岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

女性研究者が子どもを産むタイミング

2005年12月02日 | Weblog
女性研究者が子どもを産むタイミングは非常に難しいなとつくづく思う.研究者に限らないのかもしれないが,初等中等の教員であれば,産休として代わりの先生が来てくれる.もちろん,授業や学期の途中で教員を交代しなければいけない,というつらさはあると思うが,代わりの教員は学校側が斡旋してくれ,産休を比較的とりやすい環境にあるのではないかとおもう.企業も同様.福利厚生がしっかりしていればきちんとお休みをもらえ,お休みに入る前もわりとのんびりしていられる.(これも会社によるけれど)

一方大学ではどうか.制度はしっかりとしているのかもしれないが,授業の途中で別の教員を探すこと,ゼミの代わりの先生をお願いすること,研究を途中で抜けてしまうこと,学会発表との兼ね合いなどなど…結構問題があるのではないかと思う.ただ,大学は春休み夏休みが長いという利点がある.もうこの時期に生むしかないと私は個人的に思う.私の場合は冬休みにかぶることになり,1ヶ月ほど別の先生にお願いすることになったが,たとえば2月の下旬に出産予定だとすると,1月末までぎりぎり働けて,1ヶ月産休をとり,2月末に産み,4月から復帰できる.(ただし,2ヶ月以降しか預かってくれない保育園が多いので注意)

うーんすばらしい!?

めちゃくちゃハードな予定だけれど,タイミング的にはこれが一番いい気がするな.2,3月は学会のシーズンでもないし比較的時間がとれる時期.どうでしょうか.このプラン.(^ ^;)