桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~ vol. 18

2017-09-19 | 青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~

倉敷 929 -【山陽本線】- 1044 糸崎



糸崎駅の駅名標。
岡山方面の列車と、広島方面の列車は、ここか隣の三原で乗換となります。



JR西日本227系電車
広島地区に、2014年に登場した新型車両。

糸崎 1053 -【山陽本線】- 1306 岩国



瀬野駅では、二日前に乗ったスカイレールサービスの線路?を、パチリ。
タイミングが悪く、真ん中に正体不明の線が入ってしまいましたが。

実は、スカイレールサービスについては、
当初、最終日の倉敷からの帰り、ここで途中下車して乗る予定でした。

予定を変更して、急遽、三日目の夜に乗ったため、この日は、そのままパス。

実は、このいくつか手前の駅から隣に座ったおっさんが、脚を広げて座り、
私のテリトリーにまで侵入してきていました。
旅の荷物もあるし、途中下車するには、かなり勇気が要る感じだった。

三日目のうちに乗っておいて良かった、と思った瞬間でした。

しかし、どの地域でも、おっさんはマナーが悪い。

広島を過ぎ、終点の岩国まで乗車。

岩国では途中下車し、駅前の食事処でランチ。



岩国駅の駅名標。



岩国から先は、再び国鉄型車両となります。
国鉄115系電車

岩国 1412 -【山陽本線】- 1609 新山口



岩国を出てしばらくすると、列車は瀬戸内海沿いに出てきます。



窓越しなので、なんとなく色が霞んでしまいますが。



周防大島が、見えてきました。



本土と周防大島を結ぶ、大島大橋。

大島大橋の架橋により、それまで本土の大畠駅と周防大島の小松港とを結んでいた
国鉄大島航路が廃止されました。



徳山駅の駅名標。
乗務員の交代などの関係で、ここでは数分間停車しました。



カラオケを搭載した特別列車が決して運転停車しなかった、と噂される駅。
‥‥どこにそんな噂が立ったのかは、謎。



富海駅の駅名標。
駅名が示すとおり、この辺りでも、列車は海岸線の近くを走ります。

そんなこんなで、次の乗換駅、新山口に到着。



新山口まで乗ってきた列車と同様、新山口から先も、またまた国鉄115系電車です。
山口県内は、広島寄りの区間で新型車両が走る以外は、ほぼ国鉄型車両しか走っていません。



新山口駅の駅名標。

新山口 1613 -【山陽本線】- 1719 下関



下関駅の駅名標。
いよいよ、九州が近づいてきました。

下関 1724 -【山陽本線/鹿児島本線】- 1738 小倉

小倉では途中下車し、チャチャタウンまで徒歩移動。
チャチャタウンのマクドナルドに立ち寄り、バッテリーが切れかかっていた携帯電話を充電。

まさか、こんな形でチャチャタウンに初めて立ち寄ることになるとは‥‥。

再び小倉駅に戻り‥‥。

小倉 1843 -【鹿児島本線・準快速】- 2125 大牟田

こうして、倉敷から大牟田まで、ほぼ12時間かけて、すべて在来線で帰ってきてしまいました。
岩国と小倉で途中下車した時間を差し引いても、10時間近く、列車に揺られていたことになる。

