朝倉には、斉明天皇ゆかりの地であったことでもわかるように、古代にはとても栄えていましたが、
684年の白鳳大地震(記録上最古の、いわゆる南海トラフ巨大地震:日本書紀)によって、
遠浅であった海が陸地化して、
朝倉の港は、今の桜井の港になったとのこと。
海岸線は今よりずっと山側だったらしい。
ほんの千数百年前にさえ、大規模な天変地異のようなことが起こっていることに驚きです。
この地震で、温泉も止まってしまったとのこと。
怖いけれども、やっぱり南海地震、来そう・・・・・
平地が広がり、中心地は朝倉、頓田川流域から西へと今治平野方面に移っていったそうです。
国府があったのは、まだ蒼社側の東側です。
南海道の終点が今治だった時代ですから。
古代は、今治が、中心地だったんです。
うんちく、失礼しました。