明治になって、廃藩置県で、何回も区割り県名が変わりながら明治6年に、今の愛媛県になったのですが、
この愛媛という名前は、
古事記のはじめのほうの「伊豫國は、愛比賣と謂ひ、・・・」からとっているとのこと。
ほとんどの県名は、地名・旧藩明からとっているらしいのですが、
こういった由来から命名されたのは、愛媛県だけのようです。
とてもおもむきがあって、いいですね。 誇りですね。
さらに、これを提案した人は、
今治の医師で国学者の半井梧庵(なからいごあん)という人のこと。
今治人、なかなかやるじゃないか。風情があるじゃあないか!と思いました。
商売気ばっかりで、文学とは縁遠いようですが、ちがうんですねえ。
半井梧庵というひと、「愛媛面影」を記した人です。
身近なちょっとした歴史は、おもしろい。
失礼しました。