旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

常憲院霊廟勅額門

2022年05月18日 | 旅 歴史

 東京都台東区上野桜木に寛永寺(かんえいじ) があります。
 常憲院霊廟勅額門(じょうけんいんれいびょうちょくがくもん)は徳川5代将軍綱吉の霊廟の勅額門で、宝永6年(1709)に建立されています。切妻造り、銅瓦葺きの四脚門で、前後に軒唐破風を付けています。歴代将軍の霊廟の中でも、もっとも整ったものの一つです。この奥に徳川家定と天璋院も葬られています。
 初代家康は日光東照宮、2代秀忠は台徳院霊廟(増上寺)、3代家光は大猷院霊廟(日光・輪王寺)、4代家綱は厳有院霊廟(寛永寺)、6代家宣は文昭院霊廟(増上寺)、7代家継は有章院霊廟(増上寺)にあります。将軍家霊廟は、8代吉宗以降は倹約のため大規模な霊廟は建築されませんでした。
 そのため寛永寺か増上寺のいずれかの霊廟に合祀し、宝塔が建立された程度でした。常憲院霊廟勅額門は水盤舎とともに、昭和5年(1930)に国の重要文化財に指定されています。また厳有院霊廟勅額門(げんゆういんれいびょうちょくがくもん)も同時期に国の重要文化財に指定されています。(延宝9年(1681)建立、切妻造り、銅瓦葺きの四脚門で、前後に軒唐破風付)

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