初夏を思わせる仙遊寺さんでした。
仁王門をくぐって、一如観音さま、遊戯観音さまに手を合わせていたら、
老夫婦のお遍路さんがいらっしゃって、
二人でペットボトルのお茶飲んで、
さあ、と、ゆっくりゆっくり山道を登り始めました。
ほんとに一歩一歩です。
先週、途中でニョロニョロしたものを見つけたので、
もう、今年はこの山道を登るのはやめよう、と思っていましたが、
そのお二人のお遍路さんを見て、
ひき帰れませんでした。
少し時間をおいて、
私もゆっくりと、後をついて登りました。
途中追いつきそうになりましたが、
急がせるようにしてしまったらいけないので
邪魔にならないよう
間を開けて、ゆっくり登りました。
最後の階段で、
思わず声をかけてしまいそうになりましたが、
お二人は、すごい!
私なんかは、あしもとにもおよびませんでした。
さくらの季節はあっという間に終わり、
先週まで咲き誇っていた山ツツジも少なくなり、
新緑の季節
まさしく、「花おぼろ お大師誘う 遍路道」
まったく、急ぐ必要はない。
ありがとうございました。