桜燕日記 May 18, 2019

　プロ野球・福岡ソフトバンクホークス。
　1989年に大阪から福岡へ本拠地を移し、前身の福岡ダイエーホークスが誕生してから、今年で30周年を迎える。

　そこで、球団は今年、九州5都市でWE=KYUSHUデーというイベントを開催し、試合会場でレプリカユニフォームをプレゼントしたり、小学生以下限定でキャッチボール専用球の先着配布が行われたり、試合前のグラウンドで地域の方々を招待しての記念セレモニーが実施されたりなどしている。
　先月7日の福岡を皮切りに、同9日には長崎、今月14日には北九州で行われている。そして、今日は熊本で、試合やイベントが行われた。

　熊本では昨年、公式戦が開催される予定であったが、試合開始の直前になって、雨天により中止が決定。詰めかけたホークスファンを落胆させてしまったことがある。
　今年も、天気予報を見ると、生憎の空模様となりそうな雰囲気で、無事に試合が行われるかどうか、微妙な感じだった。小雨がぱらつく中、試合は開始。対戦相手は、北海道日本ハムファイターズ。

　ファイターズに1点を先制され、4回裏のホークスの攻撃が終了した時点で、降雨がひどくなり、試合は中断。再開するかどうか微妙な状況であったが、徐々に雨が弱まり、グラウンド整備の後、1時間後に試合再開。
　5回表のファイターズの攻撃、ホークスの先発・千賀投手が3者連続三振。その裏の攻撃で、ホークスが2点を取って逆転に成功。試合はそのまま9回まで進み、2対1でホークスが勝利した。
　昨日はヒーローインタビューのほか、小学生によるキッズインタビューも行なわれた。もしもあのまま試合が再開できなかったら、もしも再開後にホークスが逆転しなかったら、小学生もインタビューできなかったことになる。そういう意味で、本当に良かったと思う。

　明日は鹿児島で試合やイベントが行われるが、こちらも雨の予報。

　屋久島あたりではかなりの大雨となるなど、今日の熊本以上に開催は厳しいと思うけれど、なんとか無事に開催できますように。