桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

桜燕日記 Apr. 30, 2019

2019-04-30 | 桜燕日記
 平成という時代が、今日で終わる。
 
 昭和天皇の崩御により、平成という時代が始まって、30年余り。
 当時、私は小学校を卒業する直前。自分の人生の中でも、最もひどいいじめを受けていた時期にあたる。
 あの頃は、休み時間になると、いじめグループに捕まらないように、とにかくいろんな場所へ逃げ回っていた。保健室だったり、図書室だったり。しかし、図書室はもちろん、保健室さえ、閉まっていることが多かった。
 そんな私が最終的に逃げ込んだ先が、職員室前の廊下。休み時間中、体育座りをして過ごしていた。罰を受けているわけでもないのに、職員室前の廊下で何十分も座って過ごした経験をもつのは、私くらいのものだろう。

 そんな最悪なスタートだった、平成という時代。それから、浮き沈みを繰り返しながら、なんとかここまで生きてきた。
 あの頃は、まさか自分が平成の終わりまで生きていられるとは、思いもしなかった。どうにかこうにか生きてこられて、良かったと思う。

 令和は、どんな時代になるのだろう。先行き不透明で、不安は尽きない。
 でも、なんだかんだ、生き続けられそうな気もする。平成時代が、そうだったように。

桜燕日記 Apr. 29, 2019

2019-04-29 | 桜燕日記
 今日は、平成最後の昭和の日

 大阪市にあるJR大阪環状線大正駅で、明治R-1を飲む人が相次いでいる、というのが、Twitterで話題となっている。なぜR-1を飲むのかというと、明後日から令和元年、略してR1となるから、ということらしい。
 大正駅にはOsaka Metro大阪市高速電気軌道)の長堀鶴見緑地線も乗り入れているが、なぜか大阪環状線の方ばかりが話題となっている、とのこと。また、長崎・雲仙市にも大正駅(島原鉄道)があるが、こちらも特に話題とはなっていないようである。

 明治駅は存在しないが、大正駅のほか、昭和駅は川崎市のJR鶴見に、平成駅は熊本市のJR豊肥本線に存在する。
 令和駅も、そのうち誕生するのだろうか。

 今日は一日を通して雨となったため、ウォーキングは中止にした。また、ウォーキングマシンも使わなかった。
 体重は57kgを切っているし、一日くらいサボっても、それほど影響はないだろう。ただ、サボり癖が出てしまうのもまずいので、明日はせめてマシンを使うようにしたい。

桜燕日記 Apr. 28, 2019

2019-04-28 | 桜燕日記
 昨年6月、福岡・久留米市の県立高校に通っていた男子生徒が、生きているだけで苦痛だった、などと記したメモを残して自死した。
 県の第三者委員会は、先月、同じ野球部の部員たちによるいじめがあったと認定した上で、自殺はいじめが原因だったとする最終報告をまとめた。

 そんな中、今月8日に行われた、同校の始業式。
 校長が、全校生徒に対し、亡くなった生徒は保護者や教員などに相談しておらず、生徒自身が、いじめられていると捉えていなかった可能性もある、などと説明した。
 マスコミの取材を受けた校長は、もしいじめと思っていたら誰かに相談しているはずだ、などと釈明。また、誰がいじめたのかなど、犯人捜しはやめてほしいという思いもあって発言した、という。

 なぜ、保護者や教員などに相談しなかったのか。この校長の態度に、その理由が集約されているように、私は思う。
 誰かに相談しなければ、それはいじめではない、などと考える人には、例えばいじめを受けている人が何らかのシグナルを出したとしても、それを受け取る力は無い。
 今回自死を選んだ生徒は、生前、そういったシグナルを一切出していなかったのだろうか。本人は一生懸命シグナルを出していたのに、周りが見逃していただけではないだろうか。
 私だって、こんな校長が率いている学校には、いじめの相談なんて絶対にできない。

 昨年、高校野球の地区予選で、対戦相手のチームが、部員の急死によりチーム内に動揺が広がっているなどの理由で出場を急遽辞退し、市内の高校が不戦勝となる、ということがあった。
 辞退した対戦相手の高校が、これほど大きな問題を抱えていたとは、あの頃、思いもしなかった。

桜燕日記 Apr. 27, 2019

2019-04-27 | 桜燕日記
平成から令和に跨る10連休が、いよいよ始まった。
 もっとも、浮浪人である私には、10連休なんて関係のないこと。むしろ、連休中はどこも混雑しているだろうから、のんびり自宅で過ごすことにする。

 そんな訳で、毎日続けているウォーキングも、日中には行わず、夜のみ行う形をとることにした。
 ここ最近は体重も57kgを切る日々が続いているし、暴食しない限り、再び大台に乗ることもないだろう。もちろん油断は禁物だけれど、ぼちぼち頑張ってゆけばいいか‥‥ということで。

 ちなみに、ここ最近の定番は、駅まで歩き、別の駅まで列車に乗り、そこからまた歩いて帰る、というもの。ウォーキングと鉄分補給乗り鉄がふらりと列車に乗ること)を同時に行なう、私らしいコース取りである。
 とはいえ、運賃がかかるので、毎日列車に乗っているわけではない。それに、毎日決まりきったコースを歩く、というのも、私の性分には合わない。

 夜の駅の雰囲気って、なんか、好き。
 言葉では表現できないのがもどかしいけれど、とにかく、なんか好きなんだ。

桜燕日記 Apr. 26, 2019

2019-04-26 | 桜燕日記
 うちの地域では、年度ごとに隣組長の役が各世帯へ回ってくる。
 前回までは父親が隣組長を務めていたが、一昨昨年に父親が亡くなったため、昨年度、初めて私が隣組長を務めることになった。

 しかも、昨年度の初め、いきなり別の隣組と合併することになり、一気に大所帯となった。
 訳の分からない状態になったこともあったけれど、どうにかこうにか一年間、無事に務め上げることができた。

 ここ数年、共助という言葉を聞くことが多くなった。
 地震や水害などの災害が発生したときに、自分のことは自分でやるという自助、役所などの助けを借りる公助とともに、地域の力でともに助け合う共助が必要となってくる。そのためには、普段から地域コミュニティの活動に関わっておくことも大切である。

 ただ、地域活動に関わる一部の人たちにいろいろと負担が偏ってしまうのも、地域のあり方としては良くない気がする。負担の偏りによって不満が燻れば、システムの崩壊に繋がってしまうことになるから。
 少子高齢化と人口減少で、地域コミュニティを維持していくのも、徐々に難しくなってゆくだろう。その時代に合ったあり方を、考えていかなければならない時期に来ていると思う。