岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

英語が話せる医師は?英語に対応できる医療機関は?

2005年12月05日 | Weblog
ひょんなことからフィリピン人の妊友ができたということは以前お伝えしたとおり.とある事情から今週は4日ほど通訳ボランティアとして診察の際のサポートをすることになった.

この経験を通して思ったことは,英語の話せる日本人の医師が少ないということ.(もちろん病院によっては英語が話せるスタッフが常駐しているところもあると思うが)私が住んでいる下町には,日本語を話せない人をサポートする制度や人材は不足しているのか,そこまで考慮していないのかわからないが,とにかく診療の際日本語が話せないと非常に困る状況にある.

今後フィリピン人のケアワーカーの人が日本にたくさんやってくるようだが,フィリピン人に限らず外国の人のパワーに支援してもらうなら,それなりの受け皿をつくらないと本当にひどい状態になるように思う.

NPOやNGOが草の根レベルで通訳ボランティアを派遣している地域もあるようだが,そういった支援がもっと増えると良いですな.私もほんと草の根ですが,BABYが産まれるまでは通訳ボランティアできるかぎりでやりたいと思う.

通訳ボランティアなんていっているけど,はっきりいって私の英語力だってたいした事ない.海外に留学なんてしたこともなく,大杉先生時代のNHKラジオ英会話を1年聞いていたくらい♪ あとはバックパックで年数回旅行した程度で鍛えた.ブロークンだけど何とか通じる程度の英語だ.それでも専門用語を柔らかい言葉に置き換えることができれば意思疎通は取れる.この程度のレベルの人なら世の中わりといると思うし,協力してもらえるとよいなと思う.

たとえば,英会話スクールとNPOやNGOが連携して,英語通訳ボランティアの登録制度なんてはじめるとよいのじゃないかしら?どうでしょうか?だめ?(^ ^;)

私は教育ママになるのかな?

2005年12月04日 | Weblog
高校時代の友人2名とランチをした.1人は4,5歳児のママ,もう1人は5歳児のママ.二人とも見た目は全然変わっていなくてかわいらしくてきれいなママだったけど,子どもの教育に関して力を入れているというところは,私の知らなかった彼女たちの新しい一面だなと思った.

おこちゃまたちは,塾に英語に水泳にピアノに…と3,4つくらいの習い事をしていた.1人は私学の小学校に通わせるかもということで小学校を受験する塾に生かせようかどうかと考え中だった.非常に驚いた~!

話を聞いていると周りの幼稚園のおこちゃまたちもほとんどの子達が習い事は3,4こしているそうな….送り迎えだけでも重労働.私にはちょっと…できないかも(^ ^;)なんて思っちゃった.だけど,産まれたら産まれたで考え変わるのかしらね.

ランチの後,友人の家にもお邪魔しておこちゃまたちにあってきたがここでもびっくりしたことがあった.それは5歳の男の子の情報活用能力!彼は,自分でPCを立ち上げ,検索エンジンを使ってゲームを探し出し,ダウンロードし,遊んでいた.誰が教えたわけでもなく自分でするそうだ.驚いた!5才だよ.

この間は「BARBAPAPA(バーバパパ)」をテレビで見て,英語でスペルを検索エンジンに入力して,バーバパパのゲームをダウンロードして遊んでいたらしい.おそるべし5歳!

友人の家には居間にパソコンがあって子どもたちが自由に使える環境にあるのだけれど,そういう家庭環境って子どもの生活にめちゃくちゃ影響するのだなと思った.若い世代の家庭にはパソコンはかなり普及しているから,こどもは小さい頃から電話とかテレビとかテレビゲームと同じ感覚でパソコンを使いこなすようになるだな.きっと.私も夫も毎日パソコンをいじっているから,子どももパソコン使ってこちょこちょ遊んだり,悪さしたりするんだろうな~と思う今日この頃.

出産に向けての準備PART2

2005年12月04日 | Weblog
土日は出産に向けての準備をこなす.こなすなんて言い方良くないかな.準備を楽しむ!

1)お墓参り.年末はもういけそうにないので,ご先祖様にご挨拶.

