大賀池日記

和歌山大賀ハス保存会のブログです。大賀池は和歌山県日高郡美浜町三尾にあります。since1962

大賀博士を讃える歌

2023-06-15 14:07:23 | 大賀一郎
今日6月15日は大賀一郎博士の命日で、今年は59回忌になります。
今回、大賀一郎博士の追悼文集「蓮は平和の象徴也」を開いてみました。

表紙を開くと大賀博士のお写真があり、その次に大賀池畔に設置された石碑の写真となります。
「和歌山観蓮会提供」となっていますが、本会の間違いでしょう。

この本は、岡山県津山市の津山基督教図書館内に設けられた大賀一郎博士追悼文集刊行会によって編集され、博士のご養子の大賀栄一氏が発行されています。もう16年前になりますが、2007年に津山市を訪れたさいに、たまたま入った「つやま自然のふしぎ館」で大賀博士が顧問を務められていたことを知り驚いたことを覚えています。

この本はこの津山基督教図書館で編集されました。

この本には、和歌山県関係者が5人寄稿していて、今回その中の一人山本好一氏の『大賀博士を讃える歌』をご紹介させていただきます。末尾に「和歌山ハスの会会員」とありますが、本会の会員だった方だと思います。
-大賀博士を讃える歌-
山本好一

大賀池のほとり
地の闇ふかく二千年埋もれし蓮の実を求(と)めて
太陽と地(みず)と人間のまことの愛に花咲かせ
生命の証(あかし)顕(た)てたまふ。
蓮(はちす)の花を心とし濁る人生(ひとよ)を一筋に
その若き日の信仰は清(すが)しく燃えて八十年
真理をもとめ生きたまふ
君が御魂(みたま)は還(かえ)らねど君が残せし蓮の実は
世々を重ねて夏来なば君が久遠(くおん)の生命の
象徴(しるし)とここに花咲かむ
和歌山ハスの会会員
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府中市ひょうたん池便り

2023-06-10 10:32:14 | 東京府中市
府中市の大賀博士ゆかりのひょうたん池便りが今年も寄せていただきました。
舞妃蓮日記に掲載させていただいています。

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線状降水帯の爪痕

2023-06-09 22:30:10 | 大賀池
6月2日から3日にかけて日本を襲った線状降水帯で、湯浅、海南市、紀北筋では被害が出ました。被災された方にはお見舞い申し上げます。
当地は、その縁に当たってかそれほど大きな被害は出ませんでしたが、降水量はかなりあったようで、大賀池の取水口は、その背後の築山から崩れてきた石で埋まってしまっていました。少しでも石を取り除いておかねば取り除き作業に取りかかりました。当初一度にはいかないだろうとみていましたが、案外作業ははかどり30分ほどで石は取り除くことができました。しかし、このままでは豪雨ごとにこんなことをせねばならないので、とりあえず鉄板で覆いをすることにしました。

石を取り除いて水がスムースに入るようになりました。

谷川の水で池は満水になったみたいで、桟橋が泥で覆われていました。

池の横の川が橋でせき止められて増水して、あふれたためかゴミが池の一角に流れ込んでいました。


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