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旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

地主神社

2019年04月15日 | 旅 歴史

 京都府京都市東山区清水の清水寺の中に地主神社(じしゅじんじゃ)があります。
 地主神社は清水寺本堂の北の一段高い所にあります。江戸時代までは清水寺の鎮守社で、古くは地主権現と称しました。大国主を主祭神とし、縁結びの神さまとして若い女性やカップルに人気のスポットになっています。また地主神社境内は「地主桜」と呼ばれる桜の名所でもあります。
 平安時代には嵯峨天皇、円融天皇、白河天皇が行幸しました。天禄元年(970)、円融天皇行幸の際、勅命により臨時祭が行われました。これが例大祭「地主祭り」の起源です。天正9年(1581)豊臣秀吉が花見の宴を開催し、寛永10年(1633)徳川家光が現在の社殿を再建しています。
 明治に入り神仏分離令により清水寺から独立し、近代社格制度のもとで郷社になっています。歴史的経緯から世界遺産「古都京都の文化財」の清水寺の一部として登録され、地主神社の総門、拝殿、本殿は国の重要文化財に指定されています。平成5年(1993)には境内全域が重要文化財となりました。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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