2)初着購入.個人的にはレンタルでいいやんっ.と思うのであるが,親の要望で実家の両親に購入してもらうことに.黒字に兜の絵が描かれた素敵な初着があったので,即決め!家紋をいれてもらうコトを依頼し,あとは到着を待つばかり.

3)オムツ購入.ずっと気になっていたオムツを購入.布の方がいいのでは?という親の希望を振り払って紙おむつを購入する.ちなみに,紙おむつは1枚15円ほどかかる.新生児は一日30回くらい大小交えてするらしい.おむつ代ばかにならぬ.夫は「オレしっかり働くわ」といって笑っていた.

4)論文書き書き.年末までにどうしても完成させたい.最近,これを完成させないとBABYは産まれてきてくれないかも!?なんて思い出してきた.ママ

5)妊娠中の写真を撮影.これ妊友から是非にといわれてやってみた.夫に撮影を依頼したが彼は「これみて,ショック受けるなよ~」とひとこと.写真を見て非常にショック.ローポジションから撮影された私は横綱だった.即消去.寝ながら撮影してくれた怠惰な夫を起こして,ミドルで撮影開始.これはなかなかのでき!? 年賀状に載せることにする.

6)年賀状の準備.あて先を全て印刷.あとはBABYの写真と私の妊娠PHOTOを印刷するのみ.

7)大掃除の前倒し.普段掃除しないようなところを拭き掃除.(拭き掃除は妊婦にはとてもよいと病院ですすめられているから)あとは窓やベランダ等を拭けば完了.

だいぶこなしたぞ.だからお願い.でてきてBABY~

いつ産まれるねん?

2005年12月03日 | Weblog
先週産婦人科では「そろそろ産まれる準備ができている」といわれていた私.今日の検診では「もう産まれそうですね」なんていわれるかと期待していた.が,「まだ出てきそうにないね.もう生まれてもいい頃なのにね」と先生.「たくさんお散歩するしかないですね」とのこと.

がーん

助産婦さんに叱られてから毎日1時間,少なくとも30分は歩き続けてきた私.まだ歩かないといけないのかー.つらい.

もうそろそろ産みたいよ~はやくでてきてBABY~

それにね,予定日まで2週間ほどなので自宅待機が多くなってきた私.いままで研究室か非常勤で別の大学へ行くかのほぼ毎日外出生活を送ってきたので,自宅にいるのが非常に億劫.外にでたくて仕方がない.しゃべる相手もいないし,ストレス溜まります~.

かといって,研究室にいく往復2時間の運転はちょっぴり不安だし,研究室にいけばいったで「まだ来てていいのですか?」視線も気になったり….でも,家にいるのが苦痛だし,研究室いっちゃおうかな.まだ産まれそうにないらしいし.うふ

女性研究者が子どもを産むタイミング

2005年12月02日 | Weblog
女性研究者が子どもを産むタイミングは非常に難しいなとつくづく思う.研究者に限らないのかもしれないが,初等中等の教員であれば,産休として代わりの先生が来てくれる.もちろん,授業や学期の途中で教員を交代しなければいけない,というつらさはあると思うが,代わりの教員は学校側が斡旋してくれ,産休を比較的とりやすい環境にあるのではないかとおもう.企業も同様.福利厚生がしっかりしていればきちんとお休みをもらえ,お休みに入る前もわりとのんびりしていられる.(これも会社によるけれど)

一方大学ではどうか.制度はしっかりとしているのかもしれないが,授業の途中で別の教員を探すこと,ゼミの代わりの先生をお願いすること,研究を途中で抜けてしまうこと,学会発表との兼ね合いなどなど…結構問題があるのではないかと思う.ただ,大学は春休み夏休みが長いという利点がある.もうこの時期に生むしかないと私は個人的に思う.私の場合は冬休みにかぶることになり,1ヶ月ほど別の先生にお願いすることになったが,たとえば2月の下旬に出産予定だとすると,1月末までぎりぎり働けて,1ヶ月産休をとり,2月末に産み,4月から復帰できる.(ただし,2ヶ月以降しか預かってくれない保育園が多いので注意)

うーんすばらしい!?

めちゃくちゃハードな予定だけれど,タイミング的にはこれが一番いい気がするな.2,3月は学会のシーズンでもないし比較的時間がとれる時期.どうでしょうか.このプラン.(^ ^;)