日曜日に、朝倉の光蔵寺に、初めて行かせてもらいました。朝倉回りで神子の森に行くとき
に、いつも横を通っているのに、足を止めたことがありませんでした。
幹線道路沿いの農協の駐車場に自動車を止めさせてもらって、山側に100メートルも入った
ところに入り口への階段があり、その上にお寺があります。
なんとこのお寺は、あの鉄人伝説の「小千益躬」(おちのますみ)が建立したとのこと!
小千益躬とは、推古の時代に大陸からきた鉄人が暴れ回って近畿の方まできそうになった
で、それをくい止めるため、朝廷より命をうけ、(鉄人の家来になり隙を狙って内側から)退治
したという伝説の人物。越智氏の家系図に必ず登場する有名人です。
朝倉、今治はおもしろい。
ご本尊は、薬師如来さま。
延命地蔵さまや、とってもかわいらしい(失礼)千手観音菩薩さまの石像があります。
はっぱり、気になるところには、行ってみないといけない。
ただ、別の意味で気になるところがありました。
光蔵寺のホームページを見させてもらいましたら、その最後に「朝倉村誌」の記載に対して
異論ご不満が述べられていました。
「朝倉村誌」は、個人的にお気に入りの本で、図書館でいつも読ませてもらっています。
筆者の独特な見解があり、それがおもしろいのですが、裏返すと、こういうことにもなる、という
ことでしょう。むつかしいですね。
それでも、新発見に◯。 とってもかわいらしい千手観音菩薩さまに◯。