最後の最後で、お疲れ様~な旅となりました。

これで、今回の旅日記、おしまい。
しっかり鉄分を補給し、清々しい気分で、またいつもの日常に戻る私なのでありました。

さて、次回は、どこへ行こうかな‥‥。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~ vol. 17

2017-09-18 | 青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~

最終日。



倉敷駅。
雨は上がったものの、この日も天気はイマイチ。

なので、美観地区など、倉敷市内の見物は、またの機会に回すことに。



ただ、このまま引き返すのでは、わざわざ倉敷に宿をとった意味がない。
今回、倉敷に立ち寄ったもうひとつの目的は、こちらです。



JR倉敷駅に隣接する、水島臨海鉄道・倉敷市駅。
上階は駐輪場となっています。



歴史を感じさせる、倉敷市駅の駅名標。



倉敷市駅のホーム。
右側には、山陽本線の線路も見えます。



なんとなく。



水島臨海鉄道MRT300形気動車
水島臨海鉄道の大半の列車は、この形となっています。

倉敷市 800 -【水島臨海鉄道水島本線】- 828 三菱自工前

朝の通勤・通学ラッシュの時間帯だったので、それなりに混雑していました。
なんとか、座れましたけど。

水島臨海鉄道は、倉敷市の中心部と、臨海部の水島地区を結ぶ鉄道です。

もともとは貨物線として敷設されましたが、
昭和23年、その一部区間で旅客営業が開始されました。

一つ手前の水島で大半の乗客が降りた後、列車は終点の三菱自工前へ。



三菱自工前まで乗ってきた列車。



三菱自工前の駅名標。



三菱自工前駅の周辺は、水島臨海工業地帯の工場群となっています。



人家や商店などは見当たらず、歩く人の姿も皆無。



ただ、なんとなく。



三菱自工前のベンチ。

‥‥どうやって座るんですかコレ?って、一瞬、分からなかった。
少し考えて、ああ、こうか、と思ったけど、やっぱり座りづらかったです。



三菱自工前駅に入線してきた、水島臨海鉄道MRT300形気動車
先ほどの列車とは外観が違いますが、形は同じです。

線路はこの先、貨物線と車両基地への引込線の兼用となっています。

三菱自工前 843-【水島臨海鉄道水島本線】- 915 倉敷市

三菱自工前を出た時点で、乗客は私ひとり。
次の水島までの一駅限りでしたが、列車の"独り占め"状態になりました。



水島駅の駅名標。
駅の周辺は、水島の市街地が広がっています。

三菱自工前を出た列車は、まもなく高架区間に入り、そこからしばらく高架区間が続きます。
それなりに歴史のある地方鉄道で、これだけ長い区間高架が続くのは、珍しいかも。

地上区間に入り‥‥。



福井駅。
もちろん、北陸にある福井駅ではありません。

水島臨海鉄道の沿線は、三菱自工前周辺を除けば、
都市化が進んで市街地が途切れない感じで、地方鉄道っぽさはあまり無いかも。

そんなこんなで、倉敷市駅に到着。

JRの倉敷駅に移動し、駅のキヨスクでお土産を買い、そのまま改札へ。



倉敷駅のホームに入線してきた、国鉄115系電車

ここから、できるだけ新幹線を使わないで、九州まで帰ることにしました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~ vol. 16

2017-09-17 | 青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~

三次 1443 -【芸備線/福塩線】- 1632 府中

三次から塩町までは、芸備線。
ここも、前日に通ったところを逆に進む感じです。



八次駅の駅名標。
"三次"は"みよし"ですが、"八次"は"やよし"ではなく"やつぎ"。



中国地方の山間部を走る路線でよく見る、25km/h制限の標識。
この標識がある区間では、一般道路を走るクルマに、余裕で追い抜かれます。



神杉駅の駅名標。
ある意味、"神"な名前の駅です。



塩町駅。
ここから、福塩線に入ります。

余談ですが‥‥。

芸備線で塩町より備後落合方面に一駅進むと、下和知。
ローマ字に直すと、"Shiomachi"と"Shimowachi"。

ちょっぴり紛らわしい。

三次を出た時点でそれなりにお客さんは多かったのですが、
塩町に着くと、さらにお客さんが乗り込んできて、それなりの混雑具合となりました。

私が座っていたボックスシートも、塩町ですべて埋まりました。
18きっぷの利用者というよりは、どちらかというと地元客の方が多かった印象があります。

そんな中で写真を撮りまくるのは、さすがに憚られた。



上下駅の駅名標。
これだけは撮っておきたかったので、望遠機能を使って無理やり撮りました。

そんなこんなで、府中に到着。



4番のりばの駅名標。
車止めがあるため、この4番のりばからは、塩町方面に向かうことはできません。



こちらは、3番のりばの駅名標。

3番のりばからは、福山方面へ向かうことも可能ですが、
現在、塩町方面の列車のみが発着しています。



2番のりばに停車中の、国鉄105系電車



府中駅の跨線橋に張り付けられた、駅名標。
2番のりばからは、福山方面と塩町方面、双方の列車が発着します。



府中駅の写真、もう1枚。

府中 1641 -【福塩線】- 1727 福山

福塩線は、府中駅を境に、がらりと雰囲気が変わります。

塩町から府中までは非電化区間で、山間部や田園地帯をのんびり走るローカル線、
府中から福山までは電化区間で、住宅街を走る都市近郊路線、という感じ。

部分廃止前の可部線も、きっとそんな感じだったんだろうな‥‥。

さて、府中からはロングシートだったので、またまた写真はありません。
さらに、到着した福山でも、乗り換えで時間的余裕がなかったので、写真はありません。

福山 1730 -【山陽本線・サンライナー】- 1806 倉敷



倉敷に到着。



サンライナーに使用されていたのは、この国鉄117系電車でした。



倉敷駅・伯備線のりばの駅名標。



雨の倉敷駅。

今回の旅ではじめて、傘の出番となりました。
そこまで大した雨ではなかったんですが。

四日目の夜は、この倉敷に宿をとりました。
この時点で、五日目の予定は、ある鉄道に乗ることを除けば、完全に"未定"でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~ vol. 15

