「日本の神様」は、
諸外国の神様GODとは、まったく違います。
そもそも御神体は、
山であったり、木であったり、そして、きれいな水、宇宙、星、大地・・と
自然そのものです。
恐れや感謝から、自然発生したものです。
そして、日本の神様は、「人間の気持ちの中から生まれたもの」。
神様を敬えば、見守ってくれ、
神様になんの興味もなければ、ほったらかし。
とっても都合のいい神様。
苦しい時の神頼み・・OK。
古事記等に登場してくる神様は、やりたい放題、好き放題です。
ほんと、人間みたい。
ただ、根底にあるのは「思いやり」「感謝」。
日本の神様は、コンビニどころじゃない。
無限にいらっしゃいます。
どこの道歩いても
そこここに、神社や社があります。
お地蔵さんやら仏様までみると、
はんとに、・・だらけ、です。
太古の昔から、人間は、
この静かで、なにも出しゃばらない、
神様に
救われてきているんです。
(今風に言えば、献金も強要も、何にもありません。)
神社の拝殿の中は、空っぽ、です。
ただ、鏡が、あります。
お参りされる方自身を、写します。
そう、自分が写るんです。
人間の気持ちが、神様をつくっているんです。
鏡(かがみ)から、真ん中の、が(我)を取ったら、
かみ(神)になります。
そう、「我」がいかんのです。
我、我、・・いかんね!
思いやりなんですね。
そうすれば、日本の神様は、寄り添ってくれる。
簡単?だけど、なかなか難しい。
我(が)を完全に消したりできません。
人間は、神には成れないんです。
寄り添ってもらいたいんです。
こんな優しい神様が、
「日本の神様」。
神の国NIPPONNです。
どう?
日本に生をうけて、よかった、
と、思いませんか。
*いろいろな本を読んだり、
近所、遠方、有名無名の神社仏閣を訪ねさせてもらって、
思った、あくまでも、私の個人的な見解ですので。