春を誘う雨

昨日はほんとうに寒い雨の一日でした、部屋をあたため、ホットカーペットにひざ掛けでした。
寝室も一晩中暖房をしていましたので今は部屋のドアを閉めて、二方の窓全開！クローゼットの扉開けっ放しで
空気を入れ替えをしています。

　　　　　　　　　　　　　　　

今朝のパソコン位置から眺められる富士の姿ですが、この冬一番の冠雪のように見受けられます。
春霞でしょうか、くっきりとはいきませんが、かなり裾まで積もっているようです、
三月も半ばを迎える今なのに、桜前線の報道も聞かれるのに、まだまだ油断はできないこの時季です。

　　　　　　　　　　　　　　　

そんなつめたい雨、北風の昨日はリビングで大きな作品に取り掛かりました、
タペストりーのつもりではじめましたが、刺し終わっての様子では余白を残していますので、
丸いテーブルカバーにも仕立てられるようにとも思っています、
生地は麻の９０㎝チョッと幅で、生成りといってもかすかに青色をにじませたような糸で刺しています。
急ぐ作品ではありませんのでゆっくりと楽しみながら刺したいものです。

　　　　　　　　　　　　　　　

ご覧になれるでしょうか、今年はもう会えないと諦めながらも、ぐんぐん伸びる葉に抜いてしまうのも
はばかれて、様子を見ていた＜ムスカリ＞、モサモサと鉢を覆うように伸びる葉を思いっきり切り詰めて
もし花芽が出てきたときに邪魔にならないようにとはしていましたら、
なんとなんと姿を見ることができたのです！！
しかも去年よりは茎の部分が長いのです、写真でもわかるように葉先は私に刈られて色が変色しています、
葉にまわってしまう養分が刈り取ったことで花芽にまわったのでは...なんて勝手に想像です。

それにしてもよく伸びてきてくれました、セールになっていたちっちゃな球根の一袋から毎年この時季に
健気に花芽をだしては春が近づいていることを教えてくれ、勇気をくれるのです。
ほんとうはどこからどこまでが茎で花はどれ！とかあるのでしょうけど私にとってはすべて花芽です。
これからじょじょに陽ざしが暖かくなるにつれ紫の色が濃くなり、小さな粒つぶの先が白っぽくかわるのです。
ベランダの楽しみが春は増えてきます。

　　　　　　　　　　　　

左はイタリアンパセリ、右はバジルなどの香草です、イタリアンパセリは一緒の鉢に植えたパセリに覆いかぶさって
しまうほどの伸びようで、ときどきまわりから切り取り、料理に刻んでいれたり、はたまた茹でて冷蔵庫に
ストックするほどの伸びようです、育ち方がわかっていますので、応用範囲は勝手に広げて楽しんでいます。

昨日のような雨は＜催花雨＞とも言うと予報士の方が言ってましたが、花の開花を促す雨ってちょっと素敵な
ネーミングですが、なんだか蕾が固くなってしまうような冷たい寒い雨の夜でした、
今朝はきれいに晴れていますが、冬の空のようには澄んでいないのが春らしい！のかな～。

パソコンの前でこうしていると足元は足温器で温かいのですが、エアコンをつけてないリビングは．．．
やはりつけたくなっています、陽ざしがあっても、＜昼間は１３度ぐらいまであがります！＞といわれても
室内は少しあたためたい気分です。

遅くなりましたが、ようやく晴れましたし、外出予定もない今日です、＜お雛さま＞をしまいます。
湿気のない日を選んで、先ずはしまう箱をちょっと干しています、
四月に入りましたら＜五月人形＞を同じ場所に飾ります、もう何十年も繰り返してきた
私の大切な家族の絆と健康を願う楽しい行事のひとつです。