今日、拙宅に植えている美浜大賀蓮と中尊寺蓮が同日開花しました。中尊寺蓮は中尊寺金色堂に安置されている四代泰衡公の首桶に敷き詰められていた蓮の実を大賀博士の内弟子長島時子博士によって発芽育成されたものです。大賀蓮との比較のため5年ほど前から植えています。大賀蓮によく似ていて栽培もちょっと難しいです。
手前が大賀蓮で奥が中尊寺蓮です。中尊寺蓮は5時前から開花が始まりましたが、大賀蓮が口を開けたのは5時50分前でした。8時から8時30分頃に最大開度になりました。写真は8時15分です。
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この二つの花はよく似ているように見えますが、何れも大変綺麗です。
以前、「ごぼう文化」第２８号の表紙に大賀蓮の写真を使わせてもらった際に、御母さんに届けたとき、「この花は私の庭の花と違うような気がする」とおっしゃっておられました。よく観察されているのだなと感心したことがありました。でも、お仏壇に供えてくれて、喜んで下さいました。兼平先生の写真でしたが、詳しいことは聞いていません。
蓮池の管理は菊を育てるより、苦労が多いのではないかと推察しています。
hirai-1048様が私のブログにコメントをくれました。
これからもPRにつとめたいと書き込んでくれています。中山の蓮池は地元の方が頑張ってくれますので、嬉しいですね。
また来年が楽しみです。私も菊作りに頑張ります。
大賀蓮も鉢で栽培するのと池では大きさが違いますから花の様子も若干変わってきます。しかし擬きも多いのが現実です。
プロトタイプになるのが千葉県総合農林研究センター保存株や大賀博士が直接分根された東大緑地植物実験所株や当保存会株や十日町株、それに鳥取農試株だと思います。
中山の蓮池は、6月下旬に比べれば数は減ったもののまだ花が続いています。毎日様子を見て出勤していますが、同じ方がほぼ毎日来ておられます。
kanpouさんも小菊の栽培や種々の文化活動にと幅広くご活躍ですね。私もあと数年でリタイアです。それ以後のお手本とさせていただきたく思っています。