

秋吉台の秋はよし(*´∀`)

2015-10-17 | オカリナ・心・癒し・ライアー
秋吉台の秋はよし(*´∀`)

有り難きご縁から、かつて金沢からの自転車旅行(18才)で通った萩方面で、オカリナを演奏させて頂く機会を頂いた。

しかも“秋吉台”をご案内頂き、真夏に自転車で走り抜けた往時から幾星霜を経ての再訪が叶った。

緑に被われた石灰岩質の「北山」をハイキングする足元には、爽やかな風に揺れるサイヨウシャジンの 淡紫色の花が愛くるしい(キキョウ科 ツリガネニンジン属)♪

頂上から聴こえてきた「ヤッホー」の声に「アッホー♪」(笑)と応じながら登り、私たちは眺望をほしいままにした♪

雄大なカルスト台地の元を辿れば、約3億5千万年前(古生代石炭紀)、太平洋の海底火山の海面近くの部分に形成した珊瑚礁だと誰が信じれようか…

珊瑚礁が堆積してできた石灰岩層がプレート運動で北西に移動、かかる圧力で大きく横臥褶曲(おうがしゅうきょく)し、地層が上下に逆転するなど複雑な造山運動を経てカルスト地形を成したという。

台地に湧いたオアシスのような「長者ヶ森」にそっと踏み入ると、もののけ姫の“木霊”が出るような幽玄な空間!
オカリナで“君をのせて”を奉じ“アルプスの少女ハイジ”を口ずさんで森の精と噺(はな)す。

森の中程にそびえ立つまだら模様の大木は 初めてお目にかかる。調べると 瀬戸内海沿岸に比較的群落が多い「カゴノキ」(クスノキ科カゴノキ属)だった。

“松”のように樹皮が薄片状に剥げ落ちた部分が淡黄白色に見え、黒褐色の樹皮とが斑模様となり、小ジカの尻の白い斑紋を連想させ「カゴ(鹿仔)ノキ」と呼ばれる。
クスノキの仲間は、樟脳などの精油成分を含むから葉を揉むとよい香りがするだろう♪

ここから「別府厳島神社」に詣で、まるで珊瑚の海を連想する、澄んだ翡翠色の「別府弁天池」に湧き出る名水を戴き、感謝し尽せない程の 音楽交流 弾丸トリップの帰路へと向かった♪

皆さん本当にありがとうございます(*^▽^)!