長距離ノート7

大阪市立大学 陸上競技部 長距離パートと申します。

ぼくのグローブ

2020-04-14 22:00:00 | こまっちゃん

お久しぶりです。


最近、普段ならスマホで済ませがちな動画をtvpcで観ています。スマホに比べて映像自体の魅力が増していい感じです。


皆さまいかがお過ごしでしょうか?おうち時間のお供におすすめのコンテンツがあればぜひ教えて下さい^_^




陸上の話。


5000m15分台を目標に掲げてスタートするはずだった今シーズン。量が少なくても質の高い練習をやろうとしたけれど、故障してしまった。部活がなくなった。足が治ったので練習を再開したけれど今度はまた別のところを痛めてしまった。試合がなくなった。練習をやめてしまった。


目標を絶対のものとして練習するよりも結局、その日自分にできる練習を繰り返していく、ボトムアップ的な発想の方が良かったのか。スピード練習後の筋肉疲労が以前より抜けにくくなっているのは気のせいか。 


最近、自分でも驚くほどに、陸上競技に対しての情熱が湧いてこない。故障して3日が経った頃、夜ベッドに入って寝ようとしたら、何故だか全身のイライラが止まらない。恐らく、勉強も練習もバイトも遊びも全く何もない日が続いたのが久しぶりで、身体がストレスを感じていたのだと思う。王貞治のごとく畳の部屋で思い切り素振りをして筋肉に心地よい疲労感を与えた後、その日は眠った。


けれど、そんな1日にもう、慣れてしまった。身体を動かさなくても、動画を観たり、本を読んだり、ちょっとTOEICの勉強をしたり、たまには料理なんかもしてみたりするだけで、そこそこ満足度の高い1日を過ごせることに気付いてしまった。


この期間でもやる気を失わず前を向いているチームメイトがいる中で、長距離ノートにこんなことを書くのは情けないし、恥ずかしく思う。だけど、しょうがない。モチベーションとは、衝動であるからだ。自分で作ろうと思って作れるものではないのである。


(このまま引退か?)と考えた。でも、(弱いなりにも今まで続けてきた陸上をこんな形で終えていいのか?)という感情も湧いてきた。こういう風に思えるのはまだ救いなのか。そろそろ練習再開しようと思います。足治ってたらいいなぁ。




暇つぶしがてら長々と書いてきましたが、ぼくみたいな弱い競技者でも、目の前に試合があるっていう状況は陸上をする上でとても重要なことだったんだなぁと、実感しています。これから練習再開するにあたり、できる範囲で続けられることを見つけていこうと思います。


部室に置きっぱなしのグローブのことを想うと胸が苦しいです。

美味いラーメンを食べに行きたい。

プロ野球観たい。

部活したい。


皆さま、また会う日までどうかお元気で。

次はげんちゃんで!


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