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本と雑貨と手作りのブログ。

「紅茶王子の姫君」

2006-07-20 | 漫画
久しぶりにマンガを買いました☆山田南平さんの『紅茶王子の姫君』です。

紅茶王子の姫君
山田 南平白泉社 (2006.7)通常24時間以内に発送します。

この本は、『紅茶王子』(全25巻)の番外編を3つと読切1つを収録。「紅茶王子」というのは、お茶会同好会の奈子・そめこ・美佳と紅茶の精であるアッサム・アールグレイのお話。ストーリーの中やコミックのおまけページで、紅茶の淹れ方も紹介しているところが気に入っています。

「夢の中の紅茶王子」は、紅茶王子のルフナと彼を呼び出した主人・絵里の話。結婚後のアッサムと奈子も登場します。「紅茶王子の姫君」は、表題作になった作品。アッサムと奈子、5歳になる娘・杏梨が登場し、本当の意味での「紅茶王子」最終回となっています。ルフナと絵里も出ています☆

「セロ弾きの紅茶王子」は他の2つと違って、読切のような形で独立した作品。タイトルからもわかるとおり、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」をモチーフにしています。登場人物は、大学の学オケでチェロを弾いている純一と隣に住む栞、純一の従兄弟である和音。そこへ、純一と栞が呼び出したキャンディという紅茶王女も加わります。奈子の亡くなったお父さんも出ていて、「紅茶王子」以前のお話になっています。個人的にはこの話がオススメです。

唯一の読切は、「キャベツ畑のキラキラ星」。これは、ヴァイオリンを弾く冬とエレキ・ヴァイオリンを弾く貴美の話。子どもの頃、初めての発表会で緊張していた冬を、ある男の子が舞台から見た観客席を<夜のキャベツ畑>に例えて励ましたところから、タイトルが付いています。その男の子の白いシャツとリボンがモンシロ蝶に見えたというところも、詩的で好きです。

本当は違うマンガを買うつもりだったのですが、その話はまた後日~。

工藤ノリコのマンガ☆

2006-02-21 | 漫画
久々にマンガを買いました!工藤ノリコさんの「ワンワンちゃん」シリーズ第3弾です。

工藤 ノリコ / 白泉社(2006/01/27)
Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:


あらゆる仕事に全力で取り組むワンワンちゃんが主人公の就職4コママンガ。今回もいろんな職業にチャレンジしています~。

このワンワンちゃんの前には、いつも迷惑なお客が登場します。集団でワンワンちゃんを困らせるノラネコ軍団やクレームばっかり言うおっさん、パソコンも使えるインテリ赤ちゃん&保護者やどこでも手品を披露するマジシャン、などなど。むかつくけど、どこか憎めないキャラクターたちで、おもしろいです。

私が一番好きなキャラクターは、ワンワンちゃんと暮らすしゃべるロボット・マーミーちゃん!ロボットと言っても、ファービーのようなぬいぐるみっぽいロボットで、とっても可愛らしい☆今回はあまり出てこなくて、残念でした。一番オススメなのは、マーミーちゃんが表紙の『がんばれワンワンちゃん』2巻かな。名作童話(「ヘンゼルとグレーテル」や「シンデレラ」など)のパロディがいろいろ入っていて、すごく良かったです。

ちなみに、一本のマンガにアドバイスが一言載っているのですが、あまりマンガとアドバイスがかみ合ってないようなものも・・・。なくても別にいいんじゃないかな~と、ちょっと思いました。

工藤ノリコのオフィシャルサイト:ブーフ(buch)

「ARIA」

2005-11-12 | 漫画
天野 こずえ / マッグガーデン(2002/10)
Amazonランキング:9,860位Amazonおすすめ度:


この『ARIA』は『AQUA』というマンガの続編。『AQUA』は昔、友達に借りて読んだのですが、とても心に残った作品です!今、『ARIA』がアニメ化されていると知って、1巻を購入してみることにしました~。
この話は未来の火星が舞台で、火星は地球のような水の惑星に改造された設定になっています。舞台の中心は、イタリアのヴェネツィアをベースとした港街、ネオ・ヴェネツィア。そこで一人前のウンディーネ(水先案内人)を目指す灯里が主人公です。

