雛の祭りは穏やかに．．．

　　　　　　　　　　　　

昨日は午後からのダンスレッスンでしたので、戻ってくるころは出かけるときの暖かさとは違い、
冷たい空気が流れていました、リビングの窓から眺めた雲の向こうに沈んでゆく夕日を慌てて撮ったものです、
でも、いつもの富士山の場所は雲で覆われていて、姿はその向こうで見えずした。

この頃は暮れるのも遅くなり、朝日の昇るのも早くなってきましたが、朝晩の気温にはまだ馴染めず、
今日のように日中の予定がないときは、ぐずぐずとして目覚めても起き上がるまでには時間がいるのです。


三月三日はお雛祭りですが、ウイークデイですので、お祝い気分になるのは私だけになります、
でも、お雛さまを飾りながら思い出すのは生まれてはじめてのひな祭りのときのことばかりです。
今でも仕舞う箱のなかには両家からのお祝いのし袋と求めたお店の名刺が入っています、
もう亡き両家の父親がしたためた文字にひとり懐かしさまで感じて毎年見入っているのです。

　　　　　　　　　　　

これは今朝お雛さまにと用意した＜ちらしずし＞です、具は昨日煮て冷蔵庫に、錦糸卵は今さっき
二個の卵をほぐして焼きました、ほんとうはもっときれいな仕上がりにしたかったのですが、
ちょっと火が強かったようですが、大丈夫！！です。

　　　　　　　　　　　

そしてこれはお仏壇にお供えしました、お雛さまを選ぶときにかなり時間をかけて選んだ主人の姿が浮かびます。
あの頃は私の実家から贈られるものとなっていましたが、母の体調もあり、父が主人に託したのです。
そこで主人の両親が一緒に選びに行ってくださったのですが、なかなか決まらず、
主人の父はしびれをきらしたらしいです、父にとっては初孫、主人にとってははじめての女の子で、
託された主人は選ぶのに時間がかかったのでしょう、その話は今では私のよい想い出になっているのです。

　　　　　　　　　　　

これは私の昼食用です、昨日、バス停近くの魚やさんにより、ハマグリを見たのですが、他国産とありましたので、
やめてしまいました、お昼には三陸から取り寄せてある新わかめでの椀にしましょう！

予報では昨日よりかなり気温は高くなるそうで、リビングでは暖房、ホットカーペットもつけずに過ごせますが、
洗濯物を干しにでたベランダは風があり、ひんやりしていました。

今日は一日お雛さまと静かに過ごします！