久しぶりにマンガを買いました☆山田南平さんの『紅茶王子の姫君』です。
この本は、『紅茶王子』(全25巻)の番外編を3つと読切1つを収録。「紅茶王子」というのは、お茶会同好会の奈子・そめこ・美佳と紅茶の精であるアッサム・アールグレイのお話。ストーリーの中やコミックのおまけページで、紅茶の淹れ方も紹介しているところが気に入っています。
「夢の中の紅茶王子」は、紅茶王子のルフナと彼を呼び出した主人・絵里の話。結婚後のアッサムと奈子も登場します。「紅茶王子の姫君」は、表題作になった作品。アッサムと奈子、5歳になる娘・杏梨が登場し、本当の意味での「紅茶王子」最終回となっています。ルフナと絵里も出ています☆
「セロ弾きの紅茶王子」は他の2つと違って、読切のような形で独立した作品。タイトルからもわかるとおり、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」をモチーフにしています。登場人物は、大学の学オケでチェロを弾いている純一と隣に住む栞、純一の従兄弟である和音。そこへ、純一と栞が呼び出したキャンディという紅茶王女も加わります。奈子の亡くなったお父さんも出ていて、「紅茶王子」以前のお話になっています。個人的にはこの話がオススメです。
唯一の読切は、「キャベツ畑のキラキラ星」。これは、ヴァイオリンを弾く冬とエレキ・ヴァイオリンを弾く貴美の話。子どもの頃、初めての発表会で緊張していた冬を、ある男の子が舞台から見た観客席を<夜のキャベツ畑>に例えて励ましたところから、タイトルが付いています。その男の子の白いシャツとリボンがモンシロ蝶に見えたというところも、詩的で好きです。
本当は違うマンガを買うつもりだったのですが、その話はまた後日~。
この本は、『紅茶王子』(全25巻)の番外編を3つと読切1つを収録。「紅茶王子」というのは、お茶会同好会の奈子・そめこ・美佳と紅茶の精であるアッサム・アールグレイのお話。ストーリーの中やコミックのおまけページで、紅茶の淹れ方も紹介しているところが気に入っています。
「夢の中の紅茶王子」は、紅茶王子のルフナと彼を呼び出した主人・絵里の話。結婚後のアッサムと奈子も登場します。「紅茶王子の姫君」は、表題作になった作品。アッサムと奈子、5歳になる娘・杏梨が登場し、本当の意味での「紅茶王子」最終回となっています。ルフナと絵里も出ています☆
「セロ弾きの紅茶王子」は他の2つと違って、読切のような形で独立した作品。タイトルからもわかるとおり、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」をモチーフにしています。登場人物は、大学の学オケでチェロを弾いている純一と隣に住む栞、純一の従兄弟である和音。そこへ、純一と栞が呼び出したキャンディという紅茶王女も加わります。奈子の亡くなったお父さんも出ていて、「紅茶王子」以前のお話になっています。個人的にはこの話がオススメです。
唯一の読切は、「キャベツ畑のキラキラ星」。これは、ヴァイオリンを弾く冬とエレキ・ヴァイオリンを弾く貴美の話。子どもの頃、初めての発表会で緊張していた冬を、ある男の子が舞台から見た観客席を<夜のキャベツ畑>に例えて励ましたところから、タイトルが付いています。その男の子の白いシャツとリボンがモンシロ蝶に見えたというところも、詩的で好きです。
本当は違うマンガを買うつもりだったのですが、その話はまた後日~。