天野さんが描く風景が美しくて、とても気に入っています!灯里ちゃんのゴンドラに乗って、街を案内されてみたいな~。1巻はちょうど秋の風景が描かれていて、オススメ☆京都の稲荷大社をモデルとした話が良かったです。大きな出来事は起こらないですが、ゆったりとした時間を感じられるマンガ。癒しという言葉がぴったりですっ。『AQUA』を読んでなくても、楽しめると思います。


「1リットルの涙」

2005-11-03 | 漫画
木藤 亜也 / 幻冬舎(2005/09/24)
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ベストセラー「1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記」がコミック化されました。今、ドラマもやってますね。絵は私の好きな紺野キタさんが描いています(今回、KITAというPNに変えてます)!紺野さんの本はあまり書店で見かけないのですが、この本は原作が有名なので置いてありました~。彼女の絵はすごく上手いとは言えないけど、素朴で優しい感じの絵ですっ。

原作の内容は、15歳で脊髄小脳変性症という難病にかかり25歳で亡くなられた木藤亜也さんの日記をまとめたもの。コミックスでは、発症から養護学校へ転校するまでの部分を描いているそうです。原作もコミックスも興味はありますが、買おうか迷います~。いろいろと考えさせられそうな作品ですね。

余談ですが、紺野さんの作品はファンタジーっぽいものが好きです。この人は、長野まゆみさんや小川未明の童話の影響を受けているなと思います。

マンガ家・紺野キタさんのサイト→Sally Gardens

「花より男子」

2005-10-23 | 漫画
TBSドラマ「花より男子」の放送(毎週金曜日)が始まりました~☆いくつか見た今秋ドラマの中で、一番面白かったです!原作は神尾葉子さんのマンガ。以前、アニメにもなりましたね。読んでみたいな~と思いますが、全部で36巻もある・・・。今年、ちょっと高めの完全版も刊行されました(25巻?まで出るようです)↓

神尾 葉子 / 集英社(2005/05/25)
Amazonランキング:3,898位Amazonおすすめ度:


貧乏ながらも超金持ち名門高校に通う、牧野つくしが主人公。この学校はF4という御曹司4人組が牛耳っており、ちょっとでも歯向かうと集団イジメが始まります。大人しく過ごしてきたつくしもついにブチ切れて、F4の道明寺司にケリを入れてしまう・・・。

つくしの正義感の強いところが好き。ドラマでは井上真央が演じていて、可愛かったです。ちょっと幼い感じもしますが、気の強そうな所が似てると思います。以前出てた昼ドラ「キッズ・ウォー」のときのように、暴れてくれます(笑)F4のリーダー・道明寺司は松本潤、クールな花沢類は小栗旬が演じています。つくしが惹かれていく花沢類が気になりますっ。次回もすごく楽しみ!!

TBSドラマ「花より男子」

「Paradise Kiss」

2005-10-05 | 漫画
矢沢あいさんの漫画『Paradise Kiss』がアニメ化され、今月の13日から放送されます(私が住む大阪では17日からだそうです)。

矢沢 あい / 祥伝社(2000/04)
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「パラキス」は同じ作者の『ご近所物語』と少しつながっているストーリー。「ご近所」の主人公・実果子の妹、実和子が大きくなって登場しています。実和子も実果子と同じように服作りに熱中しています。

主人公は紫という女子高生。夢もなく退屈な日々を送っていたところ、Paradise Kissというインディーズブランドのメンバーから、ドレスのモデルになって欲しいと頼まれます。紫は夢を持つ彼らにだんだんと惹かれていき・・・。

美しいドレスなどが描かれていて、とてもおしゃれなマンガ☆まだ全巻読んでないので、続きが気になってます。早く読まねばっ。

アニメの情報は↓から。嵐の顔が何か違います・・・。
Paradise Kiss

今更ですが、現在連載中の『NANA』も面白いですね~。最近、実写の映画にもなりましたね。『NANA』のゲーム(PS2)なども出ているのですが、この間、買ってしまいました。何か手軽にできるゲームがほしくて。近々、感想などをアップしたいと思います。

Comic Baton!