2017-09-16 | 青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~

そんなこんなで、三次駅に戻ってきました。



三次駅に停車中の、国鉄キハ40系気動車



"三次"は"みよし"と読みます。
‥‥私の中ではそんなの常識、なのですが、読めない人も意外と多いらしい。



三次駅の駅名標、その1。



三次駅の駅名標、その2。



2番のりばから、1番のりばに停車中の国鉄キハ40系気動車を望む。
国鉄キハ40系気動車、三次からは、広島方面へのみ運用されています。



ホームに微かに残っていた、"急行のりば"の文字。
下半分が、点字ブロックに隠れてしまっていますが。

かつては、三次駅には"ちどり"、"たいしゃく"など、数多くの急行が停まっていました。
平成19年、最後まで残っていた"みよし"が廃止され、急行はすべて姿を消しました。



3番のりばに停車中の、JR西日本キハ120形気動車
三江線、口羽行。

廃線まで半年あまりとなったためか、そこそこの乗車率となっていました。
私は過去に2回乗ったので、今回は乗りませんでした。



電光掲示板の乗車案内。



2番ホームに、府中行の列車が入線してきました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~ vol. 14

2017-09-15 | 青春18きっぷの旅 ~広島・岡山・姫路~

途中でいろいろ変更した結果、当初の計画より、3時間近くも早く三次入り。



駅の跨線橋より、塩町方面を望む。



同じく、跨線橋より、広島方面を望む。
広島から乗ってきた列車は、左側の2番のりばに停車中の列車です。

しかし、見事に国鉄型車両だらけだ。



三次駅。
ここも3年ぶりに訪れましたが、工事中だった新駅舎、完成していました。



時間はたっぷりあるので、駅前の喫茶店でランチ。
ウィンナーコーヒーとトーストにしてみた。

トースト、二日連続です。

残り時間は、三次市内を散策。
雨の心配はありましたが、どうにか持ち堪えてくれました。



三次市の中心部、江の川水系の馬洗(ばせん)川に架かる、巴橋。

もともとの三次地域の中心である旧三次町と、
現在の三次駅や三次市役所がある旧十日市町とを結んでいます。



巴橋より、上流方を望む。
右から流れてくるのが馬洗川、左から合流してくるのが西城川。

ちなみに、西城川の上流には、前日に列車を乗り換えた、備後落合駅があります。

備後落合駅の近くを流れる川が、ここに繋がっている、というのが、
なんか、意外な感じがしました。



巴橋より、下流方を望む。



巴橋、長さは172m。



江の川水系・馬洗川。
ここから、江の川の本流と合流し、島根県を通り、日本海に注ぎます。



馬洗川に架かる、三江線の鉄橋。



三江線は、来年3月いっぱいで廃止となります。

この橋も、あと半年ほどで役目を終えることになるのか‥‥と思うと、
なんか、感慨深いものがあります。

旧三次町の界隈をぶらりと歩き‥‥。



尾関山駅に到着。
三次と江津を結ぶ、三江線の駅です。



尾関山駅の駅名標。



ホームより、三次方を望む。



ホームより、江津方を望む。



三江線の線路は、尾関山を出て左へカーブした後にトンネルに入っていきます。
駅名の由来となっている尾関山公園は、そのトンネルの上にあります。



ホーム側から見た、尾関山駅の駅舎。



尾関山駅の時刻表。

尾関山は旧三次町にある唯一の駅ですが、
集落の片隅に静かに佇むローカル色の濃い駅、という感じでした。

この駅も、半年後には廃駅か‥‥。

さて、時計は12時半を指しています。
ここから三次駅まで戻る訳ですが、時刻表のとおり、三次に向かう列車は、16時台まで無い。

‥‥また、歩いて帰ります。



三次の旧市街を抜け、再び巴橋へ。



正面の鳥居は住吉神社。
その左にある通りが、石畳の"みよし本通り"です。



三次駅近くの踏切。



この先のホテルがあるあたりで、芸備線は左に、三江線は右に分かれてゆきます。



三次駅の南東側に広がる、引込線。



三次駅は、駅舎こそ線路北側にしかありませんが、
エレベーターも完備されている連絡橋で、南側にも出られるようになっていました。

以上、三次散策、おしまい。
それにしても、津山にしろ三次にしろ、地図も一切持たずによう散策したな、私。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする