チュルキン大使によると、ウクライナに関するロシアの提案は、ウクライナでの暴力停止に焦点を当てたものとなっている。チュルキン大使は、国際団体が人道 支援や医薬品などを届け、地域の住民が戦闘地域から脱出するために、ウクライナ南部・東部に人道回廊を設置することに集中する必要があると語った。だが、 西側諸国は決議案を議論する際に、建設的な姿勢をみせなかったという。チュルキン大使によると、西側諸国はロシアの提案について「十分にシニカル」に、 「問題をさらに分析する」必要があると指摘したという。チュルキン大使は、「ロシアが提案した決議案に関する作業は、簡単にはいかないだろう」との見方を 示した。
ロシアのラヴロフ外相は2日、ロシアが「意識的に、非政治的な方向で自国の提案を策定した」と発表した。ラヴロフ外相によると同提案は、世界で幅広い支持 を得たジュネーブ合意や欧州安全保障協力機構(OSCE)の「ロードマップ」を順守することで、一般市民の苦しみを即時に和らげることを可能とする措置の 採択を目指したものとなっている。
インターファクス
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