2005-07-27 | 漫画
トシエさん(livedoorのblog「今日の思いつき」)からコミックバトンをもらって参りました~。さっそく答えていきます♪

 Q1:コミックの所持数は?
あちこちにしまってあるので、わからないです・・・。あまり捨てたり売ったりしないので、たくさんあります。白泉社系のコミックが多いです。

 Q2:今読んでいるコミックは?
コミックではないですが、白泉社の雑誌「花とゆめ」は毎回読んでます。最近は松月洸さんの「幸福喫茶3丁目」と福山リョウコ「悩殺ジャンキー」などが面白いです。
「幸福喫茶~」はカフェで働く、潤・進藤さん・一郎くんのキャラが良い☆「悩殺~」は新米モデルのドタバタ・コメディで、笑えます。福山さんが描く服などは、センスがあって可愛いです。

 Q3:最後に買ったコミックは?
最近、買ってないので忘れました・・・。欲しいコミックはたくさんあるのですが。

 Q4:よく読む、または思い入れのあるコミック
・羅川真里茂 『赤ちゃんと僕』(白泉社)
「花とゆめ」を読むきっかけになった作品。母親を亡くした少年と赤ちゃんが主人公。可愛い子どもたちがたくさん出てきます。脇役も個性的な人ばかりで、面白い!

・日高万里 「秋吉家」シリーズ(白泉社)
「秋吉家」シリーズは、秋吉家の兄弟6人のお話。一人一人主役の話があります。長女の万葉が主役の『世界で一番大嫌い』が一番お気に入り。日高さんの美しい絵に惹かれて、ファンになりましたっ。

・高尾滋 『人形芝居』(白泉社)
双子の人形師が主人公。二人はいろんな依頼を受けて、感情を持つ子供型機械人形を作り出すのが仕事。とても深い内容で、心に残ります。同じ作者の『スロップマンションにお帰り』もオススメ。

・紺野キタ 『ひみつの階段』(ポプラ社)
女学校の寄宿舎が舞台のお話。この寄宿舎では不思議な出来事がたくさん起こります。紺野さんのマンガはどれも不思議な空気が漂っています。また、紺野さんが描く少女は純真で儚く、とても魅力的です。

・矢沢あい 『天使なんかじゃない』(講談社)
連載当時から大好きなマンガ。今やっている『NANA』の絵やストーリーも良いですが、『天ない』のさわやかな雰囲気がとても好きです。あんな学園生活にすごく憧れました。

 Q5:バトンを渡す5人
自分からもらってきたバトンなので、指名はしません~。もしやりたい方がいらっしゃったら、ご自由にこのバトンを持っていって下さいませ。

「ティンク☆ティンク」

2005-07-20 | 漫画
松本 花 / 新書館(2005/07)
Amazonランキング:15,664位Amazonおすすめ度:


私の好きな漫画家、松本花さんの新刊『ティンク☆ティンク③』が今月、発売されるそうです。松本花さんは主に新書館という出版社で活躍している作家。この『ティンク☆ティンク』というマンガは、雑誌「Wings」で連載されています~。南国のお話で、双子の少年の神様が主人公。可愛い巫女や精霊なども登場します。ほのぼのとした神様の日常が描かれているマンガです。

松本さんの絵は、絵の線がとても美しくて大好き!私が最初に読んだのは、松本さんのデビュー作『ムーン』。友達に借りて読んだのですが、とても気にって自分でも購入しました。『ムーン』は「月」をテーマとした短編集で、琥珀と睡蓮という少年が主人公。長野まゆみさんの小説に出てくる少年、水蓮と銅貨を彷彿とさせます。長野作品が好きな方はぜひ。

この作品は、月からやってきた子ども<兎々>、竹から産まれた少女<輝夜>が登場するなど、不思議な世界が描かれています。キャラクターの絵はもちろん可愛いし、マンガに描かれた服や小物もセンスが良いっ。オススメの作品です!!『森の魔女たち』(全2巻)というマンガも、3人の魔女が活躍する可愛らしいお話でGood☆

松本花さんのファンサイトはこちら。表紙の画像なども見れます。
-花の道しるべ-